お伊勢参りの象徴。──「赤福本店」@五十鈴川


「お伊勢参り」の歴史は旧く、江戸時代には6人に1人が伊勢をめざしたという。
また、五街道が整えられた後には60年に一度の周期で庶民の間に「おかげ参り」が流行し、
年間数百万人の参拝客が伊勢に押し寄せたのだそうだ。
そして現在も年間600万人もの人々が全国から訪れるという。


内宮の門前町であるおはらい町に1993年に誕生したのが「おかげ横丁」だ。
約2,700坪の敷地内には、江戸から明治にかけての伊勢路の代表的な建築物が
移築・再現され、43の店舗が賑やかに軒を連ねている。
参宮資料館「おかげ座」をはじめ、三重の老舗の味や名産品が一堂に会した
テーマパークのような雰囲気を醸し出している。
お伊勢参りの象徴。──「赤福本店」@五十鈴川_d0352022_17113835.jpeg

レンタサイクルをパーキングに停め、早速、ブラブラと歩き回る(笑)。
ご当地ビールやアイスクリーム、冷えた地酒(!)等に誘惑されそうになりながらも、
当初の目標である此方をめざす。
もう頭の中には「あかふく氷」(500円・税込み)のことしかない(笑)。
ガイドブックを見た限りにおいては、たぶん宇治金時のこと(間違っていたら失礼!)
らしいが、果たして歴史と伝統を誇る此方の氷はどのような味なのか・・・・。
お伊勢参りの象徴。──「赤福本店」@五十鈴川_d0352022_17112484.jpeg
お伊勢参りの象徴。──「赤福本店」@五十鈴川_d0352022_17112745.jpeg

本店発見!!が、なーんと、お店の外にまで待ち客がはみ出している(驚)。
近づいてみると混雑ぶりはさらにものすごい。
結果、泣く泣くあきらめることになってしまった・・・ここまで来たのに・・・(涙)。
まぁ、母を待たせているから仕方がない。。。。。

お伊勢参りの象徴。──「赤福本店」@五十鈴川_d0352022_17113213.jpeg
スピリチュアルな内宮参拝の後にもう一度寄ってみたが、やっぱり混んでいた(笑)。
でも、帰りは根性で「本店の赤福!」を2箱購入。
帰りの新幹線の中で食べるように小さい箱までプラスしたりしたのだが、
「和田金」で食した後ではさすがに食べられなかった(笑)。


ちなみに「指で押した形!」(失礼!)とずーーっと誤解していたのだけれど、
このユニークな赤福の形は「伊勢神宮の神域を流れる五十鈴川の清流を餡に、
川床の小石をお餅に見立てた」という有難いものなのだそうだ。


また、毎月1日の早朝より販売される季節をあしらった「朔日餅(ついたちもち)」
も此方の人気のお品らしい。
電話予約やデパートの予約販売(エリアは限定)もあるらしいが、
この本店においては、毎月1日、午前4時45分の開店と同時に販売がスタートするらしい。
しかも整理券配布は午前2時30分からなのだそうだ。
名店の味をゲットするのもなかなか大変なようである。


東京・吉祥寺の某羊羹店を思い出してしまった(笑)。



ごちそうさまでした☆



※2006年10月訪問分の記事となります。最新情報は施設にお問い合わせください。



●赤福 本店
三重県伊勢市宇治中之切町26 おかげ横丁
0596-22-7000
5:00~17:00 (繁忙期時間変更有)
※毎月1日 2:30より整理券配布、4:45より「朔日餅(ついたちもち)」販売開始
無休
50席
http://www.akafuku.co.jp/
1707年オープン




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by forestkoro1015 | 2006-10-27 17:01 | 三重関連 | Trackback | Comments(0)

美味しかったもの、楽しかったこと、旅の思い出などを徒然にご紹介します。


by forestkoro1015