1002・五島列島&壱岐旅行 vol.7(呼子名物の新鮮&スケスケ「烏賊活造り」会席)



独特の甘みと絶品の歯ごたえ!!
呼子名物の新鮮&スケスケ「烏賊活造り」会席。



2泊目のお宿は日本三大松原の一つとして特別名勝に指定されている
「虹の松原」のすぐ近くにある「唐津ロイヤルホテル」だった。


1泊目の狭すぎる部屋とは対照的に、この日のお部屋は、
ベッド2つに4畳の畳敷きスペースがセットになったデラックスツインルームだった。
松浦川を眼下に望む部屋からの景色も美しい。
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唐津といえば食べログ全国ランキングで堂々8位に輝く某鮨店が有名だが、
今回は食事がセットになったツアーなので残念ながらあきらめざるを得ない。
店は目と鼻の先にあるのに悔しいことこの上ない(号泣)。


気を取り直してお食事会場へゴー。
この日の夕食は、呼子名物「烏賊活造り」会席ということで、
新鮮採れ立ての烏賊がいただけるのだという(喜)。
お膳の脇には真っ白な烏賊とスケスケの烏賊(下足)が一枚ずつ。
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真っ白な烏賊が「造り」ということで早速にいただいてみる。
シコシコっとした独特の食感だが、同時にじんわりとした甘みが口の中に広がっていく。
「まいうーっ!!」、思わず声を出してしまうほどにおいしい烏賊だ。
お醤油などつけないでいただいた方が、烏賊本来の旨みが楽しめたように思う。
この時期の烏賊はミズイカとのこと。


烏賊に夢中になっていて他のお料理のことを忘れていた。
小鉢、鰺二身焼き、おでん鍋、茶碗蒸し、鮮魚のカルパッチョなどがあるが、
烏賊のおいしさの前には他のお料理が少々かすんでしまう。
食事の途中で熱々で登場した「烏賊しゅうまい」はさすがに烏賊がたっぷりと使われていたようで、
風味も豊かでおいしくいただけた。
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と、お皿に残っていたスケスケの透明烏賊(下足部分)が仲居さんたちによって回収される。
後でご飯と一緒に烏賊下足天婦羅として再度登場するのだそうだ。
他のお料理をいただきながら、楽しみに待つことにしよう。


この烏賊下足天婦羅が登場するまでが異様に長く感じた。
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特に全くお酒をいただかないという隣の客たちはかなり手持ち無沙汰だったようだ。
下足の回収はバラバラだったにも拘わらず、肝心の熱々天婦羅が登場したのはすべて同時だった。
ツアー客の宿命かもしれないのだけれど、ちょっと気の毒のようにも思えた。


烏賊下足天婦羅のお味の方は待たされただけあってほとんど完璧!。
造りも美味だったが、下足の熱々天婦羅もさすがにおいしい。
はるばると唐津まで訪れた甲斐があったと思える烏賊のお料理たちだった。

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翌朝は9Fのフレンチレストラン「キャッスルビュー」で和洋中の朝食ブッフェをいただく。
ネーミングの通り、眼下に唐津城をはじめとした唐津の街並みが広がる。
連れが秘かに狙っていたのが、この2月から始まったばかりという「朝からつ茶漬け」だ。
唐津市内の主要宿泊施設でスタートした「朝からつご飯」キャンペーンの一環らしいが、
此方ではご当地名物のお茶漬けとして提供してくれるのだという。
なんでも鮮魚が豊富な唐津では、家庭で残ったお刺身をたれに漬けておいて、
翌朝お茶をかけて食べていた習慣が古くからあり、
一昔前まではお茶漬けは唐津っ子の朝の味だったりしたのだそうだ。


そのお茶漬けを現代風にアレンジして復活させたのが、此方の「朝からつ茶漬け」ということらしい。
7種類の具材の中から好きなものをトッピングできる「お茶漬けバイキング」としての提供とのこと。
よほど物欲しそうな顔をしていたのか、戻ってきた連れの小丼にはいかの塩辛、鮭フレーク、いくら等、
7種類すべての具材がきれいにトッピングされていた(爆)。
「大サービス!」ということでスタッフの方が作ってくれたらしい。
肝心のお味は「色々混ざってなんだかよくわからない!」とのこと(笑)。


今年で22年目を迎えるという老舗ホテルのようだが、女性用大浴場にイオンスチーマーがあったり、
シャンプーバー(色々揃っていて驚いた!)を開設したりと
顧客のニーズを先取りした細やかなサービスは評価に値するだろう。
いつまでも唐津の地で静かに歴史を紡いでいってもらいたいホテルだ。


ごちそうさまでした☆



●唐津ロイヤルホテル (カラツロイヤルホテル)
佐賀県唐津市東唐津4-9-20
0955-72-0111
http://www.daiwaresort.co.jp/karatsu/index.html





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by forestkoro1015 | 2010-02-26 17:26 | 佐賀関連 | Trackback | Comments(0)

美味しかったもの、楽しかったこと、旅の思い出などを徒然にご紹介します。


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