まほろばの、朝ご飯。(1503再訪)──「奈良ホテル・朝食編」
2015年 06月 11日
奈良ホテルの朝食は、メインダイニングの「三笠」でいただく。
「エアウィーヴ」のお陰で快適な朝を迎え、朝食会場に向かうと入口に数組の待ち客が並んでいる。
窓際席に座りたいので、売店で少し時間を潰してから向かうと、行列はさらに伸びていた(笑)。
一度お部屋に戻って仕切り直し。30分ほど経ってから向かうとだいぶ空いていた。
1泊目の朝は「茶粥定食」をセレクト。
昨年も感動しながらいただいたのだけれど、今年の方がより熱々で美味しく感じる。
京都の日本茶(緑茶)を用いているのが此方風で、お茶本来の香りも楽しめるのが特徴なのだそう。
熱々のお味噌汁や奈良漬けもさすがにグレードの高さを感じさせる美味しさ。
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奈良2泊目(旅の3日目)は雨。お部屋の外に雨に濡れながら鹿が遊びに来ていたのに、
カメラを取りにいっている間にどこかに去ってしまった(残念!)。
2泊目の朝食もやはり並んでいる。前日よりだいぶ早い時間なのにどういうことなのだろう?
昨年はこんなに待ち客はいなかったような(汗)。
この日は「洋定食」をセレクト。
昨年、大変感動した「THE SNOW QWEEN」=「フレンチトースト」がどうしても食べたかったのだ。
「大人の事情」(笑)で前日の夜にオムレツはいただいた(汗)ので、この日の玉子料理は
「ポーチドエッグ」をお願いする。
最初に登場するのは、昨年美味しかった「オートミール」。
体調がイマイチだったせいもあるのだけれど、この日の「オートミール」はあまり・・・。
添えられたミルクが熱々なのが救い。塩をかけて味を調整してやっと好みのテイストに仕上がった。
サラダは昨年と共通で可もなく不可もなく。柚子味のドレッシングまで同じだ。
そして厚切りのハムの上にトーストがのり、その上に載せられた「ポーチドエッグ」はかなり固め!!
ジワーっと黄味がとろけでてくるような玉子を連想していたのに、ちょっと違った。
しかも若干さめているし!!
ハムは脂っぽいし、エッグも一つでリタイア(汗)。
そしてお待ちかねの「フレンチトースト」がお出ましになる。
なんとしたことだろう!!今年の「フレンチトースト」は明らかに焼きすぎ!!
粉雪のような粉砂糖は昨年と同じなのだけれど、その下の部分は結構、歯応えがある(笑)。
いくら朝食の時間帯で混んでいるといっても、これはないだろう(汗)。
ちょっと、いや、だいぶトーンダウン!!
シロップをたっぷりとかけてヒタヒタにしていただくのだけれど、柔らかくなるまでは少し時間を要した。
憧れの「THE SNOW QWEEN」はわずか1年の間にだいぶお年を召してしまった
らしい(笑)。
まぁ、体調のせいもあるのだけれど、昨年ほどには感動できなかった。
そして食後に「ホットミルク」(大笑)をいただく
(どれだけ体調がイマイチだったか、想像いただけることだろう・笑)。
熱々のホットミルクにちょっとお砂糖を入れていただこうと思っていたのに、
これが微妙に「ぬるい!」。
というか、先ほどのオートミール用のミルクの方が熱々で美味しかった!!
「飲みやすさを考慮して」わざとぬるくして出してくれたのかもしれないけれど、
できれば熱々状態でいただきたかったかなぁ。。。
今回の滞在では、お部屋は超デラックスルームにアップグレードということで
大変快適な時間を過ごさせていただくことができたが、
お料理(特に洋食系・ディナーも含めて)に関しては昨年の方が感動の度合いが
大きかったように思う。
特に、朝食に関しては昨年と同じものをいただいているはずなのに、
何故、このようにレベルダウンしてしまったのだろう?(特に洋定食)。
朝食会場がやたらに混んでいるのも気になった(「噂の朝食」だけ食べに此方を訪れる人も
少なくないらしいが)し、何よりも「関西の迎賓館」とも呼ばれる歴史のあるホテルなのだから、
もう少しゆったりとした雰囲気の中で「朝の時間」を過ごせると嬉しい。
という訳で、此方では、たとえ連泊だとしても「茶粥定食」をいただくのがお勧め。
洋定食は「アタリハズレ」がある時もあるのかもしれない。
でも、思いがけずにデラックスなお部屋に連泊した母が大変喜んでいたので、
その点だけは救われたように思う。
ごちそうさまでした☆
※前回(昨年)、奈良ホテルを訪問した時の朝食関連の紹介記事は