此方は、「帝国ホテルの味をご家庭で」をコンセプトに1971年にオープンしたお店だ。
お惣菜、ケーキ、パンなど、「さすが、帝国ホテル!」というような
高級感あふれるお品があれこれと揃っている。
人気の定番商品と言えば、バターの風味豊かな「ブルーベリーパイ」が有名で、
アイスクリームと共にいただくとさらに美味しさが増す。
シュークリームやモンブランなどの生ケーキ類やクッキーの類も美味しいのだけれど、
いかんせんお値段はやはりホテル価格だ(汗)。
スープ類は缶詰などでいただく機会もあるのだけれど、パンやケーキ、お菓子以外の
お品はあまりご縁がない世界かも。。。
「ガルガンチュワ サンドイッチ」(13,000円)は一度チャレンジしてみたいお品だ。
さて、その中でも比較的に気軽に購入できるのが、やはりパンの類だろう。
「クープ・デュ・モンド 2020受賞作品」をテイクアウト用にアレンジしたという
「パン・オ・グレンヌ」(スライス750円・13時焼き上がり)にも目がいったのだけれど
そこは控えめに「バゲット」(450円・10時半・12時・15時半焼き上がり)をセレクト。
もう一つ、「チョコレートデニッシュ」(400円)も購入。
サーヴィスのグレードはさすがにハイレベル。お客さまの数よりもスタッフの数の方が
多いぐらいだ。客たちはゆったりとお高いお品をあれこれと選んでいる。。。
さてさて、棒状のチョコレートを上品にクロワッサン状に巻いて焼き上げた
「チョコレートデニッシュ」はクルマの中でいただいてしまったのだけれど、
甘さ控えめの上品な口当たりでとても美味しい。サクサクの食感も申し分ない。
バゲット。
クラスト(皮)部分がバリッとして何とも芳ばしく焼き上がっている。
クラム(生地)の部分の気泡は割と多め。
「生きているパン!」という感じで香りまで美味しい。
いつもはマーガリンをつけていただくバゲットなのだけれど、この時はバターで
恭しくいただいたのだった。だって450円もするし!!
パッケージ。
この御紋が目に入らぬかー!!という感じの金のロゴが眩しい。
そしてなかの保存袋にも金ロゴが!!
ちなみに手提げバッグもとてもお洒落だった。
久々に美味しいバゲットをいただいた。某有名ブーランジェリーのようにかたすぎて
歯が立たないこともないエレガントで美味しいバゲットだ。
10%割引券をいただいたので、また買いに出かけても良いけれど、我が家からだと
ちと遠いかなぁ。。。
店名の「ガルガンチュワ」は16世紀フランスを代表する物語作家、
フランソワ・ラブレーの小説に登場する美食家で大食漢の王様の名前にちなんだものだそう。
私は知らなかったのだけれど、物知りの母は「あんた、(こんな常識的なことも)
知らなかったの(呆)?」という感じでいつものスタンス(爆)。
なるほど!美食家で大食漢の王のお店となれば、何でも美味しいはずだ。
日比谷界隈にお出かけの際には忘れずにチェックしたい。
ごちそうさまでした☆
●ガルガンチュワ (Gargantua)
東京都千代田区内幸町1-1-1 帝国ホテル東京 本館 1F
03-3539-8086
8:00~20:00
無休
駐車場:425台、帝国ホテル駐車場
https://www.imperialhotel.co.jp/j/tokyo/hotelshop/
公式アカウント
https://www.facebook.com/imperialhoteljapan
https://www.instagram.com/imperialhotel_jp_official/
1971年オープン