京都駅から北陸本線・新快速で90分、雪で覆われた余呉に到着したのは夕方だった。
今回の旅の目的地はおよそ半年ぶりの訪問となる「徳山鮓」さんだ。
今回は大雪で金沢経由のルートをあきらめたのだけれど、北陸に近いこのエリアの雪も相当に深い(驚)。
余呉湖も○年ぶりに凍ったのだそう。。。
が、館内は暖かいので心配は無用。。。
エントランスのハンサムな鹿さんに挨拶した後は、早速、0次会だ(呆)。
さすが地元ならではの
「滋賀づくり」!!
やがて夕食の宴会スタートとなる。今回のメンバーも相当に強靱な肝臓をお持ちの面々だ。
初めてお会いする方、久しぶりにお会いする方等々、今宵も賑やかで楽しい宴会の予感。。。
まずはシャンパーニュからのスタート!!
○温かいうなぎともち米の飯蒸し
「飯」(いい)とは、熟れ鮓の周りについている麹(の発酵したもの)のこと。
たっぷりと脂の乗った鰻の美味しさがジワーっと五感にしみていく。。。
○鹿肉のロースト
お肉にトッピングされているのは「香茸」。「松茸」以上に風味があるのが特徴。
思わず赤ワインが進んでしまう(汗)。。。
○琵琶湖の鯉のお造りと鯉の子まぶし
「子まぶし」とは、琵琶湖で獲れた鯉のお刺身に塩水で茹でた鯉の卵をまぶしたものだそう。
「鯉」の概念が変わるほど、アッサリとして上品な美味しさ。。。
今までよそで食べてきた「鯉」とはたぶん別物(笑)。。。
○鯖の熟れ鮓
徳山鮓さんのスペシャリテの一つ、「熟れずし(鮓)」の一皿目は「鯖」。
実山椒、トマトのソース、トマトと熟れ鮓のソース、チーズは吉田牧場の「カチョカバロ」。
いただく度にバージョンアップしている美味しさを感じる一品。。。
フレンチやイタリアンを思わせる繊細な盛り付けも美味しさを際立たせる。。。
○ジビエの盛り合わせ
イノシシのハム、もろこ、梅酢菊蕪、鹿肉胡麻和え、ポンカンとイノシシのテリーヌ、
くまサラミ、人参のピュレ、リンゴの燻製、花豆、実山椒のソースなど、野山の珍味が繊細かつ
ダイナミックに盛り合わされた一品。。。。琵琶湖のもろこ、日本酒なら何合でも飲めそう(汗)。
○天然の焼きスッポン
琵琶湖で獲れた「天然スッポン」がいただけるとはっ(驚)。甘辛い味付けの此方のスッポンは
コラーゲンたっぷり!!フルフルっとして超美味!!翌朝はお肌がプルプルに(笑)!!
○たっぷりと脂肪分を蓄えたくまさんのお肉!!
たっぷりの葱と
バージョンアップした大将の秘密の「熊鍋用」スープで「くまさん」をいただく。
○鮒鮓(鮒の熟れずし)と鮒鮓サンド、自家製からすみ
鮒鮨にトッピングされているのは、自家製はちみつ。毎回、お楽しみの「鮒鮓サンド」は
さらに洗練された味わいに。。。
○くまさんのお肉を堪能した後は、最後まで美味しく〆鍋風に。。。
おうどんを入れていただく。。。 ○デザートはメンバーが持ち込んだケーキ!!
今回も総勢10名でこんなに嗜んでしまったのだった(汗)。。。
皆さん、飲みニストだけあって、素晴らしいワインたちが大集合(嬉)!!が、宴会はまだ1次会が終了したばかりだ(えっ?)。。。
そして二次会へ突入。。。卓上に美しく並んでいるのは、
鴨の燻製、くまサラミ、チーズ、さばの燻製、チョコレートなどのおつまみ類。。。
までまだ食べる気満々(笑)!!
メンバー持ち込みの高級チョコレートが登場し、
なんと二次会では此方が!! シャンパーニュ伯爵の意味を持つ「Comtes de Champagne Blanc de Blancs」だ(嬉)。
いやーすごすぎっ!!すでに良い感じに出来上がっているのだけれど、そのビロードのようなお味を
堪能する。えーん、素面で味わってみたかった(滝汗)。。。
さらなるとどめとして「FRANCIACORTA GRAN CUVEE SATEN BELLAVISTA」もいただき、 この後に日本酒(2合瓶くらい?)をもう1本開けて飲みきった時には、すでに夜中の1時をまわっていた(呆)。
徳山さんのお料理に合う美味しいとっておきのお酒、そして滅多に拝むことができないような
すごいお酒たちを色々と用意してくれた今回のメンバーには心から感謝したい。
ごちそうさまでした☆
※下記は今年のお正月にはじめてお願いしたおせち。
※前回訪問時の記事は
※前々回訪問時の記事は
※その前の訪問記事は
※番外編(2018年のおせち)の記事は
●徳山鮓 (とくやまずし)
滋賀県長浜市余呉町川並1408
0749-86-4045
12:00~14:30
18:00~21:00
不定休
http://www.zb.ztv.ne.jp/tokuyamazushi
徳山鮓 (郷土料理(その他) / 余呉駅)
夜総合点★★★★☆ 4.8