目からウロコの「たこたまご」。──「櫂 （櫂-KAI）」@錦市場

●'15年弥生の月：京都・奈良ドライブ紀行　vol.14

京の台所「錦市場」は、平安時代からある市場で、錦天満宮から続く商店街には

130もの多種多様な店舗がラインナップしている。

実際、目移りするほどに美味しいものがいっぱい。

握りしめたお財布の口が自然に緩くなってしまう場所だ。

有名な鱧焼き・鱧揚げ、お団子や鯖寿司、八味、金平糖、生姜糖、美しい京菓子、etc.、etc.と、

瞬く間に買い食いで胃袋は重くなり、荷物はどんどん重たくなっていく（呆）。

そしてこの錦市場ではやたらと「楊枝が刺さったたこ」が目につく。

中でも、麩屋町通に近い櫂-KAIさんが「店頭たこ販売」に力を入れている様子。。。

その不思議なタコの名前は「たこたまご」と呼ぶらしい。

「たこたまご？？？」。。。

首をかしげる私たちに「たこにうずらが入ってるんです！」とお店の方。

初日訪問時はすでにお腹はいっぱいなので、テイクアウトしてお夜食にいただくことに。。。

「250円、300円、400円があります！」とお店の方。

タコの大きさに合わせてお値段が変わっていくのだそうだ。

この時は300円コースを2本セレクト。お夜食タイムを愉しみに待つ（笑）。

甘辛く味付けして柔らかくなったタコの頭部分に「うずら」が詰まっている。

おでんのタネのタコは聞いたことがあるけれど、これは生まれて初めていただく食べ物だ。

タコもうずらも別々にはいただいたことがあるけれど、「うずらインたこ」は初めての食感。

これがなかなか美味しくてお酒が進んでしまう（オイオイ）。

いや、たぶんお酒が好きな方のおつまみには最高ではないだろうか（と推測する）。

それにしてもどこから「うずら」を入れるのだろう（謎）。

ひっくり返して調べてみたけれど、どうしてもわからなかった（これだから酔っ払いは・呆）。

初めての食べ物というのはどうしても気になる。

それに「作り方の謎」も解明したいし。。。

という訳で、帰京する当日、レンタカーを返却する前に再び錦市場へ（呆）。

大丸に車を突っ込み、再び此方を訪問。

東京へのお土産として10本ほど買って帰ることにした。

300円コースをお願いしたところ、トレイにはあまりたこがいない。。。

と、「タコおねがいしまーーす！！」とスタッフの方が叫ぶと、

後ろの方から大きな「タコ袋」が登場し、トレイに「ダーーっ！」と注がれる。

「せっかくだから1本おまけ！」というその心意気が嬉しい。

スタッフの方に「どこからたまごを入れるの？」と尋ねてみたところ、

タコのお腹と足の境目に小さな切れ目があり、そこからウズラを入れるのだそうだ。

チェックしてみるとたしかに小さな切れ目があった。。。

「たこたまご」で有名になってしまっているようだが、

本来は「しじみ、ふりかけ、おつまみ、珍味」の専門店なのだそうだ。

特に「胡麻のふりかけ」（他のも）が美味！！

かわいい女性スタッフさんが揃っているのも特徴の一つかもしれない。

なんだかむしょーに「たこたまご」が食べたくなってきてしまった（笑）。

吉祥寺・ハモ横（ハモニカ横丁）の小さな魚屋さんで時々見かける・・・という

情報をいただいたが、なかなかチェックしにいく時間が取れない（汗）。

ごちそうさまでした☆

●櫂 （櫂-KAI）

京都府京都市中京区錦小路通御幸町西入鍛冶屋町216

075-212-7829

阪急京都線・河原町駅。

京都河原町駅から266m

10:00 - 18:00

無休

http://www.nisiki-kai.com/tokutei.html