さらば、「京急油壺マリンパーク」。@三浦半島


本日9月30日をもって、三浦半島・三崎にある「京急油壺マリンパーク」が閉園するのだそうだ。
1968年のオープン以来、50余年にわたって神奈川県民のみならず関東近県の人々に愛されてきた
歴史ある水族館だ。
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最近は「八景島シーパラダイス」「新江ノ島水族館」などの大型水族館が台頭し
レジャーの多様化と相まって入園者数が少しずつ下降しはじめたところに、
最近のコロナによる休園などが追い打ちをかけ、建物の老朽化ということもあって
閉園という決断に至ったようだ。



亡き父の勤め先の保養所が三浦にあった関係で、小学生の頃は夏休みというと三浦を訪れていた
記憶がある。たぶん此方も何度か訪れていたと思うが、
久しぶりに訪れたのは2013年の2月。仕事仲間たちと寄り道したのが最後となった。


肌寒い平日だったせいか、園内に入場者はまばら(汗)。
サクラのつぼみはほころんでいたけれど、
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どこにいってもほとんど貸切状態だった記憶が甦る。
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訪れた時間が半端な時間で、此方の名物でもある「イルカ・アシカショー」も見学することはできず、
さっさと引き上げて近くにある「城ヶ島灯台」に行こう!という話になった。



日本で5番目に点灯した西洋式灯台の「城ヶ島灯台」
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竣工は明治3年、フランス人技師ヴェルニーの設計。現在の灯台は大正14年に再建されたもので、
雄大な景色が眼下に広がる。
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城ヶ島灯台近くのお土産屋さん通りにあった「しぶき亭」でいただいた「ミックス丼」(1,000円)。
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やはり三崎でいただくマグロは新鮮だからだろうか。都内でいただくマグロとは明らかに一線を画する
ダイナミックなおいしさがある。漬けの加減も好みの感じでおいしい。
やはりお味がついている「いか」もしこしこっとした歯応えがあって野趣あふれる味わい。
さすが三浦半島!!
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自家製のお漬物は三浦大根。ハリハリっとした食感でおいしかった。


と、客かと思っていたおじさんが立ちあがって近寄ってきて、
「これ、食べてみて!うちのオリジナル!絶対においしいの!ビール飲みたくなっちゃうから気をつけて
ちょっとずつ食べて!」と言いながら差し出したのが「マグロの味噌漬け」
なんと!「おツナみそ」(!)というツナとマグロを掛け合わせた見事なネーミングのお品だった(笑)。
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夢中で食べているとさっきのおじさんが再びやってきて、「どこから来たの?」「うちは初めて?」
「灯台にはもう行った?」などと質問攻め(笑)。挙げ句の果てに自分が撮影したらしい
「水仙」が咲き誇っている写真を見せてくれて、「是非、寄ってって!」と
群生地の場所を教えてくれたりした。


一方、おばさんは、仲間が注文した「鰺のタタキのツマ」(大根と人参)が残っているのを見て、
「内緒なんだけど、今日の一番のオススメはその大根なのよ!是非、食べてって!」
此方のツマは贅沢にも三浦大根を使用しているそう。ちょっと食べてみたが、たしかにおいしかった。



三浦半島の先端にあるユニークな店として、「油壺マリンパーク」や「城ヶ島灯台」とセットにして
いつか再訪したいと常々思っていたが、今年の6月30日をもってファンの方々に惜しまれつつ
閉店されたのだそうだ。
マリンパーク共々、やはりコロナのせいだろうか。。。
だとしたら、実に寂しい話だ。。。



訪問した時はクルマだったが、東京都内から京急線三崎口駅までの往復と三崎エリア指定区間のバス乗車券、
まぐろ料理のお食事、各レジャー施設体験(油壺マリンパーク・サイクリング等)かお土産利用が
セットになった「みさきまぐろきっぷ」(品川からだと大人3,570円、
横浜からだと3,480円)
(https://www.keikyu.co.jp/visit/otoku/otoku_maguro/)なるものがあるのだそうだ。
電車利用であれば、アルコールフリーだし(笑)。



「油壺マリンパーク」も「しぶき亭」もクローズしてしまったけれど、
緊急事態宣言も解除されることだし、別のお店で「まぐろまみれ!」になってみるのも
悪くないかもしれない(笑)。

そして三崎でしか食べられないという「まぐろジェラート」に挑戦するのだっ。超楽しみ〜っ☆



●しぶき亭
神奈川県三浦市三崎町城ヶ島658
※令和3年6月30日をもって閉店





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by forestkoro1015 | 2021-09-30 15:02 | 神奈川関連 | Trackback | Comments(0)

美味しかったもの、楽しかったこと、旅の思い出などを徒然にご紹介します。


by forestkoro1015