手のひらサイズのプックリ岩牡蠣。──「おさかな市場」@鶴岡
2010年 08月 19日
●「夏の山形ドライブ紀行 番外編」
※2010年7月の訪問記事となります。最新の情報は施設にご確認ください。
庄内藩十四万石の城下町として発展を遂げた鶴岡は、当時を偲ばせる旧い建物や
明治・大正時代に建てられた洋館が建ち並ぶ情緒あふれる街だ。
また、時代小説の旗手・藤沢周平の故郷としても知られ、
近年では数々の藤沢作品をはじめとした映画ロケも敢行され、
全国にその名を知らしめている。
以前から「一度は訪れてみたい」と思っていた憧れの鶴岡の地へ、
今回はじめて足を踏み入れることとなった(喜)。
鶴岡ICを下りてくると、「庄内観光物産館」の看板を発見。
休憩を兼ねてやたらに広い駐車場に車を停めて入店してみる。
奥の方にイートインのレストランやスナックコーナーも併設されているようだが、
とりあえず名産品コーナーをうろついてみる。
「だだちゃ豆」を用いた様々なお菓子、お漬物、地酒、ワイン、くだもの、
民芸品等、庄内のものだけでなく、山形県内各地の名産品や特産品が
所狭しとラインナップしている。
珍しいところでは「だだちゃ豆のジェラート」(300円)を見かけた。
なんでも「ズームイン朝」で取り上げられたこともあるオリジナルジェラートなのだそうだ。
そして「おさかな市場」にやってきた。
山形県内最大規模の鮮魚センターと称される通り、「新鮮・安い・豊富」をモットーに、
朝、漁港から揚がったばかりの旬の鮮魚・海産物が所狭しと並べられている。
そのお安くて新鮮なことといったら(驚)。
「今すぐお刺身にして食べたい」ぐらいのお魚たちなのだった。
と、連れが「岩牡蠣食べよう!」と言い出した。
大きな石のようにゴロンとした岩牡蠣が山のように盛られたケースの上には
「かきむきます!」という文字が踊っている。
という訳で、むいていただくことにした。
少し待って登場したのが、神々しいばかりの乳白色に輝く手のひらサイズの
プックリとした大きな「岩牡蠣」だった。
レモンの大きさから大体の岩牡蠣の大きさが推測できるだろう。
かなりデカい。添えられているレモンを絞り、
楊枝を使って器用に口の中に大きな岩牡蠣をチュルルンと吸い込む。
「まいうーーーっ!!」。。。思わず連れと二人で顔を見合わせてしまった(爆)。
ミネラル分たっぷりの岩牡蠣はほんのりと甘く、滋味あふれる豊かな味わい。
短い夏の日本海を彷彿させるような磯の香りが口の中にじんわりと広がっていく
至福の時間。。。「この一瞬が永遠に続けばよいのに・・・」とさえ思ってしまった。
この岩牡蠣、お取り寄せも可能らしい。
解説に記されている通り、鳥海山の伏流水が沖合に湧きだしているこの地域の牡蠣は、
ミネラルを多く含んだ伏流水とプランクトンで育った岩牡蠣として有名なのそうだ。
こんなにおいしい岩牡蠣ならもう一つ食べてくればよかった。
が、「山形限定 ラフランス ラムネ」(200円)なるものを飲んでしまっていたため、
どうしてもお腹に余裕がなかった(悲)。
名前の通り、ほんのりと甘いラフランスのお味がするラムネだ。
他に「山形限定 さくらんぼ ラムネ」を見かけた。
此方は味見していないのだけれど、お味はどうなのだろう???
観光バスが何台も横付けされ、観光客目当てのお店であることは間違いない
(観光物産館だし)けれど、夏のシーズンに此方を訪れることがあったら、
是非、此方の「岩牡蠣」を食されてみることをオススメしたい。
ごちそうさまでした☆
●おさかな市場
山形県鶴岡市布目中通80-1 庄内観光物産館ふるさと本舗内
0235-25-3715
JR鶴岡駅より車で10分。
山形自動車道・鶴岡ICより1分。
国道7号線 鶴岡バイパス沿い。
庄内空港より車で25分。
9:00~18:00
※GW、夏期延長
年中無休
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by forestkoro1015
| 2010-08-19 18:40
| 山形関連
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