優しいおいしさ「庄内柿ジェラード」。──「お休み処zuisin門 」
2010年 08月 21日
●「夏の山形ドライブ紀行 番外編 その2」
※2010年7月の訪問記事となります。最新の情報は施設にご確認ください。
庄内米にだだ茶豆、月山筍に庄内砂丘メロン、ブルーベリーに麦きり等、
庄内地方には四季折々のおいしいものが豊富に揃っているが、
忘れてならないのが「種なし柿」として絶大な評価を博する「庄内柿」だ。
「庄内映画村オープンセット」をめざす道すがら、「庄内柿のモニュメント」を
発見して驚いたりもしたが、「庄内柿」は全国に知られている庄内地方の特産品で、
庄内の秋を代表する果物の一つである。
特徴は平べったい角型で種がないこと。果肉が緻密に引き締まり、
みずみずしい歯ざわりが楽しめるばかりでなく、糖度も高いのだそうだ(時期/10月)。
まだ7月だし、たぶん柿なんて食べられないだろうなー!と思っていたところ、
羽黒山随神門近くのギャラリーを兼ねたお土産店である「お休み処zuisin門 」の
メニューに「庄内柿ジェラード」(420円)を見つけた。
「ジェラート」ではなくて「ジェラード」だけれど、写真を見る限りは
おいしそうな「庄内柿のアイスクリーム」らしい。
すごい暑い日だったので、これをお願いすることにした。
連れは暑すぎてあまり食欲がないため「ところてん」(350円)でよいとのこと。
本当は少しお腹も空いていたが、暑くて体力を消耗していたのと、
この日も夜は宴会(まただよ・爆)予定だったので軽く済ませることにした。
ところてんはすぐに登場したが、「庄内柿ジェラード」が全然こない。
ところてんをいただきながら、ずいぶん待ったように思う。
鶴岡などには今度、いつ来られるかわからないので、山形市内に帰る前に
もう少し市内散策を楽しんでみたい。1分でも早く市内に戻りたい私たち。。。
来ないジェラード。。。
やがてせっかちな連れが「もう待てない!」と立ち上がったその時、
お店の方が「お待たせしましたー!!」と「ジェラード」のお皿をお盆の上にのせて
登場した。連れはすでに駐車場に向かって歩きだそうとしている(汗)。
食べないでお金だけ払って出てきてもよかったのだけれど、それではやはり申し訳ない(汗)。
と、ここはやはり山形のお店だ(驚)。
お店の方が機転をきかして「そんなにお急ぎなら車の中で食べられるように
テイクアウト用のカップにお入れしましょうか?
せっかくの盛りつけが少し汚くなっちゃいますが、それでもよいですか?」と丁寧なQ。
「もう食べられれば何でもOKですから」と焦りまくっている私(恥)。
「スプーンもプラスチックのにしましょうね!」と機敏な対応をしてくれてできあがった完成品が、
テイクアウト用「庄内柿ジェラード」だった。
申し訳ないことをしてしまった(反省!!)。
お店の方が解説してくれたところによると、この「庄内柿ジェラード」は、
砂糖を一切使わず、柿の甘みだけで作っているとのこと。
しかも此方のオリジナル商品とのことらしい(夏季限定)。
たぶん庄内柿を薄くスライスして干し柿にしたものを凍らせたものだと思うのだけれど、
合っているだろうか。。。
「庄内柿」の風味をそのまま活かした甘さ控えめの「ジェラード」は、
庄内の人たちそのままの素朴で優しい味わい。
上にかかっているトロトロのソースも完熟した柿の味がして「ジェラード」の
さっぱりとしたおいしさをほどよく引き立てていた。
庄内平野に広がる緑眩しい田園風景を車窓から眺めながらじっくりと味わったが、
今回、はるばると鶴岡まで足を伸ばした甲斐があったなーとつくづく思えた
「ジェラード」だった。
という訳で、羽黒山に参詣の際は此方の「庄内柿ジェラード」を忘れずにチェックしたい。
ちなみに「庄内柿こおり」もオススメなのだそうだ。
「モロヘイヤの麦切り」や「だだちゃだんご」等、庄内の特産品を一工夫した
名物メニューが様々に楽しめるお店のようだ。
此方は連れの「ところてん」。
ごちそうさまでした☆
●お休み処zuisin門 (ズイシンモン)
山形県鶴岡市羽黒町手向5
090-1495-9330
9:00~17:00
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by forestkoro1015
| 2010-08-21 14:32
| 山形関連
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