秋の檜原村遠征。──「数馬の湯」

ふと思い立って秋の檜原村へ。。。
都心からわずか2時間弱で到達できる檜原村は村の9割を森林に囲まれた大自然の宝庫だ。
1年を通して美しい場所だが、特に「秋」の季節は黄色や赤の紅葉に彩られた木々が美しく
映える絶好のハイキングシーズンでもある。


もちろん私のお目当てはハイキングではなく、山々に囲まれた温泉である(笑)。
JR武蔵五日市駅からアクセスしやすいのは「あきる野」にある「瀬音の湯」
日の出町にある「つるつる温泉」だが(近隣の奥多摩町には「もえぎの湯」もある)、
檜原村には「檜原温泉センター 数馬の湯」がある。


この3つは訪れたことがあるが(特につるつる温泉はリピータ−・笑)、
「数馬の湯」だけは行ったことがない。
という訳で、出かけてみることにした。


武蔵五日市駅までは中央線で45分強。
さすがにこの季節はハイキング姿の観光客が多い。


1番バス乗り場から「数馬行き」の西東京バスに乗車。
ここから奥多摩湖までつながる「檜原海道」を通って約1時間のバス旅行となる。


「戸倉しろやまテラス」「瀬音の湯」「払沢の滝入口」などを通って
バスは山の中のくねくね道を進む。


「払沢の滝」も「瀬音の湯」も訪れたことはあるが、その先の道ははじめて。
美しく彩られた山々が目の前に迫ってくる。


武蔵五日市を出て1時間ちょっとで「数馬の湯」に到着。
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10時にオープンする施設の最初の客の一人だ。
利用料金は880円(子供は半額)。街道に沿って細長い施設の先にお風呂がある。
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まだ誰もいなかったので記念撮影。
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奥が露天風呂で左にサウナと水風呂、右奥に圧注浴風呂とジャクジーがある。

圧注浴風呂とジャクジー(写真は借り物)。
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なんでも薪ボイラーで間伐材を使用してお湯を沸かしているそう。
源泉のお湯の販売も行っている(100リットル100円)。


露天風呂(写真は借り物)。
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泉質は「アルカリ性単純温泉(低張性・アルカリ性・低温泉)」とのことで、
「つるつる温泉」や「瀬音の湯」のようなぬめり感はほとんどなく、比較的にあっさりとした泉質。
ジャクジーや圧注浴風呂はそうでもないのだけれど、一つの湯船が熱くて入れなかった。
が、草津温泉の共同浴場(白旗の湯など)よりは断然ぬるいと思う(笑)。


最初は5〜6人いた客たちもふと気づけば3名程度。。。
ヒンヤリとした空気感が心地良い露天風呂に浸かり、五右衛門風呂のような壺風呂に浸かる。



露天風呂からの眺めはこのような感じ。。。
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ついでにサウナまで体験して約80分。せいぜい頑張ってこれぐらいが限度だ(笑)。


髪を乾かして出てくると、11時半。
武蔵五日市駅に引き返すバスは本数が少ないので注意が必要だ。
次のバスは11時50分。
と、お食事処にスルスルと引き寄せられてしまった(笑)。


食べてみたかったのは、実は「舞茸ピザトースト」!!
この界隈でも舞茸はよく採れるようで、舞茸メニューが色々あって楽しい。
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が、中年のご夫婦が券売機の前に陣取っていて動かない(汗)。


「じゃがいもアイス」でお茶を濁すか。。。バスの時間は刻々と近づいてくる。
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そうだ!!湯上がりの美味しい一杯、「とりビー」があったことを忘れていた(笑)。
アルコール類は自販機を通さないでロッカーキーのナンバーで購入できるのそう。。。
まだまだ自販機前で頑張るご夫婦を尻目にお食事処にイン!!

「とりビーお願いします!」と小さな声で告げる(だってまだお昼前だし・笑)。
お席に座っているとスタッフの方が運んできてくれる。
秋の檜原村遠征。──「数馬の湯」_d0352022_18351252.jpg
「すっ、すごい!!」。。。
思わず笑ってしまった!!
半分シャーベット状になった冷たい「とりビ−」が湯上がりのノドに染み渡っていく。
まさに「雪解けのビアー!!」という感じ(笑)。
これは内緒の話、サウナを出た後に、露天風呂で飲んだら「サイコー」だったことだろう。
もちろんそんなハシタナイことをこの私がするはずもなく。。。


記念にもう一枚!!
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この冷え冷え状態で登場する「生ビール」は650円。価値があるお値段だ。
この「雪解けビール」を5分で飲み干して、熱いお茶を一杯(お腹がビックリすると困るので)。
此方はセルフサービスだ。


お食事処の壁には檜原村の美しい四季の風景写真があれこれと並んでいる。。。
思わず住みたくなってしまうほどに美しい景色だ。


そして壁ぎわ中央には煌々と燃える「薪ストーブ」が!!
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これからの季節、おおいに活躍してくれることだろう。


アルコールのめにう。
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「多摩のめぐみ」は残念ながら品切れ中!


ロッカー精算をして周辺を記念撮影。
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先日の東北の紅葉よりも赤の色がよりビビッドに映えているような。。。
はるばると檜原村までやってきた甲斐がある美しい色合いだった。



と、あまり来ないバスの時刻表はこのような感じ。。。
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11時50分の次は13時20分となる(汗)。
舞茸ラーメンを食べてもまだまだ時間は余りそうだ(笑)。



さてバスに乗って武蔵五日市をめざそう!!



ごちそうさまでした☆




※「つるつる温泉」@日の出町の訪問記事は


※「瀬音の湯」@あきる野の訪問記事は


さらに



※「もえぎの湯」@奥多摩の訪問記事は





●檜原温泉センター 数馬の湯
東京都西多摩郡檜原村2430
042-598-6789
平日 10:00~19:00
土日祝日 10:00~20:00
休業日:10月~11月の期間は10月21日を除いて休館日なしで営業。
ご利用料金  
大人880円。小人440円(就学前のお子様は無料)。
フェイスタオル(260円)、バスタオル(660円)も別途ご用意。
http://kazumanoyu.net

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by forestkoro1015 | 2019-11-21 22:56 | 日帰り温泉・銭湯 | Trackback | Comments(0)

美味しかったもの、楽しかったこと、旅の思い出などを徒然にご紹介します。


by forestkoro1015