イスラエル博物館所蔵 「印象派 光の系譜』展@三菱一号館美術館


22日から東京都美術館で開催予定だった「フェルメール展」は、オミクロン株の猛威によって
開催延期となってしまったようだが、お正月休みは、
三菱一号館美術館で開催されているイスラエル博物館所蔵「印象派 光の系譜」展へ。
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イスラエルという国にはたぶん訪れる機会もないだろうし、行ってみたいと以前から狙っていたのに
予約のチケットがゲットできたのは、4日の夕方の分だった(汗)。
(16日までの開催なのでこれからも混みそう。チケットがない場合も並べば入館可能らしい。)
当日も並んでいる人が多数。。。
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時間になるまで中庭で待機。
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今回の展覧会の見所は、「日本初出展」となるイスラエル博物館が所蔵する印象派の作品があれこれと
観られることだろう。モネ、ゴッホ、ゴーガン、ルノワール、セザンヌなどの有名画家に加え、
印象派の誕生と発展などを、ポスト印象派などの作品を交えつつ辿ることができる。


しかも日本の展覧会にしては珍しく、一部撮影OK!という作品も。。。


○フィンセント・ファン・ゴッホ 「麦畑とボビー」(1888年)
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○カミーユ・ピサロ 「朝、陽光の効果、エラニー」(1899年)
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○シャルル=フランソワ・ドーピニー 「花咲くリンゴの木」(1860−1862年)
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○ポール・セザンヌ 「陽光を浴びたエスタックの朝の眺め」(1882−1883年)
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○レッサー・ユリィ 「夜のポツダム広場」(1920年代半ば)

此方は撮影不可なのでポストカードでご紹介。
雨が降って霧に煙るような美しい街並みに思わず引き込まれるような印象的な作品。
ユダヤ系の画家としてドイツ、イスラエルでは有名な人なのだそう。
この作品はナチス・ドイツによって没収されたものの、戦後に発見されたという数奇な運命があるらしい。
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○クロード・モネ 「睡蓮の池」(1907年)
展覧会ポスターやチラシに用いられているのが此方の作品。
なんと此方も今回初来日とのこと。。。
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そういえば、国内の美術館が所蔵するモネの「睡蓮」を3作品、展示した部屋があって見応えがあった。
「東京富士美術館」(東京・八王子市)と「DIC川村記念美術館所蔵(千葉・佐倉市)の「睡蓮」は
観たことがあるが、「和泉市久保惣記念美術館」所蔵の(大阪・和泉市)の「睡蓮」は初めて。



今回、初来日となった「睡蓮の池」と合わせて、見比べてみるのもまた楽しいかもしれない。




1月16日まで開催。。。




“イスラエル博物館所蔵 「印象派 光の系譜』展” 開催に関する概要は




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by forestkoro1015 | 2022-01-07 15:22 | 美術館・展覧会・LIVE | Trackback | Comments(0)

美味しかったもの、楽しかったこと、旅の思い出などを徒然にご紹介します。


by forestkoro1015