心臓音を豊島に遺して、いざ小豆島へ。──「心臓音のアーカイブ」(小豆島への旅・その3)


瀬戸内海の「豊島美術館」で不可思議なアートを体験した後は、電動チャリで坂道を下って
岬の先の方にある「心臓音のアーカイブ」という美術館をめざす。




※「豊島美術館」の紹介記事は




電動アシスト自転車で唐櫃港から10分程度という感じだろうか。。。


目の前はとても静かな浜辺。
心臓音を豊島に遺して、いざ小豆島へ。──「心臓音のアーカイブ」(小豆島への旅・その3)_d0352022_17415378.jpeg
そこにヒッソリと佇む「心臓音のアーカイブ」は、
フランス人のクリスチャン・ボルタンスキーが集めた世界中の人々の心臓音を恒久的に保存し、
その心臓音を聴くことができる小さな美術館だ。
心臓音を豊島に遺して、いざ小豆島へ。──「心臓音のアーカイブ」(小豆島への旅・その3)_d0352022_17421214.jpeg
心臓音を豊島に遺して、いざ小豆島へ。──「心臓音のアーカイブ」(小豆島への旅・その3)_d0352022_17420034.jpeg
「生と死」を多彩な方法で表現してきたクリスチャン・ボルタンスキーは人々が生きた証として、
心臓音を収集するプロジェクトを2008年から展開。
自らの心臓音を採録し、遺すこともできる(1,570円)。
心臓音を豊島に遺して、いざ小豆島へ。──「心臓音のアーカイブ」(小豆島への旅・その3)_d0352022_17420644.jpeg
内部は、誰かの心臓音に合わせて電球がチカチカするインスタレーションを展開する
「ハートルーム」など、3つの部屋から構成されている。


※写真は借り物です。
心臓音を豊島に遺して、いざ小豆島へ。──「心臓音のアーカイブ」(小豆島への旅・その3)_d0352022_18310773.jpg
ちょっとサイケというか、真っ暗な中でドラムのように力強く脈打つ心臓の鼓動は
人それぞれに異なっていてなかなか面白い。
さながら会員制の妖しいクラブ(大変に失礼!)に紛れ込んだような非日常的な雰囲気。。。
そのまま異次元に引き込まれるような怖さもあって、すぐに退出(笑)。


有名人がいるのかは知らないが、名前などで検索すると、登録がある場合は
その人の心臓音=「生きた証し」を聞くことができる。



はるばると訪れたこともあり、面白さも手伝って、自らの心臓音を登録して帰ることにした。
リテイクも可能で、10分ほどでCDに焼いてくれる。


CDパッケージは帯封付きの箱入り。
心臓音を豊島に遺して、いざ小豆島へ。──「心臓音のアーカイブ」(小豆島への旅・その3)_d0352022_17423545.jpeg
中には、この美術館のコンセプトやボルタンスキー氏の想いが綴られたリーフレットが!
外国からの登録者も多数いるようだ。
心臓音を豊島に遺して、いざ小豆島へ。──「心臓音のアーカイブ」(小豆島への旅・その3)_d0352022_17424214.jpeg
ボルタンスキー氏の言葉(の一部)。最後の1行がとても深い。
心臓音を豊島に遺して、いざ小豆島へ。──「心臓音のアーカイブ」(小豆島への旅・その3)_d0352022_17424757.jpeg
私の登録ナンバーは4万代だった。。。
心臓音を豊島に遺して、いざ小豆島へ。──「心臓音のアーカイブ」(小豆島への旅・その3)_d0352022_17425063.jpeg
「豊島」の美しい風景と共に。。。
この島の中に自分の心臓音が残っているかと思うと、なかなか感慨深い。
私の心臓は生まれつき軸が曲がっているそう(右軸偏位:若いうちは大丈夫と言われて以来、
特に何も症状もなく今まで生きてきた)だが、心臓音にも何かの偏りがあるのだろうか(謎)。

