1403・早春の京都・奈良散策紀行 vol.15──素朴な美味しさ。@「ゐざさ 三条店 」
2014年 04月 17日
朝の連ドラ「ごちそうさん」ですっかりお馴染みになった「柿の葉寿司」は、
奈良の長い歴史と豊かな風土が作り上げてきた奈良の郷土料理の一つだ。
今では東京のデパートでも簡単に手に入るし、庭にある柿の葉を使って、
母が何度かチャレンジしたこともある「柿の葉寿司」だが、
残念ながら感動するほど美味しいと思えるものにはまだ出会ったことがない。
いつか奈良に出かける機会があったら「出来たての柿の葉寿司」を
是非食べてみたいものだと常々思っていた。。。
奈良二日目はレンタカーではるか悠久の往時を偲んで斑鳩の里をあちこちと散策。。。
その後、奈良市内を見学がてら右に左に走り回る訳だが、近鉄奈良駅近くで見つけたのが
此方の「ゐざさ 三条店」さんだった。
東京だとたしか高島屋のテナントに入っていたような・・・。
駐車場が見あたらないので路肩に車を停め、母だけが車を降りて店内へ。。。
「京都駅・新幹線構内」にも店舗があるとのことなので、東京へのお土産分は
そちらで買うことにして、「今、食べる分」(というか、試食する分)をいくつか購入してきた。
そして包みを私に手渡すと「おいしい奈良漬けのお店を教えてもらったから!」と歩いていってしまった。。。
一応、駅前の繁華街なので恥ずかしかったのだけれど、「旅の恥は掻き捨て」(爆)。
目の前に「出来たてホヤホヤの柿の葉寿司」があるのに、何を躊躇することがあるだろう。。。
車の中で包みを開き、「一つだけなら構わないよねっ!」と中の一つをいただく。
「柿の葉寿司」のすごいところは柿の葉で個別包装になっているので、
手づかみで食べられることだろう。
ほんのりと柿の葉の香りが立ちのぼるお寿司にのっているのは「鮭」!!
軽く酢で締められた「鮭」はしっとりとした御飯と相まって絶妙のおいしさ!!
「まいうーーっ!!」。。。思わず車の中でガッツポーズ(呆)。。。
想像していた通り、東京のデパートで買ってくる「柿の葉寿司」とは「別物」のように思える。
これもやはり「鮮度の差」ということになってしまうのだろう。。。
圧倒的に此方の方がおいしい。
奈良の空気感の中でいただくからおいしいのだということもあると思うのだけれど。。。
「これはおいしいうちに早く食べないと柿の葉寿司に失礼にあたる!」という訳で、
もう一つもいただいてしまうことにした。
「鮭」があんなにおいしいのだから、「鯖」だっておいしいに決まっている!!
そんな訳で2個目の「鯖」にチャレンジっ!!こちらもまたシンプルで朴訥としたおいしさ!!
熊野灘で獲れた鯖に浜塩を施して吉野まで運んだのが「柿の葉寿司」のルーツだそうだが、
柿の葉の香りがまろやかでさっぱりとしたおいしさを醸し出している。
お店の方に母が聞いてきたところによると、此方では特別醸造のお酢を用いた
昔ながらの製法で「柿の葉寿司」を作っているのだそうだ。
京都でいただいた「出来たての鯖寿司」にも感動したのだけれど、
奈良の「出来たて柿の葉寿司」も負けてはいない。
ちなみに母も「こんなにおいしい柿の葉寿司は初めて食べた!」と絶賛していた。
滅多によそのお料理を褒めない母があんなに褒めるのも珍しい(笑)。
そして翌日、予定通り、京都駅の新幹線構内のお土産コーナーで此方の「柿の葉寿司」を購入。
ニコニコしながら持ち帰って当日と翌日に分けていただいたのだけれど、
当日分も車の中でいただいた時ほどの感動は得られなかった。
うーむ、出来たてホヤホヤの柿の葉寿司に遭遇するのもなかなか難しい。。。
ごちそうさまでした☆
【1503再訪分 写真】
「柿の葉寿司食べ比べ」ということで、購入した此方の柿の葉寿司。
鮭〜っ!
鯖〜!
今回も美味しくいただいたのだった。
ごちそうさまでした☆
●ゐざさ 三条店 (IZASA)
奈良県奈良市林小路町17-1 1F
0742-23-0133
近鉄奈良駅から徒歩3分
JR奈良駅から徒歩10分
9:00~19:00
不定休
http://www.izasa.co.jp/index.html
Tracked
from how to last ..
at 2021-06-04 21:20
タイトル : how to last long in bed
1403・早春の京都・奈良散策紀行 vol.15──素朴な美味しさ。@「ゐざさ 三条店 」 : Welcome to Koro's Garden!... more
1403・早春の京都・奈良散策紀行 vol.15──素朴な美味しさ。@「ゐざさ 三条店 」 : Welcome to Koro's Garden!... more
by forestkoro1015
| 2014-04-17 16:53
| 奈良関連
|
Trackback(1)
|
Comments(0)