1507・灼熱の台湾旅行 vol.6──「鳥来地方の郷土料理」@鳥来活力村レストラン


2015年7月の訪問記事となります。最新情報は施設にお問い合わせ下さい。



二日目の午前中は「鳥来(「ウーライ」」へ(ツアー)。
台北から車で東南へ1時間ほどの緑豊かな温泉郷だ。どことなく日本の鄙びた温泉を彷彿とさせる。


「ウーライ」とは古くからこの場所に住む原住民タイヤル族の言葉で「温泉」
意味するのだそうだ。
車を降りて鳥来名物というトロッコ列車の乗り場へ。。。
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黒部峡谷などのトロッコに比べるとかなり小さくておもちゃみたいだが(失礼!)、
そのスピードはかなり速くて遊園地のジェットコースターのようだ(汗)。
最後にトンネルをすり抜けると終点の「白糸の滝駅」に到着。
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急な階段をひたすら上って「烏来活力村」へ。
「国際GaGa劇場」を併設した此方では、タイヤル族の踊り(ショー)を鑑賞できる他、
タイヤル族の生活習慣や風習、民芸品などが紹介されている。
美しい民族衣装に身を包んだ彼らの踊りは相当にエネルギッシュ!!
構成もなかなか凝っていて、タイヤル族古来の風俗、恋愛、宗教を表現しているのだそう。


かわいい子が紛れていると思ったら、少し前のミス台北だったとか(驚)。
日本のA◯Bなんちゃらなどに比べても相当にイイ線をいっていると思う。
参考までにタイヤル族出身のタレントというと日本では「ビビアン・スー」が有名なのだそう。
また、彼らの民族衣装の模様や顔へのイレズミなどが、日本のアイヌ民族と
いくつか共通項があるのも特徴の一つらしい。


ショーを鑑賞した後は、併設のレストランで「白糸の滝」を眺めながらお食事タイム。
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広いレストランなのに、客は私たちのグループのみで、文字通りの特等席だ(笑)。
座ったと同時にお料理がどんどんと運ばれてくる。
いただくのはこの地方に古くから伝わる郷土料理とのこと。


●いただいたお料理
1.イノシシ肉の野菜炒め
2.エリンギとピーマン、山菜の炒め物
3.ぶつ切りの鶏肉とかぼちゃ、人参のスープ
4.川海老の唐揚げ
5.空心菜
6.炒飯風ライス
7.デザート(すいか)


近くの山や川で獲れた新鮮素材を用いたという「鳥来の郷土料理」は限りなく素朴でシンプルな味わい。
ガイドさんによれば、「馬告(マーガオ)」と呼ばれるレモンバームのような少し苦みがある
香辛料を使ったお料理が特徴でもあるらしい。
その「馬告」の味わいが最も顕著に感じられるのが「鶏肉のスープ」だった。
かぼちゃと人参、ぶつ切りの鶏肉が入ったスープは生姜系の味わいの中に、ほのかなレモンの香りと
香辛料がほどよく効いたスパイシーな味わい。
もう少しお味が濃くてもよいような気もするが、意外にバランスのとれた深みのあるスープだ。
おそらく滋養強壮にも効果がありそう。。。


「川海老の唐揚げ」もカラリと揚がっていて、思わずビールが進む美味しさ(笑)。
「イノシシ肉」は日本でいただくよりもワイルドで弾力があるイメージ。
野山を駆けまわっているイノシシさんということなのだろうか(謎)。
が、全体的に味付けは薄味で、ちょっと物足りないような気も(汗)。
最後に登場した「炒飯」(というよりは三色炒めご飯)に至っては、塩胡椒を取ってこようか!
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というほどに控えめな味付けだった。
タイヤル族の人たちはこのような薄味の生活を続けているから、あのようにスタイルが良いのだろうか(謎)。


ガイドブックに紹介されていた「ヤマイモ料理」や「竹の筒で蒸したご飯」など、
タイヤルの人たちの伝統料理は残念ながら登場しなかったけれど、わずかながらではあるけれど、
「鳥来の郷土料理」の片鱗を楽しむことができたように思う。

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ごちそうさまでした☆




●鳥来活力村レストラン
台湾烏來郷烏來村瀑布33号
※MRT「新店」駅で下車。「烏来行き」新店客運バスに乗り換え、「烏来」で下車。20分間隔で1本。
※台北市公園路のMRT「台大病院」3番出口付近から「烏来行き」新店客運バスに乗り、
「烏来」で下車。約1時間くらい。




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by forestkoro1015 | 2015-07-13 20:38 | 1507・夏の台北 | Trackback | Comments(0)

美味しかったもの、楽しかったこと、旅の思い出などを徒然にご紹介します。


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