関東で一番小さな村にある「道の駅 たばやま」。
2021年 08月 09日
八王子から奥多摩を経て、甲府市に至る国道411号(青梅街道)のうち
東京・山梨の都県境から山梨・笛吹に至る区間は「大菩薩ライン」と呼ばれ、
初夏から晩夏にかけては森林浴が、初秋からは美しい紅葉が楽しめる
絶好のドライビングコースだ(12月中旬〜4月中旬は冬季通行止め)。
10年ほど前の夏の終わりに、中央高速が渋滞で全く動かなかったため、勝沼からこの道を通って
戻ってきたことがある。カーブが連なる真っ暗な道のはるか向こうに4つの小さな光が。。。
その正体は鹿だかカモシカ(の2つの目)(2頭)。
不思議そうな顔をして道路の真ん中に佇んでいた(驚)。
山梨県甲州市と東京都奥多摩町に挟まれた「丹波山村」は、
美しい渓流と日本百名山に数えられる2,000m級の山々に囲まれた
人口約540人の「関東で一番小さな村」として知られている。
古くは大菩薩越えの宿場町として賑わい、江戸時代からの伝統行事が今も受け継がれているのだそうだ。
山間の村ということもあり、畑作に適した場所が少なかったことから
晩秋から春の訪れまでの間、命を繋ぐ糧として鹿・猪・熊といった山の幸を、狩猟によって得てきたという。
この村では、昔から鉄砲で猟をする猟師は「鉄砲ぶち」と呼ばれ、現在でも狩猟が行われているのだそうだ。
↑の鹿だかカモシカのように、野生動物と人間が共存し、いのちをいただいているエリアなのだろう。
日帰り温泉を楽しんだ「のめこい湯」からクルマで4分ほど。この大菩薩ライン(R411)沿いにあるのが
「道の駅 たばやま」だ。
直売所で新鮮野菜を買って帰ろうと立ち寄ってみることに。。。
「のめこい湯」の駐車場は川沿いだし、あまり広くないし、細い道(すれ違いは難しい)を通るしで
「なんだかなー!」と思っていたのだけれど、実は此方の「道の駅たばやま」がメインで
「のめこい湯」という「温泉付きの道の駅」という位置づけらしい(知らなかった・汗)。
此方の駐車場は100台分あるそうで、ここにクルマを駐めて、吊り橋を渡って「温泉」にアクセスするのが
本筋らしい(知らなかった・汗)。
吊り橋の向こうに見えるのが「のめこい湯」。
なかなか面白そうなアトラクションだ。
「道の駅たばやま」の直売所では、丹波きゅうりやトマトなどの新鮮野菜、山菜、わさび、わさび漬けの他、
地酒、地ビール、さらには鹿肉関連のお品が色々と売られていた。
鹿のお肉はもちろん、鹿の角、鹿の毛皮等(驚)。。。
まぁ、「狩猟の村」ならではのお土産ということなのだろう。
が、鹿の角はディスプレイがほんの少しこわかった(汗)。。。
ここ丹波山は「狩猟の村」ということで「ジビエ産業」にも取り組んでいるのだそうだ。
なんと!「タバジビエ」というブランドまで立ち上げている(オンラインショップあり)。
また、此方の道の駅では「鹿肉カレー」「鹿そば」「鹿ばぁーがー」や「鹿ゴロッケ」「鹿肉ソーセージ」
などをいただくことができるらしい(もちろん鹿以外のメニューもある)。
ソフトクリームも人気のお品なのだとか。。。
が、バーガー好きとしては、「鹿ばぁーがー」が食べてみたかったかも。。。
鹿肉は食べたことがあるけれど、鹿ばぁーがーは食べたことがない。
これは是非リベンジしなければならない(えっ?)。。。
●道の駅たばやま 農林産物直売所
山梨県北都留郡丹波山村2901
0428-88-7070
10:00~17:00
木曜休
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by forestkoro1015
| 2021-08-09 16:16
| 山梨関連
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