雨の興福寺と平城宮跡。
2015年 06月 13日
●'15年弥生の月:京都・奈良ドライブ紀行 vol.13
奈良ステイ3日目(最終日)。
この日の奈良は朝からそぼふる雨。
車なので問題ないが、やはりお天気の良い方が気分は良い。
ホテルをチェックアウトした後は、昨年同様、興福寺「国宝館」の「阿修羅像」に
会いにいく。
駐車場で車を降りると、雨の中、一頭の鹿さんが。。。
「ごめんね、持ってないのよ!」と言っても聞く耳を持たない。
ちょっとおじいさんの鹿さんだったのかも。。。
どこかで「奈良の鹿はポッキーが好きらしい!」という話を聞いたことがあるが
本当のところはどうなのだろう。。。ちょっと試してみれば良かった(笑)。。。
「阿修羅像」を満喫!!
やはり本家本元で鑑賞するに限る。
いつだったか東京の美術館で鑑賞する機会があったが、ラッシュアワーの新宿駅よりも混んでいて
目が回りそうだった(笑)。
少し小ぶりになってきたので、近くにいた鹿さんたちと少々、戯れる。
残念ながら見つからなかった。
あの小説はファンタジー感満載でとても面白かった。。。
その後、雨の中、「平城宮跡」へ。。。
1,300年前の奈良時代、都の中心だった宮廷跡だ。
正門となる「朱雀門」。1998年に復元されたのだそうだ。
710年、奈良市に都「平城京」ができ、奈良時代が始まったが、その「平城京」の中央北端に
都の中枢として造られたのが「平城宮」で、天皇の住まいや官公庁が立ち並んでいたそうだ。
1998年、「世界遺産」として登録された。
訪れてみたいと思った理由の一つに、↑の「鹿男あおによし」のドラマがあった。
割と重要なシーンにこの「平城宮跡」が登場し、「奈良にこんな場所があるのだ!」と
強烈なインパクトを受けた記憶が!!
その後、奈良に暮らしていたお友だち夫妻から、「近鉄奈良線の電車から眺める『平城宮跡』も
かなり感激できますよ!!」(この風景が見たくて近鉄をよく利用していたそう)と
聞いたが、実際、ドラマ内でもこの朱雀門のすぐ横を電車が走り抜けていくシーンがあったことを
覚えている。
今回もたまたま走り抜けていく電車と遭遇。
此方は「復原遣唐使船」。
中国の文化や技術、仏教の経典などを持ち帰る役目を担っていた船だ。
最澄や空海、山上憶良などの有名人と共に医師や留学生、技術者や船員なども含めると
奈良時代には一隻100名を越える船が船団を組んで東シナ海を渡っていたらしい。。。
船はたしかに大きいけれど、技術もほとんどない当時の船ではさぞかし苦労も多かったことだろう。
と、はるか奈良時代に思いを馳せる。。。
さて、午後の新幹線で帰京するので、そろそろ京都に向かおう。。。
by forestkoro1015
| 2015-06-13 16:31
| 奈良関連
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