心臓音を豊島に遺して、いざ小豆島へ。──「心臓音のアーカイブ」(小豆島への旅・その3)_d0352022_17425450.jpeg
美しい浜辺に後ろ髪をひかれるように、自転車で唐櫃港に戻る。
心臓音を豊島に遺して、いざ小豆島へ。──「心臓音のアーカイブ」(小豆島への旅・その3)_d0352022_12171687.jpeg
途中にいた猫ちゃん。
ご近所の人にご飯をもらっているよう。。。
心臓音を豊島に遺して、いざ小豆島へ。──「心臓音のアーカイブ」(小豆島への旅・その3)_d0352022_12172029.jpeg
大きな病院のない豊島でもコロナが出ているという。
症状が重い人は船で高松か岡山の病院に行くしかないのだそう。。。
なんとも気の毒な話だ。


レンタサイクル屋のおじさんは、東京からならフェリーで徳島までアクセスすると、
空いているし、そんなに高くなくてオススメだよ!と話していた。
まぁ、日数的に余裕があれば・・・の話だろうが。


小豆島・土庄港行きのフェリーは、12:10に唐櫃港を出港する。
心臓音を豊島に遺して、いざ小豆島へ。──「心臓音のアーカイブ」(小豆島への旅・その3)_d0352022_17421554.jpeg
客がいない!と思ったら、ワラワラと車や乗客が集まってきた。
土庄港までの料金は490円。20分もかからないで到着する。


小豆島が近づいてきた!
心臓音を豊島に遺して、いざ小豆島へ。──「心臓音のアーカイブ」(小豆島への旅・その3)_d0352022_17422089.jpeg
ついに小豆島上陸!!
乗ってきた船。
心臓音を豊島に遺して、いざ小豆島へ。──「心臓音のアーカイブ」(小豆島への旅・その3)_d0352022_17422488.jpeg
土庄港ターミナル。
大きくて立派。
翌日の高松行きのフェリーのキップ売り場(引っ越ししていた)がわからなくて
走る、走る(汗)。

心臓音を豊島に遺して、いざ小豆島へ。──「心臓音のアーカイブ」(小豆島への旅・その3)_d0352022_17422716.jpeg
さて、まずは腹ごしらえだ。何を食べよう。。。
心臓音を豊島に遺して、いざ小豆島へ。──「心臓音のアーカイブ」(小豆島への旅・その3)_d0352022_17423112.jpeg

続く。。。





●心臓音のアーカイブ
香川県小豆郡土庄町豊島唐櫃2801-1
Tel : 0879-68-3555(豊島美術館)
https://benesse-artsite.jp/art/boltanski.html
開館時間:
3月1日 〜 10月31日
10:00 〜 17:00(最終入館16:30)
11月1日 〜 2月末日
10:00 〜 16:00(最終入館15:30)
休館日:火曜日(3月1日〜11月30日)
火曜日から木曜日(12月1日〜2月末日)
※ただし祝日の場合は開館、翌日休館
※ただし月曜日が祝日の場合は、火曜日開館、翌水曜日休館
鑑賞料 520円
※15歳以下無料
登録料 1,570円
※「レコーディングルーム」で心臓音を採録する料金です。
採録した心臓音は、CDブックレットにおさめてお持ち帰りいただけます。




Commented by slow33jp at 2022-03-23 21:02
面白いことを考えるものですね。
島は何か発信していかないと
観光客は来ないですからね。

私は女木島に行きました。
Commented by forestkoro1015 at 2022-03-24 10:24
カフカフカさま

コメント有難うございます。
直島つながりのベネッセの仕掛けです。
なかなかユニークなアートではあるのですが
島に暮らす人々と温度差がありすぎ?
のような気がしちゃいました。
島自体は産廃の島から脱却できたし、観光客も増えて多少は潤っているのでしょうが
観光客が来なかったらコロナも入りにくい場所である訳だし。。。

女木島、桃太郎伝説で有名な猫ちゃんがたくさんいるところですよね。
瀬戸内は色々な島があって面白いですね!


名前
URL
削除用パスワード

※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。

by forestkoro1015 | 2022-03-23 18:34 | 香川関連 | Trackback | Comments(2)

美味しかったもの、楽しかったこと、旅の思い出などを徒然にご紹介します。


by forestkoro1015