1507・灼熱の台湾旅行 vol.7──初めての九份@九「九戸茶語 一館 (kunohe)」


2015年7月の訪問記事となります。最新情報は施設にお問い合わせ下さい。



鳥来(ウーライ)でお昼を食べた後は、今回の旅のハイライトでもある「九份」へ。
第二次世界大戦後の一時期まで金の採掘で栄えた「九份」は、山肌にはりつくように拓けた
大変にノスタルジックで幻想的な街だ。
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展望台からの風景。
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元々は9世帯のみの小さな集落で、お弁当などの出前や買い物などの品をまとめて
調達していたため「九份(九つ分)」と呼ばれるようになったそう(ガイドさん情報)。
ちなみにちょっと離れた場所に「十份」という場所もあるのだとか。


車を降りて「基山街」へ。細い路地の両側に土産物店や飲食点がギッシリと並んだ
ゆるやかな上り坂が続く。山の頂上にある小学校前からの景色も素晴らしいが、
路地の両側に様々なお店が並ぶ「豎﨑路」の階段をダラダラと下りてくるのがまた楽しい。
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赤い提灯が飾られた石段のメインストリートは昼間でもいささか不思議な雰囲気。
宮崎アニメの「千と千尋の神隠し」の舞台に似ていることでも有名になった
場所の一つだが、たしかにどことなく映画のワンシーンを彷彿とさせる。
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夜になってライトアップされるとさらにロマンティックな雰囲気となることだろう。


「豎﨑路」の両側には昔ながらの面影を残す茶館がいくつかあるが、その中腹に位置する
眺めの良い茶館が此方の「九戸茶語 一館 」
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2階がレストランで、3階と4階が茶芸館となる。
3階の私達が通されたお席は「宮崎駿監督親子」が座って「作品のアイデアを練ったお席!」
とのこと(ガイドさん情報!)。
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「せっかく九份に来たのだから宮崎監督の気持ちをここで一緒に味わって!!」とのこと(笑)。。。
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そして登場するのは、スタッフの方がシズシズと煎れてくれる本格的な中国茶と
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九份名物の一つ「芋圓」をはじめとしたお菓子類だ。
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「芋圓」とはタロイモ(里芋)で作る台湾版の白玉のことで、もちもちっとした食感が特徴的。
他にさつまいもやヤマイモを使った芋圓があるそうで、かき氷にトッピングすることが多いらしい。
が、此方では甘く味をつけた「芋圓」とさつまいもの白玉をツアー仲間でシェアしていただく。
美味しいのだけれど、量が少なすぎて味が良くわからない(汗)。


シェアするお茶菓子は、揚げたエリンギのチップス、甘い梅干し、わさび味と炭味の豆菓子など、
いずれもお茶を味わうために厳選されたお茶菓子らしい。
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そしてしみじみと味わう中国茶は、聞香杯で香りを効くことからスタートする本格派仕様。。。
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さすがに一杯目のお茶の香りは悪くなかったけれど、お茶自体はそれほどお高いものではなかった
ような(笑)。まぁ、一見のツアー客にはこの程度のものだろう(笑)。
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高いお茶が良いかというとそういうものでもないらしい。要は好みの問題とのこと。
台北市内では「(観光客向けの)お茶セミナー」がよく開催されていて、お茶の奥義が
学べるのだそう。実際、この日のツアーで一緒になった人は、セミナーに参加して
「お茶の魅力」に取り憑かれてしまったのだとか(笑)。


此方は最も有名な阿妹茶酒館。映画のロケもよく行われているそう。
「千と千尋の神隠し」の雰囲気に似ていることでも有名!
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記念撮影スポットとしても有名な場所!
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今回は駆け足ツアーだったのでサンセットの時間まで残ることができなかったのが唯一の心残りだ。
豚肉入りの「肉圓」やピーナツとアイスを包んだ「花生捲」など、食べてみたい
B級おやつがまだまだたくさんあったのに全然食べられなかったし(涙)。


が、次回訪問の楽しみが一つ増えた(笑)。



【補足】
九份の街自体はノスタルジックでとても素敵な場所だが、階段が多く(一つの段が高い構造と
なっていて歩きにくい!)、坂道となっているので、身体の不自由な人や足の悪い人には
訪問が困難な場所かもしれない。




ごちそうさまでした☆




●九戸茶語 一館 (kunohe)
台湾新北市瑞芳區九份輕便路300號(昇平戲院旁)
(+886) 224063388
9:30~21:00
無休
http://www.kunohe.com.tw/index.htm




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by forestkoro1015 | 2015-07-14 12:31 | 1507・夏の台北 | Trackback | Comments(0)

美味しかったもの、楽しかったこと、旅の思い出などを徒然にご紹介します。


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