不思議スタイル。──「一升屋 久里浜店」   


●久里浜探訪シリーズ その2


はるばると久里浜まで来たので、来訪記念として「地物の魚」を食べて帰ろうと
いうことになった。


久里浜駅前にも商店街はあるが、いささか元気がないように見えたのは
たまたまだったのだろうか。。。


しかもまだ16時過ぎということで、空いているお店(居酒屋)はほとんどない。
某ログで検索をかけて探すと、居酒屋が1軒と鮨店が1軒ヒット。


その16時からオープンしている居酒屋というのが「一升屋 久里浜店」だ。
商店街のハズレの方にあるお店は屋上看板も目立つ150席のオオバコ仕様。
店内を覗き込むとすでに客が何名か入っているのが見える。


あまり・・・・だったのだけれど、何となく気分で入店。
入口に一番近い席に陣取っていたのはお店のマスターだったらしい(驚)。
てっきり客だと思い込んでいたので「いらっしゃい!」と声をかけられて
飛び上がってしまった(笑)。


先ほどオムライスを食べたばかりなので「あまりお腹が空いていない」
(→この言葉は最近、某所でかなり有名になったフレーズで
下手に使うとSNSでめっちゃディスられるらしい・笑!!)。


メニューを見ながら悩んでいると、テレビを観ていると思っていた
マスターには筒抜けのようで「今日は鰺がオススメ!」と鶴の一声が!!


という訳で即決。
釣り鰺刺しとのことで地物なのだそうだ。
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一品では寂しいので北海道のホタテもつける。
不思議スタイル。──「一升屋 久里浜店」_d0352022_18110162.jpg
ドリンクは最初に目に入った「生すだちサワー」
不思議スタイル。──「一升屋 久里浜店」_d0352022_18105332.jpg
すだちが大きいが、少し青味が強い。
案の定、かなりビター感のあるすだちサワーになってしまった。。。


お通しのポテサラ
不思議スタイル。──「一升屋 久里浜店」_d0352022_18104616.jpg
連れは「身体が冷えた!」とのことで「ぬる燗」を所望。
目の前の棚には全国津々浦々の銘酒がズラーーーっと並んでいるのに、
燗酒は1種類のみとのこと。
少し味見させてもらったが、麹の香りがキツすぎてあまり・・・だった。


地元の市場から直送するという地魚の「釣り鰺さし」はさすがの美味しさ。
わさびでなくて生姜でいただくと身のしまった鰺が口の中で弾けるようだ。
一方のホタテは甘くてトロっとしているが、いささか凡庸。。。


お通しのポテサラはなかなか丁寧に作られていて美味しかった。


ズラーーっと並んでいる全国の銘酒を飲んでみたい衝動にもかられたのだけれど
名前が立派すぎる分、そのお値段を想像するとちと手が出ない(笑)。
せめてお値段が書かれていれば、少しはチャレンジすることもできたと思うのだけれど。。。


17時を過ぎると次々と客が入ってくる。地元では人気店の一つなのだろう。
たしかにメニューには魅力的な品々が200種類ぐらい並んでいる。


客たちはそれぞれ店の入口に座っているマスターに挨拶をして入ってくるので
もう長い間、このスタイルを踏襲されているのだろう。
が、カードマンのように店の入口に座っているのはなんだか不思議な感じで一見客には落ち着かない。


そそくさと会計を済ませようとすると、レジ担当もマスターだった(笑)。


16時からオープンしているので、サク飲みには適しているが、もしかしたらランチ使いで
久里浜界隈の地魚を食べに訪れた方が満足度は高いかもしれない。




ごちそうまでした*



おまけ:久里浜の街角でみかけた「サトちゃん」。手書きの値札が郷愁をそそる。。。
不思議スタイル。──「一升屋 久里浜店」_d0352022_18110619.jpg


●一升屋 久里浜店
神奈川県横須賀市久里浜4-8-9
046-835-1606
11:30~14:00
16:00~23:00
月曜休
150席
分煙







by forestkoro1015 | 2019-10-19 18:54 | グルメ・神奈川 | Trackback | Comments(0)

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