一生に一度は味わいたい華麗なる「美味なる晩餐」!!──「メインダイニング シーホース」@鳥羽国際ホテル


今回、某キャンペーンに当選したおかげで「伊勢志摩旅行」が実現した訳だが、
せっかくはるばると出かけるのだからもう一泊してこようじゃないの!ということで
セレクトされたのが此方の「鳥羽国際ホテル」だ。
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かつて此方を利用したことがあるという母は、エピキュリアンの誉れとして名高い
「鮑のプロヴァンス」なるものを此方で食してみるのが長年の夢の一つだったそうだ(笑)。


が、この「長年の夢」を食するには、本館セミスイートへの宿泊がセットになった
スペシャルプラン「美味なる晩餐」(お一人様30,450円也)しかない。
うーむ、なかなかうまく考えられている(笑)。


「東京じゃこんな値段で食べられないんだから!」と“もったいない世代”の母を説得し、
「美味なる晩餐~秋」への手はずは整った。


午後から土砂降りということもあって、母は一足早くチェックインすると鳥羽へ戻っていったが、
私はレンタカーで「スペイン村」(雨でも稼動しているのがすごいっ!!)と
「ひまわりの湯」をはしご。


皇室御用達という名門ホテルへ辿り着いた時はすでに6時を回っていた(汗)。
セミスイートルームは本館最上階の7階にあるが、すでに暗くて窓からの景色は望めない。
さすがに部屋は立派すぎるくらいだ。



メインダイニングの「SEA HORSE」は本館1階にある。
対岸の街の灯りが煌めく窓際席には、今井グランシェフのサイン入りメニューが置かれている。
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[美味なる晩餐~秋~]
伊勢海老カクテル
ホテルオリジナルからすみと鯛のマリネ
木の子と貝スープ
尾鷲産 旭蟹ボンファン
熊野産みかんのグラニテ
志摩産 鮑のプロヴァンス
松坂牛グリル ロックホール
または
伊勢海老グリル
めはりピラフ
パティシエ特製デザート
コーヒーまたは紅茶
パンとバター


うーむ「想像を超えていた!」という何かのキャッチフレーズがあったが、
まさに言い得て妙とはこのことだろう。
いずれの料理も実に素晴らしい出来映えだった。
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「伊勢海老カクテル」で一発目のパーンチを食らったまま(笑)、「鯛のマリネ」へ突入・・・。
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ここまでは冷製な訳だけれど、続いて登場する「アサリのスープ」
(バターと生クリームがこれでもかーというほどに使われている)が
熱々ですこぶるおいしいのだ。
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そして「旭蟹」に至ってはホッペを落としそうになりながら黙々と味わってしまう。
実際、おいしすぎて会話がなかったりもした(笑)。
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かわいらしいコロンとしたグラニテの後、いよいよ待ちこがれた
「鮑のプロヴァンス」が登場する。
柔らかかつジューシーで舌の上でとろけてしまいそうな鮑と、主役を取り巻く洗練されたソースとの
絶妙のハーモニーがかつてない至福の世界へと誘ってくれる。。。
「お・い・し・い・!・!」
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「松坂牛のグリル」はデミグラスソースまたは大根おろしの和風ソースでいただく。
やはりホロホロと柔らかくジューシーで舌の上でとろけそうになる。
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一方の「伊勢海老グリル」はうれしいことに一匹丸々分だ(笑)。
ナイフとフォークでいただく訳だが、そのおいしさに思わず顔がほころんできてしまう。
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この後に「ピラフ」とあったので、正直、身構えたりもしたが、登
場したのは紫蘇の葉(?)に包まれたかわいらしいサイズのピラフだった(ほっ)。
このピラフが海の幸のダシがふんだんに使われていて、またおいしい。
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デザートはワゴンサービス。オレンジシャーベットとショートケーキ、
モンブランのチョコレートケーキを所望する。いずれも妙に甘すぎることなく
それぞれに主張しながらも優しい味わいでスルスルっとお腹に収まっていく。
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食後のコーヒーを飲み終えた時にはすでに9時をまわっていた。
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さすが「美味なる晩餐」と銘打つ通り、その完成度の高さには実に驚かされた
次第である。最初から最後まで、そのすべてのプレートに対して「心からおいしい!」と
ゲストを満足させることができるコース料理が果たしてどれぐらいあるだろう。


実際、今回の「美味なる晩餐」は私たちの今までの常識を覆すぐらいに素晴らしいものだった。
何よりも「長年の夢」を実現させた母がすべての料理に満足して喜んでいたことが、
今回の旅の一番の収穫だろう。


唯一、惜しかったとすれば、母がまるで飲めないため、モエ1杯とグラスの白しか
飲めなかったこと。これだけの料理に合わせるとすれば、
きっと素晴らしいワインが楽しめたのにと思うと残念でならない。


しかし、東京でこれだけの料理を食するとしたら一体、どれぐらいかかるのだろう。
本館セミスイートに宿泊して、当ホテル自慢の美味を心ゆくまで味わう。
それだけでもはるばる鳥羽まできた甲斐があるというものだ。
そんな訳で「一生に一度は味わうべきエピキュリアン・メニュー」として
★5つを進呈する次第である。



※補足
宿泊客の朝食は同じ場所でのバイキングとなる。メニュー内容は豊富だが、
あの豪華メニューを食した翌朝としては少々寂しく感じる場合もあるかもしれない。

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ごちそうさまでした☆




※2006年10月訪問分の記事となります。最新情報は施設にお問い合わせください。





●メインダイニング シーホース (SEA HORSE)
三重県鳥羽市鳥羽1-23-1 鳥羽国際ホテル オーシャンウイング 1F
0599-25-3121
朝 7:00~10:15(10:00L.O)
昼 11:30~14:30(13:30L.O)
夕 17:30~22:00(20:30L.O)
不定期年1回休
88席
http://www.tobahotel.co.jp


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by forestkoro1015 | 2006-10-24 16:55 | 三重関連 | Trackback | Comments(0)

美味しかったもの、楽しかったこと、旅の思い出などを徒然にご紹介します。


by forestkoro1015