今ひとたびの台北紀行 vol.12。──「ロイヤルニッコー台北の中華」
2019年 03月 26日
「リージェント台北」のすぐ近く(ほぼ隣)にあるのが、
台北に来て初めて出合う小瓶(笑)。お値段は確認し忘れたが、さすがにホテル価格!!
恭しいスタイルでテーブル上に置かれる。
あまり食欲がないという母が所望。定番の人気メニューとのことで、此方に伺うとこのスープを
此方もかなりあっさりとした上品系の味わい。色とりどりのパプリカがアクセントとなって
数的にちと寂しい感じは否めないが、お味はやはりお上品系のマイルドな小籠包だ。
台湾初のニッコーホテルチェーン「ホテル・ロイヤルニッコー台北」だ。
日本語が堪能なスタッフが多く、また、1階にある「ロイヤル・ベーカリー」の
ヌガーはとても美味しくてお土産にも重宝するお品だ。
いつもエレベーター前に和服姿の仲居さんを見かけるのは
日本料理店があることも関係しているのだろう。
そして3階にあるのが、本格的な點心をはじめとした飲茶が楽しめる
「明宮」という広東料理レストランだ。
台北最後の夜はもう一つのお店と迷ったのだけれど、最も近い此方を訪問。
ランチタイム限定の點心もあるせいなのだろう。ランチタイムはいつも混み合っているが
夜も結構混んでいる。日本人ゲストが割と多いようだ。
まずは「とりビー」。
○ウーロン茶
ジャスミンティーといずれかが選べる。
下には日本のお宿で見かける固形燃料が!!
お洒落な演出で熱いお茶が飲めるのは嬉しいが、お値段に含まれるのだろう(たぶん)。
日本人のスタッフの方に相談しながらアラカルトメニューをいくつか。。。
○あわびのスープ
オーダーするお客様が多いのだそう。
湯葉(?)のような大きな包みの中にアワビ、帆立、しいたけ、海老などがゴロゴロ。
それぞれが大きくて食べ応え感は満載!!肝心のアワビがちょっと控えめだったのが惜しいが
その味わいは極上。繊細かつ上品な薄口テイストで、いくらでも食べられそうな感じのする
スープだ。器がもてないぐらいに熱々で登場したのも○。さすがロイヤル・ニッコーだけのことはある。
オススメ料理の中から「大海老のお料理」(正式名称は失念)をセレクト。
「牛肉のお料理」も食べてみたかったが、一皿のボリュームが2〜3人分はあります!とのことで断念。
キクラゲや椎茸、セロリと合わさり、海老の旨みを演出する。
が、いささか繊細すぎてパンチ不足。テーブルに胡椒か塩が用意されていれば
好みの味に調整できるのだけれど、お醤油と酢しか置かれていない(汗)。
が、某店で食べた似たようなお料理に比べると、「天と地」ほどの差があったことは事実。
夜も食べられる點心がいくつかあるということで、そちらを注文。
これは小籠包。
アラカルトのお料理やスープと違って、お醤油やお酢で自由に味付けできるのは嬉しい。
が、もう少し熱々で登場しても良かったかな。
名物の「水晶蝦餃皇」(エビ蒸し餃子)は写真撮り忘れ(一生の不覚!!)。
海老と海老で被るのでどうかなーと思ったけれど、餃子の形をしているだけあって、
お味も食感もまるで異なる。
此方は熱々で登場。點心をいただいていて感じたのは「皮」が美味しいこと。
もちろん餡も美味しいのだけれど、それよりも皮がモッチリとして美味しく感じた。
このような點心があれこれといただけるなら、ランチタイムの「飲茶ランチ」が人気があるのも
大いに頷ける気がする。揚げ団子や米粉のクレープなど、お昼にしかいただけない
點心も数種類あるらしい。
お値段はちとお高めだが(ホテル内レストランだし)、予約した上でチャレンジしてみる価値は
十分にあるだろう。
○セッティング
ホテル内のレストランだし、もう少し期待していたのだけれど、
まぁ、こんなものかなーという印象。。。
客席総数は250席もあるらしく、個室にはそれぞれお花の名前がつけられているようだ。
が、当日は隣の大きなお部屋をぶちぬいて大宴会(汗)。
大カラオケ大会が開催されていた(笑)。
台湾の人たちもカラオケは大好きらしい(汗)。
そしてお会計はさすがにホテル価格だった(笑)!!
さぁ、タイパンラウンジで飲み直そうっ!!
ごちそうさまでした☆
●Ming Court (明宮)
台湾HOTEL ROYAL-NIKKO TAIPEI 3F,
37-1,Chung Shan North Road,Section 2,Taipei
(+886) 225423299
11:30~14:30
18:00~22:00
http://www.royal-taipei.com.tw/en/restaurant6.php
Ming Court (飲茶・点心 / 北投温泉)
夜総合点★★★☆☆ 3.5
by forestkoro1015
| 2019-03-26 18:48
| 1903・春先の台北
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