金沢の冬のご馳走。──「佃の佃煮」(冬の北陸ドライブ旅行 おまけ編)
2021年 02月 07日
GOTOの「地域共通クーポン」が少し残ってしまったため、小松空港で購入したお品の一つが
「佃の佃煮」の「かぶら寿し」(810円)だ。
「かぶら寿し」とは塩漬けしたかぶらに切り込みを入れて塩漬けしたブリを挟んで発酵させた
「なれずし」のことで石川県を代表する伝統的発酵食品の一つ。
金沢の冬を代表する料理の一つであり、お正月料理としても有名らしい。
石川県加賀地方産のものを中心に富山県西部でも作られているのだそうだ。
お取り寄せサイトには金沢や富山の名だたるお店のお高い「かぶら寿し」があれこれと並んでいるのだけれど
東京(我が家は東急吉祥寺店をよく利用する)や横浜にも店舗展開している「佃の佃煮」は
「ごり」や「川海老」「山椒ちりめん」「あみ」などの佃煮はもちろん、お茶漬けセットなども美味しく、
我が家にとっては身近な存在のお店だ。
今回は初日に金沢の「めいてつエムザ」でご贈答用に購入したのだけれど、自宅分を買っていなかったので
迷わずゲット!!まぁ、東京をはじめ、全国の店舗に普通に並んでいるのだけれど。。。
少しでも新鮮な方が良いかなーということで(笑)。
なんでも此方の「かぶら寿し」は富山湾の天然ぶりを使用し、しかも添加物を一切使用していない
自然のままの「かぶら寿し」なのだそうだ。
東京のお店で時々買う「かぶら寿し」よりも美味しく感じたのは、単なる「気のせい」だけではないと思う。
今回は氷見の寒ぶり入りの「かぶら寿し」も食べる機会があったが、脂がのって濃厚な旨みのあるぶりを
使っているからだろう。家族たちには「氷見のかぶら寿し」の方が概して好評だった。
が、麹の味付けなどに関しては「佃の佃煮」の「かぶら寿し」に軍配が上がった。
うーむ、素材の選び方はもちろん、塩の分量、麹の味付け、仕込み方等々、
一口に「かぶら寿し」と言っても実に奥が深い食べ物のようである。
滋賀の熟れずしである「鮒寿し」よりもだいぶ食べやすいのも嬉しい。
何よりもお酒のアテにピッタリだし(笑)。
冬のこの時期にしか食べられない美味しいお品でもあるので、ご興味がおありの方は是非!!
全国の店舗店頭でも購入できるし、通販サイトでもお取り寄せ可能だ。
ごちそうさまでした☆
●佃の佃煮 百番街店
石川県金沢市木ノ新保町1-1 金沢百番街 あんと
076-260-3765
8:30~19:00
金沢百番街に準ずる
http://www.tukudani.co.jp/
by forestkoro1015
| 2021-02-07 18:25
| 石川関連
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