最近、西武多摩川線・新小金井駅周辺への出没率が高くなっている。
1917年(大正6年)に開業した新小金井駅周辺は、大きなスーパーやコンビニなどがない
昔ながらのレトロな街並みを今も残す懐かしさあふれる場所だ。
魚屋さん、お肉屋さん、お豆腐屋さん、八百屋さん、パン屋さん、甘味屋さん、
床屋さんなどの個人商店が並び、遠くのスーパーまで出かけることなく
町内で夕飯の買い物が間に合ってしまう便利な街でもある。
その中にはこのブログでご紹介したことのある飲食店もいくつか。。。
今回、西武多摩川線の踏切を渡って初訪問を果たしたのは、
ロータリー正面にある蕎麦店の「末広」さんだ。
そんなに広くない11時すぎの店内ではテーブル上にお重が並び、
仕出しのお弁当づくりの真っ最中だ。
30個ほどのお重に手際よく美味しそうなお料理が詰められていく。。。
そしてメニューを見て驚いた。
お蕎麦屋さん(うどん)かと思ったら、そのメニューは実に多彩で、
生姜焼きやとんかつ、煮かつ、牡蠣フライなどの定食メニューも並ぶ。
ラーメンや炒飯、タンメンや焼きそばなどの中華メニューに加え、
親子丼やカツ丼はわかるが、うな重なども見かけた。
もちろん温かい・冷たいそば・うどんメニューもギッシリと揃っている。
夜にはたぶん居酒屋となるのだろう。一品メニューも充実している。。。
寒い日だったので、母と共に「鴨南ばん」(800円)をお願いする。
お弁当づくりのラストスパートだったのだろう。少し待って、鴨南ばんが登場した。
お母さんが銘々盆に載せて一人分ずつ運んでくる「鴨南ばん」の丼はとても大きい。
器の大きさだけでなくて高さもある(驚)。
「こんなに食べられないわ!」と母が大量の蕎麦を私の器に移してくる。
写真を撮っていたので気づかなかったけれど、よそで食べるお蕎麦の
2.5倍はあるボリュームだ。母からの分を加えると3倍は超えるだろう。。。
まさに大盛りを越えて、「特盛り!」になっていたような気がする。。。
さらに驚いたことに、1本の蕎麦がとても長い。40センチはあったと思う。
「新蕎麦」と書かれていた通り、コシがあって美味しいお蕎麦だ。
お出汁もコックリとして美味しい、鴨肉も大きいのが5切れほど入っているし、
葱もたっぷりとしていて身体はホコホコに温まる。。。
が、いかんせん、ボリュームがハンパない(笑)。
食べても食べても減らない蕎麦と格闘してしまった(汗)。
欲を言えば、柚子がほんのひとかけら入っていたら、香り付けとなったかなぁ。。。
が、誠に失礼ながら、予想以上に美味しいお蕎麦で驚いてしまった。。。
いやー、さすがに豊富なメニューで勝負しているだけのことはある地元の老舗店だ。
これならきっと仕出しのお弁当も美味しいことだろう。。。
何よりもこのボリュームで800円(税込み)というのだから、儲けが出るのだろかと
余計な心配をしてしまう(笑)。
都内でいただく「鴨南ばん」のおよそ半額のお値段で、2倍以上のボリュームが
楽しめるすごいお店のようだ。
やっぱり新小金井はすごいわっ!!次回は定食ものをいただいてみよう!!
が、数日経過した今でも、食べ過ぎた胃はまだ復調していない(汗)。
次回からはタッパーを忘れずに持参することにしよう。
食べ過ぎにご用心!!
ごちそうさまでした☆
※新小金井関連の記事は
※さらに別の記事は
末広 (そば(蕎麦) / 新小金井駅、東小金井駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.1