1507・灼熱の台湾旅行 vol.5──「ディープすぎる屋台天国」@曽記


2015年7月の訪問記事となります。最新情報は施設にお問い合わせ下さい。



「B級グルメ天国」と言われる台北夜市の中でも台湾最大級の夜市が、
此方の「士林夜市」だ。
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元々は農水産物を扱う小さな市場が、時代と共に変化しながら100年以上も庶民の台所として
賑わってきたのだそうだ。人をかきわけながら進むと、飲食店だけでなく、洋服、雑貨、小物、
化粧品、ゲームなど、小さなお店と屋台が所狭しと並んでいる。
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さながらその雰囲気はおもちゃ箱をひっくり返して、さらにめちゃくちゃに散らかしたような
相当にディープな賑わいぶりだ。


士林市場」は地下鉄「劍潭駅」からまっすぐ歩いた場所にある近代的なアーケード型夜市。
お土産や果物、ゲーム類を取り扱う1Fと、屋台の店舗が集まった地下1階の「美食区」
分かれている。階段を下りていくと、120~130店舗はあるだろうか。その雑然とした
雰囲気とけたたましさに圧倒される(爆)。


ちょうど夕食時と重なって、巨大フードコートと化した地下1階はものすごい混雑ぶりだ。
なんでも台湾の人は共働きの家庭が多く、外で食べてから帰宅する家庭が多いのだそうだが、
「ふーん!」と思わず頷いてしまうほど(笑)。そしてまた屋台が集まった店舗の集合体と
いうこともあってお値段もかなりお安い。
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2周ほど界隈をグルグル廻るが、観光客にはかなりハードルが高い(汗)。
が、どうしても「蟹の揚げ物」「牡蠣のオムレツ風」が食べてみたくて入店したのが
此方の「曽記」というお店。
数え切れない店舗の中でもジモティーの人たちで相当に賑わっていたお店だ。
店内はガチャガチャしてあまり・・・な雰囲気だが、屋台と考えればこういうのもありだし、
何よりも座って食べられるのが嬉しい。


まずは台湾ビール(大:80元=320円)。翌日に某有名店で飲んだら150元(600円)も
取られたのでかなり良心的なお値段。
続いて「蟹の揚げ物」「牡蠣のオムレツ風」(各150元)、「烏賊とセロリの炒め物」
「空心菜」「魯肉飯」「水餃」などをオーダー。
さすがに屋台だけあってお料理が登場するまでが早い(驚)。
「あっ!」という間にテーブルはお皿でいっぱいに!!中でも感動したのが「蟹の揚げ物」
おそらく「沢蟹」と思うのだけれど、塩胡椒がピリッと効いていてカリリッと芳ばしく、
思わずビールが進んでしまう(笑)。
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ふと隣のテーブルをみるとジモティーのカップルが「大きな蟹の揚げ物」を食べていた。
あれは囓るのが大変そうだ。。。
独特の風味のタレがかかった「魯肉飯」も美味。醤油風味で甘辛く煮込んだ豚そぼろご飯
なのだけれど、美味しくてワシワシと食べられてしまう。
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逆に「あまり・・・」だったのが、「牡蠣のオムレツ風」と「烏賊とセロリ」
オムレツは焼きすぎというか、牡蠣がかたくなってしまっているし、烏賊はちょっとかたかった。
共に味付けは薄い感じでちょっと物足りないような。。。まぁ、「蟹」と「魯肉飯」が
美味しかったのでよいことにしよう。

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メニューには日本語も書かれているし、日本人観光客も多いせいか、スタッフの方々は概して親切だ。
街中の小洒落た台湾料理店も良いのだろうけれど、地元ローカルの熱気を感じながら
台湾の食を味わいたいなら、この地下1階にある「美食区」も選択肢の一つに
加えてもよろしいかもしれない。



ごちそうさまでした☆





●曽記
台湾台湾台北市士林区基河路101号 B1楼1階 66番
※MRT「剣潭」駅から徒歩5分。駅を降りて、基河路をまっすぐ行くとあります。
[月~木]15:00~24:00ごろ、
[金~日]11:30~深夜1:00ごろ(店により異なる)
定休日:旧正月前後(店により異なる)

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by forestkoro1015 | 2015-07-13 15:18 | 1507・夏の台北 | Trackback | Comments(0)

美味しかったもの、楽しかったこと、旅の思い出などを徒然にご紹介します。


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