【閉店】たまらないベトナム感を醸し出す店。──「ミー・グェー」@五反田
2007年 04月 28日
ベトナムを訪れたことはないのだけれど、突然食べたくなるのが「フォー」の類だ。
言わずと知れた「米の麺」、それがフォーなのである。ラーメンのようにくどすぎることもなく、
うどんのようにもっちりしている訳でもなく、そばのようにさっぱりしている訳でもない。
だけど何故か突然に食べたくなってしまうのだから困った話だ。
昨日は朝から大崎界隈まで仕事で出かけていたのだけれど、
某レビュアーの方が絶賛されていた某フレンチは満席。急遽「フォー」が食べたくなって、
探しながら訪れてみた。
東急池上線の高架下にちんまりと位置しているお店が此方だ。
が、しかし、お昼時ということもあって、どんどんと人が吸い込まれていく不可思議なお店でもある。
店頭にあるメニューには炒飯やカレー等のメニューもあるのだけれど、
ここは初志貫徹で「フォー」としてみる。
鶏や牛はよく見かけるのだけれど、此方には「ポーク」がある。ち
ょっと珍しいのでそのセット(Bセット・生春巻きがついて850円!)をお願いしてみることにする。
店内はいささかガチャガチャ感はあるものの不思議と清潔感はある。
人々がひしめきあっているので相席になりそうになるが、僅差で免れる。
が、フロアスタッフ(あちら出身の好青年)が慣れていないようで、
なかなかうまく回っていない。あちらのテーブル、こちらのテーブルで「これ何?」
「これは頼んでいないよ」などとオーダーミスが飛び交っている模様。
しかし、「じゃーいいよ、それで」と客も心得たものだ。
やがて酢漬けキャベツ(ザワークラフト?)と玉子スープが前菜として登場。
写真を撮っている間に「ポーク(叉焼)フォー」が登場した。
此方のフォーはやや太めなのが特徴かもしれない。
さっぱりとしたスープと麺の辛み具合が何ともいえない独特のテイストを醸し出す。
正直、味的にはもう少しインパクトがあった方が好みなのだけれど、
此方のお店はかなり薄味系というか、控えめな味付けのようだ。
ポーク(叉焼)もギトギト感というよりは、あっさり油分控えめ系という感じ。
しかし、ボリュームがたっぷりしているので満腹感はある。
スープがおいしいので、最後まですべていただいてしまった(笑)。
そしてお待ちかねの「生春巻き」だ。サイズ的にはかなり大きいし、
中身も海老や叉焼が入って色々と工夫されていたのだけれど、
残念ながら生春巻きの皮がいささか破けてしまっていた。
ちょっと食べにくいかも。。。
生春巻きに関しては「フォー」ほどの感動は得られなかった。
それでも、850円でこんなにヘルシーなランチセットが楽しめるのであれば、た
まには良いのではないだろうか。
並ぶほどではないのだけれど、常に満席状態なのがわかるような気がするお店だ。
また機会があったら訪れて、今度は「鶏フォー」か「牛肉フォー」にチャレンジしてみたい。
但し、生春巻きはなくても良いかもしれない(笑)。
ごちそうさまでした☆
●ミー・グェー(MyQue)
東京都品川区西五反田1-8-1 新東京会館 1F
五反田駅西口より徒歩3分
(*211109)
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by forestkoro1015
| 2007-04-28 21:13
| グルメ・都内・各国料理
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