千本鳥居にヘロヘロ。──「伏見稲荷大社」(初夏の京都への旅 その2)
2019年 06月 27日
京都駅でJR奈良線に乗り換えてわずか2駅。
駅の改札を出て最初に見えるのが「一番鳥居」。奥が「楼門」。
お尻はすでに悲鳴をあげているし、午後のイベントも待っているし、ここまで頑張ったので、
めざしたのは全国3万にものぼる稲荷社の総本宮「伏見稲荷大社」だ。
奉納された朱塗りの鳥居が続く「千本鳥居」でも知られている。
和銅4年(711年)創建とされる此方は、商売繁盛・家内安全の御利益があるとされ
一年を通して多くの参詣客で賑わう名所でもある。
初詣の時期は大混雑するとは聞いていたが、日曜日だったこの日も朝から観光客でごった返している。
本殿にお詣りした後、いざ、「千本鳥居」へ。。。
どこまでも続く「鳥居」は圧巻!!
江戸時代以降、願いごとが「通るように」また「通った」お礼を込めて「鳥居」を奉納する
習慣が広まったそう。。。中には修理中だったり、今、まさに新築中の「鳥居」も!!
境内には「おもかる石」などをはじめ、至る所にお稲荷さまのお使いである「キツネ」が
あちこちに鎮座しているのだけれど、全体が「山」となっているので、とにかく「階段」と
「坂道」がキツい(汗)。
いや、通常であれば、もう少し頑張れたと思うのだけれど、おしり(仙骨)にヒビ(!)が
入った状態でよくチャレンジしたと思う(階段をおりる時は何ともないのだけれど、
階段を上るときが体重がかかるからだろう。とても痛い!!)。
休み、休み、前進するのだけれど、先は全然見えない。せめて「あと、どれぐらい」と
案内があればあきらめもつくのに。。。
と、「三つ辻」という地点で、このような案内板を発見!!
なんと!!まだ、お山の3分の1ぐらいのところなのだそうだ(号泣)。
ここからさらに往復1時間なんてとても歩けない!!
が、痛いお尻をさすりつつ、ここまで頑張った自分をほめてあげようと思う(←単なる馬鹿!!)。
もう少しだけ頑張ってのぼって「三徳社」(衣食住の神様)の前からの素晴らしい風景!
引き返すことした。
この稲荷山全体が信仰の対象となっていて、標高約233メートルのお山の頂上まで登って
おりてくると、大体4キロあっておよそ3時間ほどを要するのだそうだ。
まぁ、ここまでで1時間半ぐらいはウロウロしたし(笑)。
裏参道をくだっていくと、途中に稲荷山の足腰守護の神様「腰神不動神社」を発見!!
「これは参詣して早く骨を治していただかなければ!!」と、丁寧にお詣りしたのだった。
果たして御利益はあったのだろうか。。。
時間があったら「東福寺」に寄り道しようとおもったのに、山登りで結構疲れた!!
午後のイベントに備えて、京都駅周辺でまったりと「お尻をやすめよう!!」と
引き返すことにした。
伏見稲荷大社の「お山めぐり」を体験したい場合は、歩きやすい靴と服装、さらには
飲み物を用意してチャレンジされると良いだろう。。。
はるばると京都の総本宮を訪れた訳だけれど、とにかく人が多くてなんだかとても疲れた。
これだったらほぼ地元にある「東伏見稲荷神社」で十分だろうか。。。
もちろん規模は全然小さいのだけれど、雰囲気があって「少しお山」になっている
かわいいお稲荷さんだ。
※「東伏見稲荷神社」の訪問記事は
by forestkoro1015
| 2019-06-27 16:19
| 京都関連
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