老舗でいただくモーニング。(2010再訪)──「丸福珈琲店 千日前本店」
2020年 11月 07日
大阪ステイ3日目。
天井のライトも渋くてお洒落!
大倉陶園の真っ白なカップ&ソーサーになみなみと注がれた珈琲は、かなりの深煎り。
パンがフカフカで柔らかくて美味しい。苦味感のある此方の珈琲ともマッチするテイスト。
この日は道頓堀でも久しぶりに見物して帰ろうということで難波方面へ。
道頓堀界隈もインバウンドがいないせいか、とても空いている(ように感じる)。
いくつか教えてもらった界隈のお好み焼き屋さんも並ばなくても入れますよ!とは
買い物をしたブティックの女主人の話。。。
美味しいコーヒーが飲みたい!ということで、この界隈だったら此方だろうと
めざしたのが「丸福珈琲店 千日前本店」さんだ。
私にとっては、15年ぶり(!)の再訪となる。
今や羽田空港や銀座、渋谷、池袋、秋葉原、吉祥寺等々、関東エリアのみならず
関西、中部、九州エリア等、広く多店舗展開を図っている「丸福珈琲店」ではあるけれど
やはりここ「千日前本店」は別格。
昭和9年創業という通り、およそ90年近い歴史を今も静かに刻み続けている堂々たる老舗店だ。
店内のレトロな雰囲気は以前と変わらずにそのまま。
写真がないので比較できないのだけれど、たぶん今回も前回と変わらない
右手に年代物の美しいカップがズラリと並ぶショーケースが眺められるお席に落ち着いた。
前回と変わったことといえば、全席禁煙となっていたことだろうか。。。
まだモーニングの時間(11時まで)のようでサンドイッチやトーストを食べている客が少なくない。
「Aセット」はお飲み物代のみでトースト(バターまたはジャム)がついてくる
お得なセットだが、せっかくの大阪来訪記念として「Bセット」(700円)をセレクト。
此方は、珈琲、カフェオレ、紅茶のいずれかに「ミニサンド」がついてくるセットだ。
もちろん他の店舗でも選べるメニューではあるのだけれど、やはり本店でいただくモーニングは
何となく格式が違う(ような気がする・笑)。
ミニサンドとコーヒーが運ばれてきた。
いささか苦味感のある大人味テイスト!
ミルクピッチャーのミルクを少しずつ注ぎ入れていくと苦味が少しずつ和らいで
お味もマイルド感が増して飲みやすくなっていく。。。
ミニサンドのフィリングはたまごとハムとチーズとレタス。
やはり本店でいただくモーニングセットは美味しいし、今回、はるばると訪れて良かった!!
としみじみと思ったのだった。
東京のお店や通販でも購入できるのだけれど、本店来訪記念に「丸福ブレンド」(1,150円)を購入。
ペーパードリップかサイフォン用の中細挽きなので、エスプレッソ珈琲が好きな我が家には
ちょっと粗すぎた模様(汗)。
一人、ペーパードリップでおとしながら「大人の味」を楽しんでいる。
銀座や渋谷のお店も良いけれど、珈琲好き、丸福好きであるならば、やはり一度は
何かの機会に表敬訪問しておきたいお店の一つのように思う。
ごちそうさまでした☆
※前回訪問時の記事は
※東京・秋葉原店の訪問記事は
※その前の訪問記事は
●丸福珈琲店 千日前本店 (マルフクコーヒーテン)
大阪府大阪市中央区千日前1-9-1
06-6211-3474
8:00~23:00
<モーニングサービス>8:00~11:00
※平日(月~金)のみ
元旦休
150席
http://www.marufukucoffeeten.com
1934年オープン
by forestkoro1015
| 2020-11-07 18:16
| 大阪関連
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