決死の雪道ドライブ。──「禄剛崎灯台」(冬の北陸ドライブ旅行 その6)
2021年 01月 21日
金沢二日目。
金沢からソロソロと走っておよそ3時間あまりで能登半島の先端にやってきたが、残念ながら
中にはこの界隈の名産品として有名な「地豆腐」や大豆、小豆、米、そば、豆乳、珠洲の天然塩などが
この海域は古くから海難事故が多く、背後の山伏山の一角に灯明台を築き、「狼煙」をあげて が、当日は強風が吹き荒れ、とてもそれどころではなかった(笑)。 東京までは意外に近い。
お天気がよければ気持ちが良いはずの広場も真っ白!!
お友だち情報によると、能登半島は対馬海流という暖流に突き出しているため、海岸線は暖かくて
外を見ると一面真っ白。。。そんなに積もっている訳ではないが、テレビの天気予報では
「北陸地方は一日中、雪!!」とのこと。
この日は能登半島の先端まで移動しなければならないのに、金沢よりも積もるらしい(汗)。
当初の予定ではR249を通って輪島や千枚田を経由して禄剛崎近辺をめざすはずだったが
とてもそんな悠長なことは言ってられない。
前日のタクシーの運転手さんやスナックで出合った地元の人たちのアドバイスに従って
「のと里山空港」まて通じている「のと里山海道」を走り、その後は「珠洲道路」を経由して
能登半島の先端をめざすことにした。
「のと里山空港」までの道は雪が結構、積もっていたが、除雪もされてそんなに苦労しなかったが、
その先がすごい。途中、お手洗いや休憩所はあるのだけれど、そこに立ち寄ったら
「出て来られない」(!)ほどに雪が積もっている。レンタカーだからスコップは積んでないし!!
「桜峠」のあたりが一番すごかったかも。。。 珠洲市に入ると家も増えてきてだいぶ走りやすくなった。
このような天気だからだろう。外に出ている人をほとんど見かけない中で、マスクをして一人モクモクと
雪かきをしている女性を見かけたが、このような場所ではコロナもあまり心配ないだろう。
空いているお店はほとんど見かけない(探し方が足りないのかもしれないけれど)。
途中、たまたま見つけたコンビニでおにぎりとサンドイッチ、お茶などの食料を調達。
はるばる能登半島まで出かけてきたのに寂しいお昼だ(笑)。
が、ここで食べておかないと、次はいつ食べられるかわからない。
まさに「緊急事態」だった。
13時少し過ぎに当日のお宿(の駐車場)に到着したが、なんと!!
15時までチェックインできないという。
このような時、融通が利かないお宿は不便だ。
近くに温かいものが食べられる場所はないか尋ねたところ、
「道の駅 狼煙」(車で約7〜8分)と「道の駅 すずなり」(車で約12分)を教えてもらった。
「禄剛崎灯台」の駐車場も兼ねた前者の「道の駅 狼煙」で時間を潰そうと向かってみることにした。
「道の駅 狼煙」。
広い駐車場に車は私たち以外、もう2台しかいない。
もちろん界隈に何軒かある飲食店は「臨時休業」(!)。このような天気の時に観光客も来ないだろう(笑)。
所狭しと並んでいる。暖をとらせてもらったので、「珠洲の天然塩セット」と「塩飴」などを購入。
近くにある「禄剛崎灯台」をめざすことにした。
緩やか(でもないかな)な坂道を350メートルほど上った先に建っているのが、能登半島で最も古い
「禄剛崎灯台」だ。
海難の防止を図っていたと伝えられているのだそうだ。
明治16年、イギリス人のリチャード・ブラントン氏によって設計された灯台は、当時の面影をとどめる
美しい白亜の灯台として「日本の灯台50選」に選ばれている。
禄剛崎は外浦(日本海側の海)と内浦(富山湾側の海)のちょうど接点にあたり、海から昇る朝日と
海に沈む夕日が同じ場所で見ることができる場所として有名らしい。
海は荒れているし。
雪は降っても積もらないのだそう。。。特に禄剛埼は先端だから真冬でも積もらないということらしいが
やはりこの悪天候には禄剛崎も勝てなかったらしい。
この後、バチバチとあたって痛い「あられ攻撃」に遭い、広場の脇にある山小屋風のレストルーム
(「パノラマハウスのろし」と呼ばれる施設らしい)に緊急避難(傘は車の中だった)。
あっという間に真っ白になるあたりの景色を眺めながらしばらく過ごすことになってしまった。。。
さてそろそろチェックインできる時間だ。お宿をめざそう。。。
※10年ほど前に訪れた「夏の能登半島」のピックアップ紹介記事は
by forestkoro1015
| 2021-01-21 17:56
| 石川関連
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