太っちょうなぎ。──「お食事処 宮本」
2018年 06月 14日
「あやめ祭り 2018」(5/26〜6/24)が開催されている「水郷潮来あやめ園」で美しいあやめたちに
水に恵まれた水郷エリアというだけあって、潮来界隈には鰻店や川魚のお店が少なくない。
蒲焼き定食や白焼き定食もあるが、うな重は1コースのみ(3,200円・税別)の設定。
ちと黒いかな?
相当に黒い。というか、火が強すぎたのか。。。
癒された後はお昼ご飯だ。
「潮来に行ったら鰻を食べよう!」と決めて出かけてきたが、某有名老舗店は定休日。
「さて困った!」と思っていたら、どこからか芳ばしい鰻の香りが流れてきた(笑)。
水郷の近くなら間違いはないだろう!!ということで、入店したのが、ホテル水郷荘の近くにある
「お食事処 宮本」だ。
2階にもお店(別店舗?)があるらしい此方は、どことなく居酒屋さんチックな造り。。。
小上がり席がメインで、カウンター席がいくつかという感じの、少々、渋タッチな雰囲気のお店だ。
「国産のうなぎ」にこだわり、肝吸い、おしんこ、デザート付きなのだそうだ。
芳ばしい香りに誘われるままに「上うな重」を注文。。。
焼き方はちと強面のお父さんだ。家族経営プラス従業員ゾロゾロという感じでやたらにスタッフさんが多い。
20分ほどで「上うな重」がやってきた。
が、でかい、もとい、かなり大きい。
わかりにくいのだけど、手前と奥のうなちゃんが重なっている(驚)。
あっぷ!
が、鰻は芳ばしい香りを放っている。瓶に入った山椒をふりかけて早速にかぶりつく。
タレはいささか甘め。が、鰻は少し焦げ感があって黒いものの、厚みがあって脂がのっている。
ハフハフいいながら、手前半分を食べて折り返し点にきた段階で、結構、食べ応え感がある。
ギアを入れ替えて残りの半分をいただく。尻尾のほうは焼きすぎというか、少々カリッとしていた。
ご飯が柔らかめでそんなに多くない分、鰻の大きさと厚みが目立つような(笑)。
どちらかというと、関西風という感じの鰻だろうか。。。
蒸さないで、皮がパリパリに芳ばしく焼き上げられているのが特徴だろう。。。
どちらかというと、焼き上げる前に蒸して、ふわりと柔らかな関東風の鰻が好きな私にとっては、
ちょっと普段とは異なる感じのワイルド系のうなちゃんだった。
そしてうなちゃんの太っていて厚みがあることよっ(笑)。
この大きさのうなちゃんには滅多にお目にかかれるものではない(と思う)。
おかげで夜もあまりお腹は空かなかった。。。
肝吸い。
デザート。
味付けと焼き方はちょっと雑なところもなきにしもあらずだが、この大きさの鰻が食べられるのなら
また食べに行ってもよいかな。まぁ、潮来は遠いのだけれど。。。
ちなみに此方のお店の鰻は、「あやめ祭り」の期間だけの特別限定品なのだそうだ。
年に数十日しかない「太っちょうなぎ」に出会うことができてラッキーだった。。。
ごちそうさまでした☆
●お食事処 宮本
茨城県潮来市あやめ1-6-4
0299-62-3304
食酒家宮本 (焼肉 / 潮来駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.3
by forestkoro1015
| 2018-06-14 19:04
| 茨城関連
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