富士山が見える梅園!!──「不老園」@甲府
2021年 02月 22日
JR石和温泉駅の隣に「酒折」という駅がある。
明治30年、総面積5万平方メートルに及ぶ広大な山地に、市内に住む呉服商の七代目 奥村政右衛門が
たぶん「小梅」と思うのだけど。。。
まだつぼみの「甲州野梅」(こうしゅうやばい)。
JR酒折駅までは徒歩で5分。各駅しか停まらない小さな駅だ。
箱根駅伝で有名な山梨学院大学がある駅だが、ワイン好きの間では「シャトー酒折ワイナリー」が
あることでも知られている。
その近くにあるのが、「富士山が見える梅園」として有名な「不老園」だ。
別荘として開園した此方は、この七代目が北海道を除く全国を巡り、紅梅、小梅、夫婦梅、豊後梅などを
持ち帰ってこの地に植え付けたのだそうだ。
山を切り崩し、谷を活かし、池をつくり、その周辺に20数種類の梅と桜、牡丹、南天、赤松、
ツツジなどを植え、庭づくりに専念したのだそうだ。
以来、甲斐路の梅の名所として、毎年、春先には多くの観光客が訪れるという。
という訳で、ポカポカ陽気に誘われて見物していくことにした。
500円の入園料を払って散策をスタートする。
山を切り拓いた場所にある此方からは、どこからも美しい「富士山」を眺めることができる。
ゆるやかな坂を上っていくと、満開の梅やまだ咲いていない梅など、木によって色々あって楽しい。
「寒紅梅」。
「冬至梅」。
売店が数軒あって梅干しなどが売られている。
芭蕉の句碑。
「夫婦梅」は縁結びのご利益があるそう。。。
途中、「梅天神」を経て、展望台へ到達する。
「お山の大将」という感じで桜の季節も楽しめそうだ。
富士山を眺めながらの「梅見物」は3月下旬まで楽しめるのだそうだ。
こんな別荘があったら良いなぁ。。。と思いつつ、梅の香りを満喫しながらノンビリと散策するのも楽しい。
入口付近からの情景。
※ご参考
以前、小田原の「曽我梅林」を訪れた時の訪問記事は
■財団法人 奥村不老園
山梨県甲府市酒折3-4-3
055-233-5893
※梅の期間のみの限定開園となります。
2021年2月1日〜3月下旬
9:00〜17:00(入園受付は16時まで)
http://www.furouen.jp
by forestkoro1015
| 2021-02-22 18:50
| 山梨関連
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