感動の新食感「冷やしワンタンメン」!──「栄屋分店」@北山形(夏の山形ドライブ紀行 vol.9))

※2010年7月の訪問記事となります。最新情報は施設にお問い合わせ下さい。




今回の山形行きに際して秘かに心に決めていたことがあった。
それは何としても「冷やしラーメンなるものを食する」ということ(爆)。
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何かの雑誌で見かけたのだけれど、山形県は一人あたりのラーメン消費量が全国1位の県として有名らしい。
寒い冬はラーメンを食べ、暑い夏は「冷やしラーメン」を食べる。
その「冷やしラーメン」の発祥の店こそが、山形市にある「栄屋本店」である。
知り合い情報によれば、此方の分店は弟さんのお店なのだそうだ。


山形市内最終日のお昼は「おいしいお蕎麦屋さんに行こう!」という話もあったが、
「どうしても冷やしラーメンが食べてみたい!」と無理をいって此方に連れてきてもらった(汗)。
此方のご主人とも顔見知りらしい知り合いによると
「栄屋本店は冷やしラーメン発祥の店だけれど、暖簾分けされた此方は「冷やしワンタンメン発祥の店」で、
味も此方の方がよい!」とのこと。


少し寂しい佇まいのJR北山形駅西口のトイメにある此方は、すでに1時をまわっているのに大混雑している。
駐車場に車を停めて戻ってくると少し待って中に通された。
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「発祥の店」来訪記念として、私は「冷やしワンタンメン」(850円)、
連れは「冷やしラーメン・大盛り」(850円)、
知り合いたちはいつでも食べられるからということで「温かいワンタンメン」(700円、大盛りは800円)
をお願いする。ちなみに温かいラーメンは600円で、大盛りは100円増しとなる。


最初に「温かいワンタンメン」が登場した。
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冷やしワンタンメン(大盛り)。
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よほど物欲しそうな顔をしていたのか、「味見してみる?」とレンゲを渡される(喜)。
透き通った感じのお醤油ベースのスープは何とも上品な味わい(驚)。
豚ではなく、牛でダシをとっているのだそうだ。なるほど!おいしいはずだーーっ!!


やがて連れの「冷やしラーメン・大盛り」、最後に私の「冷やしワンタンメン」が運ばれてきた。
メンマ、牛肉チャーシュー、蒲鉾、ネギまでは温かい「ワンタンメン」とまるで一緒だが、
「冷やしワンタンメン」は海苔ではなくて「若布」がトッピングされている。
そして透き通ったお醤油ベースのスープに「氷」がプカプカと浮いている
のがおわかりいただけるだろうか(驚)。。。


「これが憧れの「冷やしワンタンメン」かーーーっ!」と感慨に浸りながらまずはスープを一口。
当たり前ながらに冷たいっ!!
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先ほどの温かいワンタンメンのスープと比べると少々サッパリ系の味わい。
ワンタンももちろん冷え冷えのツルツルでチュルルンといただけてしまう。
このワンタン、ミンチは少なめだが、この食感がたまらない。
冷たいワンタンは生まれて初めての体験だったけれど、結構気に入ってしまった(笑)。
そしてワンタンの下から顔を覗かせたラーメンは中太のストレート麺。
食べる前は「冷やし中華」の麺を想像していたのだけれど、れっきとしたラーメンの麺だった(驚)。


此方は「冷やしラーメン・大盛り」。
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トライしてみるまでは、一体、どのような食べ物なのか、想像もつかなかったが、
実際にいただいてみると、その完成度の高さに驚かされる。
冷やし中華でもなく、冷麺でもない。
ラーメン(ワンタンメン)をそのまま冷たくした、冷やしラーメンであり、冷やしワンタンメンなのだ(驚)。
その違いといえば、器もスープも麺も具材もすべてが冷たく、氷が浮いていることだろう。
もちろん、その調理方法には幾多の企業秘密が隠されているのだろうが、そのアイデアには感服してしまう。


この「冷やしワンタンメン」のおかげで、午前中に蔵王連峰の上の方まで出かけて汗だくになった身体から
「スーーーッ!」と汗がひいていった(爆)。


冷たい麺をすすって、冷たいスープを飲んでいると何だか不思議な気分だが、その一方で妙に楽しい(笑)。
きっと生まれてはじめての「新食感の食べ物」に出会えたからなのだけれど。。。


夏場に山形にお出かけの際は特にオススメ(冬にはやっぱり温かい方がオススメかなぁ・笑)。
なお、冷やしラーメンと冷やしワンタンメンのスープの味はちょっと異なる(ように感じた)。



なお、店内の壁に「山めん寒ざらしそば」のポスターが貼られている。
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江戸時代に将軍家に献上されていた蕎麦を全国に先駆けて復興(1974年)した「山めん寒ざらしそば」は、
大寒の日にソバの実を不動沢の冷たい清流に浸してアクを抜き、立春に引き上げ、
西蔵王の冷たい風と真冬の紫外線に晒して乾燥させたもので、
寒風に晒すことで風味や甘みが増し、上品で淡泊な味わいのそばになるとのこと。
この時期だけの限定品(山形麺類食堂協同組合)ということで、お土産にしてみたところ、
「優しい味わいの上品なお蕎麦」とすこぶる好評だった。
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お店はJR北山形駅の駅前に位置している。
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ごちそうさまでした☆





●栄屋分店
山形県山形市北山形2丁目2-54
023-643-8866
通常11:30~18:00頃
(スープ無くなり次第終了)
※当面、コロナ対策として当面15時迄の営業。
木曜休
36席(カウンター4席、テーブル5卓20席、小上がり3卓12席)


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by forestkoro1015 | 2010-08-13 11:01 | 山形関連 | Trackback(5) | Comments(0)

美味しかったもの、楽しかったこと、旅の思い出などを徒然にご紹介します。


by forestkoro1015