真夏の比叡山延暦寺。
2018年 08月 21日
高い高い「びわ湖バレイ」を経てめざすのは、世界文化遺産の「比叡山延暦寺」だ。
内部は撮影禁止なので写真はないが、焼き討ちを逃れた薬師如来像など、悲惨な歴史をくぐりぬけてきた
阿弥陀如来像。 伝教大師が全国6ヵ所の聖地に建立した宝塔を統括する重要な信仰道場とのこと。
その脇にある小さな池。あひるちゃんがいっぱい(笑)。
大みそかによく登場する「鐘楼」。
水分は補給しながら歩いているのですが、あまりの暑さに熱中症一歩前。。。
反対側は山が連なっていて見えにくいのだけれど。。。 たしかにこの高さから眺める夜景はキレイだと思う。。。
788年(平安時代初期の延暦7年)、伝教大師最澄によって開創された天台宗の総本山は
1,200年の歴史を刻む修行の聖地として知られている。
戦国時代、浅井・朝倉の両軍をかくまったことで織田信長の怒りをかい、
1571年、焼き討ちにあってそのほとんどを焼失。豊臣秀吉や徳川家康によって再興された。
前回訪問したのは小学生ぐらいの時だから、およそ○十年ぶりの訪問となる(汗)。
びわ湖・おごと温泉手前から「奥比叡ドライブウェイ」に入る。
「比叡山ドライブウェイ」との縦走で料金は2,380円(!)とのこと。
この界隈はとかくお金がかかるエリアだ(笑)。
が、両方共にカーブがやたらに多いドライビングロードでなかなか運転は楽しい。
特に前者は約1,000本の八重桜、2,000本の紅葉が沿道を賑わせ、
車窓に流れる四季の風景もまた楽しみの一つとなるらしい。
夏のこの時期は木々の緑が眩しいほどに山を染める。
此方はバスセンター手前にある「峰道レストラン前」からの風景。
バスセンターに車を駐め、入山料700円と国宝殿入場料を払って中へ。。。
駐車場代は無料。というか、ドライブウェイのお金に含まれているらしい。
国宝殿では「至宝展」(〜11/30まで)が開催されている。
比叡山の秘められし仏像が一堂に集結ということらしい。
物言わぬ仏像たちの静かな微笑みに心を打たれた。。。
「根本中堂」(総本堂)は改修中なので、「大講堂」を経て「阿弥陀堂」へ。。。
法華総特院東塔。
その前にある鐘楼。
というのも比叡山は階段や坂が多いので真夏に散策するにはあまり向かないような(汗)。
その後、水分をたっぷり補給して京都をめざす。
つもりが、まだ時間に余裕があったので「比叡山山頂」へ。。。
先ほどよりも景色は絶景。。。大津の街並みが一望できる。
山頂には「ガーデンミュージアム比叡」があって、お庭を含めて色々楽しめるようだ。
ノンビリしていたら友達との約束時間まで80分程度しかない(汗)。
この後は比叡山ドライブウェイを一目散に下り、渋滞を避けて「山中越え」(汗)。。。
細いクネクネ道だったけれど、レンタカーのFITはよく走ってくれた(ちなみに今回は2,300キロしか
走っていない新車のレンタカーだった)。。。
途中の道が、京都府に入ったり、滋賀県に戻ったりして、県境を走っていることを実感。。。
それもまた楽しいドライブだった
予定より早い17時前に京都・四条に到着。。。
お友だちと待ち合わせた京都高島屋では、大きなポンタが迎えてくれた(笑)。
全走行距離は124km。。。そんなに走ったつもりはないが、有料道路の景色がよかったので
結構楽しめたかな。。。
できれば人がもっと少ない時期に出かけてみたかった。。。
次回は電車でアクセスしてみよう。。。
by forestkoro1015
| 2018-08-21 19:19
| 滋賀関連
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