少し早めの紅葉散策に出かけたのは10月下旬のこと。
行き先は都心から約1時間でアクセスできる「高尾山」だ。
ちなみに我が家からだと最寄り駅から35分ぐらいだろうか。。。
多摩エリアに暮らす小学生たちは遠足で一度は登ったことがある(と思う)
この「高尾山」、年間登山者数300万人を超えると言われ、
今では「世界一登山者数が多い」ことで知られているのだという。
2007年には「ミシュラン・グリーン・ガイド・ジャポン」で
堂々の3つ星を獲得し、富士山同様、世界的に有名な山となった。
私は遠足以外にも家族と初詣で出かけたことがあり、子供ながらに
「寒くて、眠くて、ツラかった思い出」しかない(笑)。
なんで出かけることになったのかは、今でも謎なのだけれど。。。
「高尾山」の標高は599メートル。麓から中腹までケーブルカー、リフトがあり、
誰にでも比較的に容易にアクセスしやすいこと、1,200余年の歴史を誇る
「高尾山薬王院有喜寺」があって、成田山新勝寺や川﨑大師と共に「真言宗智山派」の
三大本山の一つとして知られている。また、近年はパワースポットとしての
人気も高いのだそうだ。
そんな訳でハイキング気分でノコノコと出かけることに。。。
ケーブルカーは8時、リフトは9時から動いているというのに、私たちのスタートはほぼお昼。。。朝から散策して降りてきた人たちとすれ違う時間帯だ(呆)。
もちろん、日本一の急勾配を誇るケーブルカーで中腹まで。。。ケーブルカーを降りて薬王院周辺までは割とフラットな散策路を歩く。
都内が一望できるのも気持ちが良い。圏央道を眼下に望む。。。薬王院 浄心門到着。
途中、男坂と女坂があり、百八階段周辺でお坊さん方と遭遇。。。やっと到着した「薬王院」。紅葉にはまだ少し早かったような。。。
パワースポットの「願叶輪潜(ねがいかなうわくぐり)」。石造りの芽の輪(ちのわ)をくぐると、厄除けや諸願成就のご利益があるそう。。。四天王門の左右に建つ仁王像。
もう一つは赤色だった。
もう少し歩いた先の山頂からは「富士山」(秋から冬にかけては「ダイヤモンド富士」も)を
眺めることもできるそう。。。
が、スタートが遅かったこともあって、「リフト最終案内」のアナウンスが流れてきた(汗)。
下りだから歩いても良いのだけれど、軟弱い私たちはリフトを利用。
夕闇が迫る12分間の空中散歩を楽しんだのだった。。。
利用しなかったけれど、京王高尾山口駅前には、駅直結の日帰り温泉施設「極楽湯」があり、
ハイキングで疲れた身体を癒すこともできる。。。
なんでも「高尾山」のハイキングコースは初級から上級まで、レベルに合わせて7コースが
設定されているのだそうだ。
私たちが利用したのは初心者向け1号路の「表参道コース」(3.8km・乗り物を利用した場合の
歩く時間は約60分)。。。
少し疲れたが、リフレッシュを兼ねたストレス解消にはなったかもしれない。