今ひとたびの台北紀行 vol.8。──「鼎泰豊 復興店」
2019年 03月 24日
MRT「忠孝復興駅」にあるのが、「遠東SOGO百貨店」だ。
その地下2階に割と広めの「鼎泰豊 復興店」がある。
信義にある「鼎泰豊 本店」をはじめ、台北に6店舗か7店舗を展開する此方は
日本の高島屋でも見かける上海料理レストランで
特に小籠包が有名なお店だ。
「鼎泰豊 本店」は過去に二度ほどツアーで訪れたことがある。
階段しかないお店はたしか4階まであって、どのフロアも大混雑で熱気で溢れかえっていたが、
すでにおやつタイムの此方は比較的にノンビリとした雰囲気。
「待ち時間」が示され、銀行や病院のように番号で呼び出されるシステムは
ここ台北のお店でも定着しているようだ。
整理券をもらう時に「20分マチマス!」と言われたのだけれど、順番は7分ぐらいで巡ってきた。
日本語メニューが充実していて、待っている間にお料理が選べるのが良い。
まずは「とりビー」。
そして「小籠包」。
数は少ないけれど、やはり本家本元とはよくいったものだ。
レンゲの上にジュワーッと染みてきたスープを(熱いので)目を白黒させながら中の餡と共に
胃袋に流し込む。。。うーん、幸せっ!!
本店でいただいた時はそんなに感動しなかったのだけれど、復興店の小籠包は特に美味しく感じる。
林さんのマッサージの好転反応のせいか、あまり食欲がないという母が注文したのは「鶏のスープ」。
よく煮込まれているのだろう。手羽ももも肉も骨からお肉が「トゥルルン!」とはがれる。
お肉はどこまでも柔らかく、骨の部分までもしゃぶっても美味しかった(笑)。
此方も信じられないぐらいに熱々で登場する。やはり熱い物は熱いうちにいただきたい!!
「メントシル、バラバラ?イッショ?」とよくわからない質問をされたので、
首を横に振ったら、鶏スープとセパレートされた麺が後から登場した。
すでに麺はのびてかたまりつつあるが、3文のぐらいの麺をお箸でほぐしてスープの中に。。。
これはこれで完成されたお味でなかなか美味しくいただいた。
が、鶏スープだけでも十分に美味しくて、久々なの満足感を味わったのだった。
海老餃子(たしか)。
うーん、「小籠包」に比べると凡庸さは否めないかな。
が、どの點心も熱々で登場するのはポイントが高い。
本店に比べると、サービスのスタッフたちは相対的にキレイでスマートな女性が多く、
またテーブル間のレイアウトも広くて、車椅子などにも対応できるバリアフリーのお店のようだ。
やはり日本の高島屋などのように、百貨店内ということも関係しているのだろうか。。。
しかも荷物入れがあって、その荷物に汚れが飛ばないようにクロスをかけてくれる。
クロスをかけてくれるサービスは本店にもあったかと記憶。。。
本店ではコース料理だったので色々トライできてそれなりに楽しかったが、
落ち着いて食事をしたいなら此方の方がオススメだろうか。。。
テーブル上のマスコット。
日本人率は圧倒的に低め。隣のテーブルの方は現地駐在のファミリーだった模様。。。
翌日、新光三越店を訪れた時の「小籠包」を作っている店頭のカット。
包む際のヒダが18ヒダと統一されているのだそうだ(驚)。
翌日の三越店もかなり賑わっていたが、夕方は狙い目のようだった。
今度は日本の高島屋でも久しぶりにいただいてみよう(笑)。
ごちそうさまでした☆
※前回、「鼎泰豊 本店」を訪れた時の記事は
※前々回、「鼎泰豊 本店」を訪れた時の記事は
●鼎泰豊 復興店 (ディンタイフォン)
台湾台北市忠孝東路三段300號太平洋SOGO復興館B2
(+886) 0287720528
MRT 忠孝復興駅下車 2番出口直結
[日~木]10:00~21:30
[金・土・祝日前]10:00~22:00
定休日:太平洋SOGO復興館に準ずる
チャージ:食事代金の10%
https://www.dintaifung.com.tw/jp/
※日本語の注文票あり。
鼎泰豊 復興店 (飲茶・点心 / 忠孝復興駅周辺)
夜総合点★★★☆☆ 3.8
by forestkoro1015
| 2019-03-24 17:55
| 1903・春先の台北
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