キンモクセイの季節。   

金木犀(きんもくせい)の香りが街中を彩る季節となった。
ほのかに甘く、秋の訪れを感じさせる花の一つだ。
花言葉は「謙虚」「謙遜」「陶酔」「初恋」。。。
我が家の庭でも育ちすぎた大きな「金木犀」が良い香りを漂わせている。

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ご近所にはもっと大きな金木犀が道を覆うように茂っていのだけれど。。。


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トランプ大統領がコロナに感染したそうだ。
マスクをつけない強い大統領もコロナの猛威には勝てなかったらしい。
数日前には口から泡を飛ばす勢いで「史上最低の大統領討論会」で醜態を晒していたのに
今は病院に隔離されているという。1ヶ月後には大統領選があるというのに
復活できるのだろうか。。。自業自得という話もあるが、ちょっと気の毒でもある。


そし先日、タナボタ、いや、ところてん式で日本のトップに上り詰めた某総理大臣は
前評判通りに総理大臣の器ではなかった。
というか、単純でわかりやすかった前の総理大臣に比べると、アコギでこすっからく
鉄面皮で悪いことを平気で仕掛けてくる。
所信表明もしないうちからマスコミ各社を集めて「パンケーキ朝食懇親会」などと
銘打ち、マスコミ各社の記者たちを自分の都合の良いように丸め込もうとしている。

断ったマスコミは朝日、東京、京都、毎日の4社だけ(!)というのだから、
日本のマスコミも落ちぶれたものだ。
また共同通信社の記者でジャーナリストとして安倍政治を批判していた柿崎氏を
首相補佐官に抜擢する(!)というマスコミ懐柔のていたらく。。。


しかも日本学術会議のメンバーとして推薦されていた大学教授6名を「任命せず!」と
いう非道な強行手段を平気で押し切り、任命しなかった理由さえ明らかにすることを
拒否している。
日本の科学者で構成される日本学術会議は、政府から独立して政策の提言などを行う
独立した機関で、総理大臣をはじめとした政府が口を挟むことは憲法学的にも
許されていない。


この6名の大学教授たちは過去の政府の施策に対して「批判的な反対意見を述べた人たち」
でもあるそうだ。つまり、自分たち(政府)の行動や考えに楯をついたり、反対意見を
述べる危険な人たち(一般市民からすれば極めて真っ当な意見を持つ人たちとも言える)を
排除し、何にでもハイハイと頷いて自分たちを肯定する「イエスマン」だけを
選別していこうとする危険な考えが根底に根づいている。


そしてこのような危険な思想が押し切られることがあったら、これからは自由な意見や
思想を持つ学者や研究者たちが口をつぐみ、言いたいことも自由に言えなくなる
危険で恐ろしい時代がやってきそうな予感さえ感じさせる。


パンケーキなどを食べて悠長に歓談している場合ではない。
キズは浅いうちに何とかしておかないと手遅れになる。
小さなささくれが破傷風にならないうちに、私たちは未来を見据えていく必要がある。



先週のとてもきれいだった夕焼け。まだ間に合うと信じたい。。。
キンモクセイの季節。_d0352022_18075040.jpg








by forestkoro1015 | 2020-10-04 18:39 | おうち | Trackback | Comments(0)

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