昼間からまったり過ごしたくなる高級蕎麦店。──「麻布永坂 更科本店」   


お芝居を鑑賞に六本木くんだりまではるばる出かけたのは、とある週末のこと。
「六本木駅周辺は混むからイヤだ!」という連れの意見に従い、
麻布十番で下車して「軽く蕎麦でも手繰ってから」芝居鑑賞と洒落込もうなどという
壮大な計画が立案された(笑)。


この界隈には3軒の更科がひしめいているが、最もシンプルでわかりやすい場所
(地下鉄入り口真ん前・交差点門)に佇む「麻布永坂 更科本店」さんへの訪問となった次第。。。
昼間からまったり過ごしたくなる高級蕎麦店。──「麻布永坂 更科本店」_d0352022_18511205.jpeg

土曜日の昼時とあって待ち客はそんなにいないものの、店内は結構な賑わいぶり。
二階席の真ん中のテーブル席へと案内される。
まずはビール(飲んべえはこれだから困る・汗)。恵比寿とキリンが選べるらしいが、後者を選択。
酒の肴は「板わさ」と「玉子焼き」、そして4月のお勧め料理なるものから「鯛の子の煮物」を
お願いしてみる。


さすがに「板わさ」は絶品!!肉厚のそれは、プリプリッとして、しかもしっかりとした歯ごたえがある。
昼間からまったり過ごしたくなる高級蕎麦店。──「麻布永坂 更科本店」_d0352022_18511580.jpeg
香り高い本山葵をつけていただく。思わずビールが進んでしまうほどのおいしさ(笑)。


「玉子焼き」は味付けがやわらかすぎるせいか、いささかお上品すぎる印象。
昼間からまったり過ごしたくなる高級蕎麦店。──「麻布永坂 更科本店」_d0352022_18511842.jpeg
写真の通り「のっぺり」とした感じであまり主張がない。
しかも切れ目が入っていないため、食べ口がお箸で切り取った後であまりきれいとはいえない。
大根おろしの中に「すりおろした大根のかけら」が入っていたりした。。。
これはマイナスポイントだろう。。。


「鯛の煮物」はお値段がそれなり(肴系の中では割と高かった!)だけあって、なかなか考えられたつくり。
昼間からまったり過ごしたくなる高級蕎麦店。──「麻布永坂 更科本店」_d0352022_18512036.jpeg
鯛のこっこを甘辛く煮付け、ふきと絹サヤが添えられている。
このお料理の美味しさは想像を超えていた。。。
この料理のお陰で「玉子焼き」の印象がますます薄くなってしまった(汗)。


すっかりお腹いっぱいになった私たちは、〆として「もり」(840円也)をお願いする。
どういう訳が「更科」よりも「もり」の気分だったりしたのだ。
いや、本当は「鴨せいろ」がちょっと食べたかったりしたのだけれど、なんと!!「2,310円」もする。
これはちょっと「〆」として食べるには「鴨せいろ」に対して失礼だろう。
こんなに高いお蕎麦は「1対1の真剣勝負」でいただくべきだ(ん?)。


肝心のお蕎麦は想像していた以上に「普通」。。。
昼間からまったり過ごしたくなる高級蕎麦店。──「麻布永坂 更科本店」_d0352022_18512355.jpeg
いや、かの有名な「さらしな」をいただけばまた別の感想を抱いたのかもしれないのだけれど、
結構、普通すぎて少々面食らってしまった。
色が濃いめのツユは、これまた意外と甘口系。
私としては好みだったのだけれど、辛口系が好きな連れはあまりうれしそうな顔をしていなかった
(まぁ、この辺は好みの問題なので、あまり厳しいこともいえない)。
昼間からまったり過ごしたくなる高級蕎麦店。──「麻布永坂 更科本店」_d0352022_18512530.jpeg


せっかく訪れるのであれば、あとの予定を入れないで「まったりと過ごしたい蕎麦店」
たまにはこのようなお店を利用してみるのも悪くない。



※文中表示価格は訪問時のお値段となります。




ごちそうさまでした☆





●麻布永坂 更科本店
東京都港区麻布十番1-2-7
03-3584-9410
東京メトロ南北線または都営大江戸線麻布十番駅より3分程度
11:00~22:00(L.O.21:30)
月曜休
88席(テーブル20席、座敷4席、個室あり)
駐車場2台
http://www.sarashina-honten.com/


(*211015)


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by forestkoro1015 | 2007-05-02 18:38 | グルメ・都内・蕎麦 | Trackback | Comments(0)

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