緊急避難。──「道の駅 奥久慈だいご」


常磐道を那珂ICでおりて、R118を北上する。
めざすのは「日本三大名滝」の一つとしても名高い「袋田の滝」だ。
那珂ICからおよそ44キロ。通常であれば1時間で到達できる。


「お天気になって良かったねー・・・」などと話していたはずなのに
「袋田の滝」がある「大子町」に入る手前で、雨雲がムクムクと広がってきた。
そのうち、雨がポツポツと降り出し、大子町に入った途端に
「滝のような土砂降り」(!)に。。。


トラックを先頭とした車列は時速15キロぐらいで進むが、ヘッドライトをつけていても
前は見えないぐらいの激しい大雨だ。
しかも道路はところどころ冠水していて、対向車がバケツで水をかけるような勢いで
大きな水しぶきを此方にザンブリとかけて走り去って行く。。。


「袋田の滝」手前まで匍匐前進したのだけれど、「このままでは車ごと溺れる!」
とUターン。マフラーまで冠水したらヤバイらしい。。。


とりあえず「雨やどり」ということで、国道沿いの「道の駅 奥久慈だいご」
緊急避難することにした。


2階に「日帰り温泉施設」も備えた使い勝手の良い道の駅らしい。
(写真は借り物)
緊急避難。──「道の駅 奥久慈だいご」_d0352022_12100826.jpg

そんなに広い温泉ではないようだが、車中泊もできる(近隣にコンビニもある)
道の駅として知られている(写真は借り物)。
入浴料は500円。

緊急避難。──「道の駅 奥久慈だいご」_d0352022_12122962.jpg
「雨やどり」を思い付くのは皆、同じらしく、80台近くあるパーキングは満杯。
お土産コーナーも「だいご味レストラン」も混み合っていた。


此方でも「奥久慈しゃも」が人気(本場だから当然か)のようで、
「奥久慈しゃもソースかつ重」(1,350円)、「奥久慈しゃも親子丼」
(1,300円)、「奥久慈しゃもカレーライス」(900円)、
「奥久慈しゃもカレーうどん・そば」(各900円)などが券売機に並んでいる。
茨城の郷土食「けんちんそば・うどん」(各850円)にも惹かれたが、
名産の奥久慈ゆばを用いたという「生湯葉入り塩ラーメン」(850円)を選択。
生湯葉と小海老、キャベツがたっぷり入って美味しそうだ。


2回目のコロナワクチンを打ったばかりの連れは、やたらに喉が渇くということで
「地ビール」(小・550円)を所望。
緊急避難。──「道の駅 奥久慈だいご」_d0352022_12102661.jpg
「大子でしか飲めない、大子の地ビール」をコンセプトに、醸造マイスター、
醸造プラント、麦、ホップなどの原料にまで徹底的にドイツにこだわった
地ビールを醸す「大子ブルワリー」が醸造した「やみぞ森林ビール」
シーズンビール(黒ビール)ということらしい。
あまり黒ビールを好まない連れには「おいしさが今一つ伝わらなかった」らしい。
私は味見していないのでわからないのだけれど。。。


「みそ田楽」(350円)と「特選奥久慈しゃも親子コロッケ」(350円)。
緊急避難。──「道の駅 奥久慈だいご」_d0352022_12103092.jpg
こんにゃくも名産らしくてお土産コーナーで売られていた。


「少しお時間をいただきます!」と言われたコロッケは熱々(らしい)!
コロッケを割ると、中から半熟たまごがトローリと顔をのぞかせる楽しい趣向。
奥久慈しゃもはコロッケの具材の中に混ざっているのかな。。。
「どれが軍鶏だろう?」と探しながら食べていた(笑)。
(参考写真はHPからの借り物。)
緊急避難。──「道の駅 奥久慈だいご」_d0352022_14591704.jpg

かなり待った後に、私の「生湯葉入り塩ラーメン」の番号がコールされる。
生湯葉と葱、キャベツ、ピーマンなどの野菜と海苔がトッピングされている。
小海老も見えないがちゃんといた。


胡椒か七味かで一瞬悩んだが、やはりラーメンには胡椒だろう。
緊急避難。──「道の駅 奥久慈だいご」_d0352022_12103573.jpg
いささかスープの塩気が強い(私にとっては)が、あっさりとした優しい食感の
ラーメンだ。湯葉とお野菜、控えめな小エビが、ヘルシー感を際立たせる。


と、お店のお母さんが「湯葉」を入れた小皿を持ってやってきた。
緊急避難。──「道の駅 奥久慈だいご」_d0352022_12103987.jpg
「塩ラーメンのお客さん? ごめんなさいねぇ、湯葉入れるの忘れちゃって。。。」。

「えっ?湯葉、入ってますよ!!」と丼の中を確認すると、

「そっちが生湯葉で、こっちは棒湯葉!両方の食べ比べができるラーメンなの!」
ということらしい。両方食べることができて取りあえずは良かった。


棒湯葉の方が若干、かみ応え感があるような。。。
でもスープにトッピングすると、あまりその差はわからないかな。


塩辛いと言いながら、スープもたっぷりいただいてごちそうさま!!


窓の外を見ると、先ほどまでの土砂降りがウソのように陽も射してきた。
この僅かな晴れ間を利用して、「袋田の滝」見学に引き返すことにした。



さて、滝は無事に拝むことができるのだろうか。。。



続く。。。




●道の駅 奥久慈だいご
茨城県久慈郡大子町池田2830-1 道の駅 奥久慈だいご
0295-72-6111
[レストラン]
11:00~18:00
[物産館]
9:00~20:00
[浴場]
11:00~20:00(最終受付 19:30)
定休日:第1・3水曜、12月31日、1月1日
JR水郡線 常陸大子駅から車で約6分
http://michinoeki-daigo.com/restaurant/index.html


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道の駅 奥久慈だいご道の駅 / 常陸大子駅
昼総合点★★★☆☆ 3.0


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by forestkoro1015 | 2021-07-14 15:26 | 茨城関連 | Trackback | Comments(0)

美味しかったもの、楽しかったこと、旅の思い出などを徒然にご紹介します。


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