1002・五島列島&壱岐旅行 vol.5(五島福江 「椿茶屋」@香珠子ビーチ)

※食べログ投稿記事からの転載分です。

団体客としての利用でなければもっと点数が高かったと思う
香珠子ビーチ脇の隠れ家的食事処。──「椿茶屋」。


二日目のお昼は美しい香数子(こうじゅし)ビーチ脇の高台にある「椿茶屋」でいただくこととなった。
「潮騒を聴きながら、絶品の囲炉裏焼き料理のご昼食」とのこと。
が、目の前の駐車場ではちょうど「五島・椿祭り」のイベントが開催中で
スピーカーから大音響のサウンドが流れている(爆)。



古民家を再生したらしい店内は畳敷きの広い空間。
すでに囲炉裏の網の上には程よい感じに焼き上がった焼き魚と手羽先が芳ばしい香りを放っている。
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事前のネット情報によれば「水いか」が組み込まれたコースがおいしいことで有名らしいが、
そこは団体客の宿命(悲)。
私たちのコースは、五島牛モモ肉(一口サイズのものが二切れ!)・手羽先・野菜串・小鉢・
焼き魚(近海もののアジ)・おにぎり・五島うどん・かんころもちという内容のものだった。


まずは焦げる前に手羽先からゴー。
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塩と柚子胡椒をつけていただいたが、この塩と柚子胡椒がとてもおいしい
特に柚子胡椒、これは耳かきひとさじ分でも非常に辛くておいしい。
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続いて串を抜いてアジにかぶりつく。
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五島の近海物のアジは脂がのっていておいしいことで有名だったはずだが、このアジは残念ながらイマイチ。
焼き方が足らなかったのか、期待していたほどの味ではなかった(残念!)。
ピーマンや玉ねぎを串にさした野菜串を平らげ、いよいよ五島牛ステーキの登場となる。
ガイドさんが「ほんとに小さいですのでがっかりしないでくださいね!」と前置きしていた通り、
一口サイズの五島牛モモ肉が一人二切れ(!)。
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が、さすがに五島牛だけあって口の中でとろけるような食感がある。
このステーキも先ほどの柚子胡椒をつけていたただくと味がさらに引き締まるように感じた。
大きなお皿の上にてんこ盛りのキャベツが登場したと思ったら
「ステーキと焼いてお召し上がりください!」とのこと。
ダイナミックだなぁ(笑)。


おにぎりはガイドさんに教わった通り、お醤油をつけて焼きおにぎりにしていただく。
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横で焼かれている羊羹のようなものは五島名産のかんころもち。
これはサツマイモを天日で干したものを蒸して白餅と一緒についたもので、
島みやげとしても有名なのだそうだ。
生でいただくよりも、少し炙っていただくと風味が増しておいしい。
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おにぎりを焼きつつ、一息ついていると「五島うどん」が運ばれてきた。

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すでに満腹状態だが五島うどんは別腹(ん?)。
今回の写真はクリアなので、うどんの太さなども大体イメージしていただけると思う。
たっぷりの五島うどんに小さい鶏肉が入っている。
前日の五島うどんも魚の香りがあまりしないと思っていたら、
アゴ出汁(トビウオ出汁)の五島うどんは上五島だけで、
福江島を含む下五島の五島うどんは鶏出汁なのだそうだ。
道理で魚の香りがしない上品な感じの出汁のはずだ。


焼きおにぎりはご飯がおいしいからだろう。満腹なのにどんどん食べられてしまう。
五島牛はちっこいし、焼き魚は今いちだったけれど、
この五島うどんと焼きおにぎりがおいしかったので☆数は3.5をキープすることとした。
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何でも此方の食材はすべて五島産とのこと。
椿の花が描かれたお皿などもすべて手作りのお品なのだという。
お米は合鴨米。塩、柚子胡椒、梅干しもすべて手づくりなのだそうだ。


食べ終えた後は周辺をブラブラと散策。香珠子ビーチの海水の透明度といったら!!
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店前にある椿祭りの会場では牡蠣(その場で焼いて1キロ600円、持ち帰りで1キロ500円!!)と
鮑(100グラム500円!!)の炉端焼きコーナーや焼き鳥コーナーが賑わっている。
うーむ、一口サイズの五島牛ステーキよりも、
牡蠣と鮑の炉端焼きをお腹いっぱい食べた方が満足できたかもしれない。
ちょっと残念な思いが残った(笑)。


バスに乗る直前に、店前にある五島椿物産館(売店)でガイドさんオススメのソフトクリームをチェック!!
「にがり入り」のソフトクリーム(210円)ということだが、
甘さ控えめでさっぱりとしてかなりおいしい。此
方を訪れる機会があったら、忘れずにチェックしたいソフトクリームのように思う。
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ごちそうさまでした*



●椿茶屋 (つばきぢゃや)
長崎県五島市浜町香珠子1248
0959-73-5923
11:30~21:00(予約制)
不定休
http://www.campanahotel.com/gotobus_top/pg465.html

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by forestkoro1015 | 2010-02-25 15:56 | 長崎関連 | Trackback | Comments(0)

美味しかったもの、楽しかったこと、旅の思い出などを徒然にご紹介します。


by forestkoro1015