朝から晴天のこの日は「六合(くに)温泉郷」までドライブ。
草津温泉からR292を走って約20分。
「寅さんのバス亭」を経て「道の駅 六合」に到着した。
R292(途中からR405)は、標高1,513mの場所に位置する「野反湖」への道として
知られている。
この道の駅には、獲れたて野菜やお土産、食料品や日用品を扱う
「六合 観光物産センター」、
「応徳温泉 花まめ」「応徳温泉 くつろぎの湯」をはじめ、「お食事処 しらすな」
まずはお土産を物色。
まず目につくのはやはり此方(笑)。地酒も色々と揃っている。
お菓子類やこんにゃくなどの土地のものをはじめ、中には草鞋なども!!
そして外で売られているのが、地元の農家の方々が作ったお野菜類だ。
茄子、胡瓜、かぼちゃ、茗荷等々、その安さにつられてあれこれと買い込む。
翌日に帰京するので玉蜀黍はおあずけ。。。
そして発見したのが、「幻のキャベツ 419」だ。
先日、某テレビ番組で見かけたのだけれど、このキャベツはとても柔らかくて割れやすいため、
都会のスーパーなどではまず見かけることのない「幻のキャベツ」と呼ばれている。
6月〜9月の平均気温が15〜20度ととても涼しい嬬恋界隈では、シャキシャキっとした
歯ざわりの甘みのある高原キャベツが収穫できるという。
中でもこの「419」はとても柔らかくて栽培が難しいため、生産しても約5割が
廃棄となってしまうのだそうだ。
いくら甘くて美味しいといっても、そのような状況では、生産者も栽培量も自ずと
少なくなっていてしまう。。。
その「幻のキャベツ419」が今、まさに目の前にある(嬉)!!
しかもひとつ120円(!)というのだから、なんだか申し訳ないぐらいだ。
残り少ない(あと4つしかない)中から、一番美味しそうな一つをゲット!!
とても柔らかくていたみやすいその高原キャベツ419は、なかなか市場には出回らないらしい。
地元の直売所でも大人気なのだそうだ。
この後、「応徳温泉 くつろぎの湯」に立ち寄り湯して出てくると、
とっくの昔に売り切れていた。
先に買っておいて大正解!!
美味しいキャベツは地元の方々にも大人気のようだ。
この419は柔らかく甘味があるので、千切りにしないで、レタスのようにちぎって
食べるとその味わいは格別なのだという。
帰京したその日に早速お味見。
包丁を入れた瞬間からして全然違う。
柔らかくてキャベツというよりは、レタスをカットしているようだ。
レタスのようにちぎって食べてみると、たしかに甘くて柔らかい。
味噌をつけて、マヨネーズをつけて、ドレッシングをかけて、塩をかけて・・・と
色々チャレンジしてみたけれど、そのまま何もつけずに食べても柔らかくて美味しい。
個人的には味噌をつけて日本酒と合わせると最高だった(笑)。
街中のスーパーで買う今年のキャベツは天候のせいか、かたくてあまり美味しくない。
夏の終わりに美味しいキャベツに出合うことができてラッキーだった。
ここ六合のように、嬬恋から北軽井沢あたりのロードサイドでも
運がよければゲットできるかもしれない。
見かけたら是非、食べてみてほしい。
ごちそうさまでした☆
●六合村観光物産センター 直売所
群馬県中之条町大字小雨29
0279-95-3219
9:00~18:00
無休
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