新鮮な採れたて魚介類をその場でいただくことができる鮮魚専門店ならではの飲食コーナー。──「大松水産近江町旬彩焼」


和倉温泉のお宿でたっぷり朝食をいただいたせいか、金沢市内まで移動してきても
あまりお腹が空かない。
AMに予定していた観光ルートをすべてクリアした車は、一路、金沢市民の台所として
280年もの歴史を紡いできたという「近江町市場」をめざすこととなった。
鮮魚、青果、精肉など、およそ170もの店が集結した此方の市場は、金沢の食の中心地でもあり、
また、金沢訪問の何週間も前から連れが熱心にチェックを入れていた場所でもある(笑)。


日曜日ということもあるのだろう。休業のお店も少なくはない。
途中、ボランティアガイドのおじさんに勧められた「近江町いちば館」も訪れてみたが、
生憎のお昼時と重なってどの店も長い行列ができている。


仕方ないので、どうしても連れが食べてみたかったという「近江町コロッケ」
甘海老のコロッケ(210円)と「たこのコロッケ」(130円)を買い(甘海老コロッケがおいしかった!)、
めぼしい店を探しながら食べ歩いているうちに「やはり岩牡蠣が食べたい!」ということで、
此方まで戻ってきてしまった(汗)。


此方の「大松水産近江町旬彩焼」は、鮮魚専門店の一つである「大松水産」が店脇にこしらえた
小さな飲食コーナーだが、焼き方専門のおばさんが炭火をうちわでパタパタとあおぎ、
焼き上がった魚介類の何とも芳ばしい香りを周囲に漂わせている。
店内にいくつかと店頭にいくつかあるテーブル席にはまだ余裕がある。
早速にお席を確保して「岩牡蠣」(650円)、焼きはまぐり(4つで200円だったかと記憶)、
ほたてバター焼き(300円)などをお願いしてみることにした。
足もとの大きな氷の入ったタライにはビールと発泡酒、お茶のペットボトルなどがキンキンに冷えている。
たしかビールが180円、発泡酒が100円だったかと記憶。
運転する連れに申し訳ないので、控えめに「発泡酒」をいただいてみる(笑)。


「岩牡蠣」「焼き」も選べるらしいのだけれど、せっかく此方まできたのだから
「生」で豪快にいただいてしまおうっ!!添えられたレモンを搾ってチュルルンといただく。
新鮮な採れたて魚介類をその場でいただくことができる鮮魚専門店ならではの飲食コーナー。──「大松水産近江町旬彩焼」_d0352022_17415195.jpeg

海水の塩気がほどよく残っていてちょぅどよい味加減だ。
「まいうーっ!!」。。。思わず笑みがこぼれてしまうほどにおいしい。
新鮮な採れたて魚介類をその場でいただくことができる鮮魚専門店ならではの飲食コーナー。──「大松水産近江町旬彩焼」_d0352022_17415585.jpeg
これだけでも、はるばると金沢・近江町市場まで訪れた甲斐があったというものだろう(笑)。
連れの岩牡蠣の方が大きくて身がプリプリッ!としていたのだけれど(すかさずチェック!)、
いただいた岩牡蠣のおいしさに免じて細かいことには目を瞑ることにしよう(笑)。。。


はまぐりもプリプリでおいしかったけれど、
新鮮な採れたて魚介類をその場でいただくことができる鮮魚専門店ならではの飲食コーナー。──「大松水産近江町旬彩焼」_d0352022_17420443.jpeg
やはり「ほたてバター焼」のおいしさの方が勝ってしまう。
新鮮な採れたて魚介類をその場でいただくことができる鮮魚専門店ならではの飲食コーナー。──「大松水産近江町旬彩焼」_d0352022_17415878.jpeg
注文を受けてから焼くのでちょっと時間は要するけれど、その分、熱々&ホクホクの肉厚のほたてを
火傷しそうになりながら味わう幸せ感といったら・・・。


もちろん烏賊焼きや焼き鳥、さざえつぼ焼きなどの他、季節によっては、のど黒の一夜干し、
伊勢海老のバター焼き、さらにはズワイガニなどといったお高いメニューなども楽しめるらしい。


隣のテーブルの人たちが食べていたのを見て、連れは「ミニ海鮮丼」(500円)を注文。
新鮮な採れたて魚介類をその場でいただくことができる鮮魚専門店ならではの飲食コーナー。──「大松水産近江町旬彩焼」_d0352022_17420162.jpeg
私も「蟹の味噌汁」をお願いしたのだけれど、
「ごめーん、今、出した分が今日の最後の一杯!!」ということで、
タッチの差で食べ損ねてしまった(泣)。
食べたいものがあったら、どんどんと注文していった方が正解かもしれない。


やがて登場した連れの「ミニ海鮮丼」は本当に「超ミニ」サイズだ。
これだったらあと300円をプラスしてノーマルの「海鮮丼」をいただいても二軒目は軽いだろう(えーーっ!!)。

ふと気づくとすっかり「人寄せパンダ」と化していたらしい(笑)。
待ち客がズラーッと並んでいる。
慌ててお会計を済ませて「お昼ご飯をいただく二軒目」へと歩き出す私たちなのだった。



ごちそうまでした☆




●大松水産近江町旬彩焼
石川県金沢市上近江町33
076-263-1201
[日〜土]
8:00〜18:00
祝日休(不定休)
http://www.daimatsu-suisan.co.jp/



(*210922)


にほんブログ村 グルメブログ 日本全国食べ歩きへ
にほんブログ村
名前
URL
削除用パスワード

※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。

by forestkoro1015 | 2009-07-27 17:31 | 石川関連 | Trackback | Comments(0)

美味しかったもの、楽しかったこと、旅の思い出などを徒然にご紹介します。


by forestkoro1015