荒ぶる！！名瀑・袋田の滝（恐）。

那智の滝（和歌山）、華厳の滝（栃木）と並んで、日本三名瀑の一つとして名高いのが

茨城県大子町にある名勝「袋田の滝」だ。

※美しい写真は公式HPからの借り物。

落差120メートル、幅73メートルのスケールを誇るこの滝は、

四段に落下することから、別名「四度の滝」とも言われている。

また、西行法師がこの地を訪れた時、「四季に一度ずつ来てみなければ

真の素晴らしさはわからない」と絶賛したことからの命名でもあるらしい。

本来であれば、このような風景を拝むことができたらしい（写真は借り物）。

以前から一度訪れてみたいと思っていたのだけれど、遂に訪問の機会に恵まれた。

滝方面に進んでいくと、お土産店が軒を並べ、駐車場の呼び込みがすごい。

どの店も大体500円。お土産店で1,000円以上買い物すると、

500円を返金してくれるというお店の前に駐めた。

（町営の無料駐車場もあるが、滝までは15分ほど要するそう。）

ここから滝までは約5分。

「滝川」に沿ってチケット売場まで遊歩道をテクテクと歩いて行く。

この時からすでに予兆はあった。。。

滝川の濁流（汗）。落ちたら絶対に助かりそうにない。。。

売店で売られている鮎は大体400円。

発券所前の元・階段。観光客は横のスロープを上る。。。

入場料は300円。

ここから276メートルのトンネルに入る。幅は4メートルほどあるが、

コロナのせいで通行区分されている（左側）。

「恋人の聖地モニュメント」（165メートル地点）を通過して

201メートル地点にある「第1観瀑台」へ。。。

叩きつけるようなしぶきと風で、傘をさして近づいてもここまでが限界（汗）。

何も見えないし（汗）。。。

エレベーターで「第2観瀑台」へ。。。

さらに階段を上がると、目の前に絶景が広がる・・・はずだった（汗）。

が、実際は、、、

激しく水量を増して怖いぐらいの「荒ぶる滝！！」だった

（汗×∞）

虹は出ていたのだけれど、眺めていると吸い込まれそうになる。。。

第2展望台のエレベーター前から。。。

亡くなられた方々には誠にお気の毒だが、熱海の土石流を思い出してしまった。

手前に百合の花が咲いていた。

解説も一応。。。

こんな「袋田の滝」は珍しいらしい。

エレベーターで下がって再び「第1観瀑台」へ。。。

びしょ濡れになりながらの一枚（笑）。

でも、何がなんだかわからないし（笑）。

本来であれば、間近に見るそのスケール感に圧倒されるそう。。。

たしかに怖くて圧倒されたけど（笑）。

吊り橋の上から少し離れて見る「袋田の滝」もまた絶景らしい。。。が、怖いので「パス！！」。こんな「荒ぶる川」、渡れないし！！台風とスコールが同時にきたような土砂降りを連想していただくとよいだろう。実際は「雨」ではなくて「滝のしぶき」なのだけれど。。。

吊り橋の入口から渾身の一枚。たしかに晴れていれば、そしてもう少し水量が少なければ「絶景」だと思う。

本当は「吊り橋」を渡った対岸が「渓流散策コース」となっていて、フィトンチット効果とヒーリング効果が絶大らしいのだけれど、とてもそんな勇気を持つことはできなかった（笑）。

帰りもブラブラと来た道を戻って駐車場まで。。。○○年ぶりに小さなカタツムリを見つけて少しだけ癒されたのだった（笑）。あーーー、疲れた！！というか、メチャ怖かった！！

冬に訪れるとこの滝は凍るらしい。たしかに春夏秋冬（特に新緑と紅葉の季節は素晴らしいとのこと）、訪れてみたい滝ではあるけれど、できれば大雨の後は避けた方が無難だろう。。。


さぁ、お宿の温泉でノンビリと癒されよう！！


続く。。。

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