米子のお酒で宴会。──「個室処 稲田屋はなれ 八重洲店」

11月の肌寒い雨の日に出かけたは八重洲。

鳥取・米子の造り酒屋「稲田本店」がプロデュースする「個室処 稲田屋はなれ 八重洲店」さんだ。

地元・米子にも酒処の居酒屋はあるが、都内にも10店舗ほど居酒屋を展開されているらしい。

「どこかで聞いたなぁ。。。」と思っていたら、最近、地元・多摩エリアにも蕎麦店をオープンされたようだ。

この日は「はなれ　八重洲店」ということで、全室、個室仕様（62席）のお洒落チックなお店だ。

地下にある壁で仕切られたお店は界隈のリーマンの方々御用達のお店らしく

まぁ賑やかなこと。。。当時はコロナも落ち着きはじめた頃で、周囲のお店も大盛況だった。

お部屋に案内されると、すでに前菜がセッティングされていた。

当夜は「華鈴〜はなれ」（6,000円・税込）というコース内容だった模様。

○前菜　季節の前菜盛り合わせ

芯取菜お浸し　紅ズワイ蟹　合鴨ぬた　赤海老唐揚げ　金柑柚子餅　雪輪蓮根　穴子棒寿司　柿チーズ

○とりビー

○御椀　大山豚田舎汁　粉山椒

○造里　厳選お造り三種盛り合わせ

○蔵元の『純米酒』３種 利き酒セット（920円）

・純米大吟醸

・純米吟醸

・純米酒を

○温物　目抜から揚げ　湯葉餡かけ　焼き葱　椎茸　九条葱　振り柚子

○お燗酒

○主菜　イベリコ豚　西京焼き　　まこも茸　アスパラガス　舞茸　ラディッシュ　柚子菓子

○酢物　白子ポン酢

○食事　せいろ蕎麦

○甘味　季節の甘味

うーむ。。。美味しくないことはないのだけれど、ちょっと作り込みすぎという印象も否めなくもない。鳥取・米子のお酒という割にはかなり強気の価格設定も気になる。決して美味しくないことはないのだから、お料理ももっと素朴な感じで勝負した方が良いような気も。。。別にイベリコ豚とか使う必要は全くないと思う。お造りにしても、前菜にしても、もっと郷土愛が欲しいと思ってしまったのは決して私だけではないだろう。

〆にお蕎麦をもってきたのは評価に値するかな。。。

一昨年、米子に旅行した時、悪天候のため飛行機が飛ばなくなって難儀したが、当夜のタクシーの運転手さんの言葉が心に残っている。「米子には美味しいお店が少なくなって、皆、タクシーで相乗りして松江方面に飲みに行くんですよ！！松江には安くて美味しいお店がたくさんあるから・・・」。。。なんだかなーと思いながらも、米子の街は数年前に訪れた時と比べて、閑散としている感じは否めなかった。
此方のお店にももっと頑張って、鳥取・米子の良さをアピールしてもらいたいと思う。


○雨が上がった帰りの八重洲周辺。。。
ごちそうさまでした☆

●個室処 稲田屋はなれ 八重洲店

東京都中央区八重洲1-4-16 東京建物八重洲ビル B1

03-6265-1708

地下鉄日本橋駅 B3出口 徒歩3分

ＪＲ東京駅 八重洲北口 徒歩5分

■1月21日(金)～

11:30～14:30（LO14:00）

17:00～21:00（LO20:00）　

※酒類の提供は20時まで

土曜(※臨時休業)・日曜・祝日休

62席（宴会最大人数：22人(着席時)、貸切可能人数：50～60名）

https://inataya.co.jp/restaurant/yaesu/

2011年11月24日オープン