1403・早春の京都・奈良散策紀行 vol.14──鹿トリオあをによし。@「奈良ホテル ザ・バー (THE BAR)」
2014年 04月 17日
奈良ホテルを訪れたなら、此方の「THE BAR」は外せない。。。
何年ぶりの利用となるのだろう???ちょっとドキドキしながら入店。。。
ゆったりとした真紅のソファ席が置かれた店内は永年の歴史を感じさせる
クラシカルな雰囲気。。。窓際にはズラリとテーブル席が!!
昼間はティーラウンジとして窓の外の景色が楽しめる此方のお席も、
夜間はバーのお席となるようだ。
窓際のお席に陣取ってこの時期のオリジナルカクテル「KOTOKA」を
お願いしてみることにした。
「KOTOKA」=「古都華」とは2009年12月に奈良で新たに開発された
「いちご」のことで、大きな果実の此方は濃いルビー色で色つやがよく、
糖度と酸度が濃く、香りが強いのが特徴なのだそう。
東京ではあまり聞いたことがないネーミングのいちごと思ったら、
奈良県の一部農家のみで生産される希少品ということらしい。
何よりも「古都華」という名前が、いかにも奈良っぽくてお洒落な感じがする。
ふかふかのソファ席との仕切り窓の向こうには鮮やかにシェイカーを振るバーマンの方の姿を
拝見することができる。何気なく横目で眺めていたのだけれど、その動きが大きい。。。
振り向いて見直してみたのだけれど、やはり大きい(驚)。。。
なんというか、カウンターの向こうで「体操」(!)をしているようなイメージ(笑)。。。
いや、実に流れるように美しい動きなので、見とれてしまったのだけれど。
帰京してから知ったことだが、あの流れるような所作でカクテルを作っていたバーマンの方は、
「ディアジオワールドクラス2013」で世界第3位、アジア・パシフィックチャンピオンの栄誉に
輝いた方だったらしい(汗)。。。つまり日本チャンピオンの方なのでもある。
あの、舞を舞っているような美しい所作を拝むことができただけでもラッキーだった
かもしれない。
やがて登場した「KOTOKA」は写真の通り、「春のサンタクロース」のような
かわいらしい感じのカクテルだった。
シャンパンの泡を合わせたカクテル」とのこと。
ほんのりと酸味があり、しっとりと甘くて柔らかな「春の香り」を満喫することができる。
シャンパンの芳醇な香りを放つ泡が「古都華」のいちごの風味とマッチしておいしい。
チェイサー。
チビチビと奈良最後の夜を楽しんでいると、窓の外を何かが横切っていく。。。
奈良公園の高台に位置する此方の庭園には、地続きということもあって、
奈良公園の鹿が時々遊びに来るという話は聞いていたが、まさか本物に出会えるとは
なんというラッキーっ!!
おしゃべりに興じていた店内の客たちも「ワイワイ」と騒ぎながら、
一斉に「シャッタータイム」!!
お庭がちょっとだけライトアップされていたこともあり、なんとか「しんがりの一頭」
の撮影に成功。思いがけないハッピーな出来事に少々興奮した夜となったのだった。
ちなみにお友だちはやはり此方のBarでお庭を横切る「タヌキ」に遭遇したことが
あるのだそうだ(笑)。。。
カフェタイムの窓からの風景。
カフェタイムのケーキ色々。
ごちそうさまでした☆
●奈良ホテル ザ・バー (THE BAR)
奈良県奈良市高畑町1096 奈良ホテル 本館 1F
0742-26-3300
18:00~23:00
無休
サービス料10%・チャージ料なし
46席
http://www.narahotel.co.jp/
by forestkoro1015
| 2014-04-17 10:54
| 奈良関連
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