奥能登の地酒と魚介を堪能!!──「味楽 ゆめり」(冬の北陸ドライブ旅行 その4)
2021年 01月 20日
金沢の夜は、界隈のお店に詳しいお友だちに教えていただき、市内でも評判の
「味楽 ゆめり」さんを予約していた。
何軒か教えてもらった中で最初に電話したらビギナーズラックでお席がとれて「よく取れましたね!」と驚かれたお店でもある(平日だったのが幸いしたらしい)。
とはいっても予約は20時。早い口開けの時間か、20時過ぎの時間のいずれかになる。
当初は19時前に金沢入りする予定だったので、迷うことなく後者にしただけれど
低気圧のせいでお昼過ぎに金沢に到着していた自分たちには20時までの時間は長かった(笑)。
ホテルの部屋で0次会をしてもなかなか時間は進まない(汗)。
少し仮眠までして、19時半すぎにお店をめざす。
タクシーで行けばすぐなのに、せっかくだから金沢の夜を満喫しよう!!と歩くことにした。
此方はハンズ前のXmasツリー。
大将の真ん前のカウンター席が空いている。お待たせして申し訳ないことをしてしまった(汗)。
寒いのでとりあえずは「熱燗」。
石川の地酒は言うに及ばず、大将の出身地という奥能登の地酒があれこれと揃っている。
○お通し
野菜と椎茸・揚げなどの炊き合わせ(冷)と蛸と玉ねぎのサラダ(たぶん)。
まだ少し寒かった(笑)けれど、たしかにお味は良い。
魅惑的な品々が並んでいる。お仕着せのコース料理でなくて好きなものを選べるのが嬉しい。
○ぶりとさば
せっかくなのでお刺身盛り合わせではなく、ぶり、さば、カワハギなどをいただくことに。。。
ぶりもサバもトロトロに脂がのって、しかも甘くて弾けるような美味しさ♪がある。
もうこれだけいただいても「お代わり!!」と叫びたくなるほど。。。
○カワハギ
肝で和えてあるのだけれど、これがまた日本酒のアテとして信じられないぐらいに美味しい。
はるばる金沢まで出かけてきた甲斐があった!!と二人で盛り上がってしまった(笑)。
○香箱蟹
時価ということで少しお高い(2,000円ぐらい?)が、その分、丁寧な仕事が成されていて
お味もすこぶる美味♪
香箱は久しぶりにいただいたけれど、都内でいただく香箱よりもズッシリと大きくて身が詰まっている。
さすがに金沢の香箱は違うっ!!
○加賀蓮根のハス蒸し
すりおろした加賀蓮根に白身魚や海老を加えて蒸し上げる加賀の伝統料理の一つ。
熱々でホッコリとしたお味で心も身体も温まる逸品。
しいたけ焼きと能登豚の角煮を食べたはずなのに、撮影したはずの写真は何故か見当たらなかった(笑)。
肉厚のしいたけはジューシー感たっぷりでほとばしるよう!!
能登豚さんははじめていただいたが、調理法なのだろうか。
余分な脂分が少なくてサッパリ&しっとり感たっぷりにいただける。ふだん食べている豚の角煮とは、
だいぶアレンジが異なる食感だった。
○鱈白子ポン酢
此方も日本酒のアテとしては最高のお品。
程よい酸味がツルンとした白子と相まってホコホコの笑顔にさせてくれる美味しさがある。
一巡した奥能登の日本酒を何種類かお代わりし(竹葉、谷泉、宗玄あたりが特にお気に入り)、
美味しい魚介類を中心としたお料理と共に金沢の夜は更けていった。
カウンター席は広いが、奥行きがある分、ちょっと店主の方との距離を感じなくもない。
混んでいたから仕方ないと思うのだけれど、もう少し色々と相談しながらオススメをいだいてみたかったかも。
が、お腹いっぱいにいただいて、退店する頃には寒い中、次の客たちが外でスタンバイしていた、
冷たい雪が舞っているし。。。
連れは大変気に入った様子で、今度は新幹線で此方に食べに(飲みに?)訪れてみたいのだそうだ。
たしかに食べていないお料理はまだたくさんあるし。
数ある金沢のお店の中から此方を紹介してくれたお友だちには心から感謝したい。
金沢市内でも人気店の一つなので、来店の際には必ず予約した上で訪れたい。
ごちそうさまでした☆
●味楽 ゆめり
石川県金沢市本町1-3-33
076-255-3999
18:00~23:00(L.O.22:30)
日曜休(日曜を含む連休の場合は日曜営業、最終日のみ休業)
49席(カウンター9席、掘りごたつ8席、お座敷32席)
http://www.ne.jp/asahi/ajiraku/yumeri/
2009年12月8日オープン
by forestkoro1015
| 2021-01-20 17:30
| 石川関連
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