老舗の牡蠣フライ。──「とんかつ まい泉 青山本店」


最近、ミョーに「牡蠣フライ」づいている。
先日も原宿で朝一からの仕事を終わらせれば外は「快晴」
すっかりとよい気分になって「とんかつ まい泉 青山本店」さんをめざした次第。。。
実は前日にも某店で牡蠣フライを食したばかりだったので一瞬、躊躇もしたのだけれど、
たまには「老舗の牡蠣フライ」も食してみたい。こうなるともう抑えがきかない(笑)。

老舗の牡蠣フライ。──「とんかつ まい泉 青山本店」_d0352022_14404484.jpeg
此方は昔、銭湯だったというお店をリノベした店舗だ。
1時すぎの店内はまだまだランチタイムの客が長蛇の列を成している。
ランチタイムの一人客はほとんどカウンター席が主体だ。
ジリジリと列は進み、ようやく着席。
二人分空いたので、後ろにいたやはり「おひとりさま」のオヂサンと「ほとんど相席状態」(!)になる。
そしてほとんど同時にハモッてしまった。「牡蠣フライ定食ーーーっ!!」(笑)。
タイミングが合いすぎてかなり恥ずかしかった(笑)。


最初に熱いお茶とおしぼり、そして大根おろしが登場する。
私が座った端に近い席からは厨房がほとんど丸見え状態(!)。
オーダーが次々と入り、テキパキと処理されていく様子は見ていても十二分に楽しい。
目の前ではご飯担当スタッフが実に上手に器にご飯を盛りつけていく。
「一日に何百人分のご飯をよそうのだろう?」などとボンヤリと眺めていると、
私の牡蠣フライ定食(1,365円也)が登場した。
老舗の牡蠣フライ。──「とんかつ まい泉 青山本店」_d0352022_14404842.jpeg
「レディファースト」ということでお隣よりもお先に失礼する(笑)。


牡蠣フライは中程度の大きさのものが5個、とんかつ同様に網の上に載せられている。
甘口ソースと辛口ソースが選べるのだけれど、此方では私は絶対に「辛口」
レモンを搾り、牡蠣フライ2つとキャベツにまんべんなくふりかけ、
まずは一口いただいてみる。「ん???」。。。
不思議なことにあまり熱くないばかりか、いささかぬるい。
ずいぶんと待たされた割に、この微妙なぬるさは何なのだろう。。。かなり落ち込む。。。


と、私と同時にオーダーしたはずの隣のオヂサンの牡蠣フライは私のよりも5分ほど後に登場した。
オジサンはテーブル上の塩だか胡椒だかのみを使い、ソースはかけないで食べているが、
かなり熱そう(に見えたのは私の気のせい???)。
たかが5分、されど5分という感じで、何だかすごく残念な思いは拭えない(笑)。


牡蠣フライ自体のお味は悪くないのだけれど、これだったら前日に某所で食した
熱々の牡蠣フライの方が絶対においしい。


が、さすがだと思ったのは「タルタルソース」の出来具合
これはもう老舗ならではの「味」といっても過言ではないかもしれない。
また、お代わり自由のキャベツはもちろん、大根おろしやおしんこ、小松菜のお浸しに茶碗蒸しなど、
箸休めに最適な小鉢類がセットになっているのはやはり有難いかもしれない。
また、豚汁ではなく、赤出汁なのも個人的にはうれしい(
とんかつ専門店で登場する豚汁にはどうも個人的に抵抗がある・笑)。



相変わらずのサービスもたいしたものだと思うのだけれど、
カウンター席は若干、狭いのが難点かもしれない。
ま、人気店ゆえ、仕方ないのだろうけれども。。。


それにしても右隣の客が食していた「黒豚ロースかつ」はとても柔らかくておいしそうに見えた
(ソースも専用のおろしソース!だった))。や
はり、此方の場合、牡蠣フライよりも本家本元の「とんかつ」(できれば「黒豚っ!」)を
食した方が感動の度合いが大きいかもしれない。
そんな感想を抱きながら店を後にしたのだった。




ごちそうさまでした☆




※文中表記価格は訪問時のお値段となります。




とんかつ まい泉 青山本店
東京都渋谷区神宮前4-8-5
0120-428-485
東京メトロ『表参道』駅 A2出口より徒歩3分
11:00~21:45(L.O./ドリンク21:00/フード21:00)
無休
203席(カウンター・テーブル)
https://mai-sen.com/
1965年11月30日オーブン


(*211115)


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by forestkoro1015 | 2012-11-19 22:35 | グルメ・都内・洋食 | Trackback | Comments(0)

美味しかったもの、楽しかったこと、旅の思い出などを徒然にご紹介します。


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