冬に舞う「天女の羽衣」。(1802再訪)──「鍵善良房 四条本店」

「松尾大社」でお酒の神様にお詣りした後は、阪急電鉄嵐山線で四条へ。。。
夜は宴会予定(!)なのでお昼はあっさりと「おしるこ」でもいただこうと
「鍵善良房 四条本店」をめざすことにした。


四条もやはり雨。アーケードは傘を差して歩く観光客で混雑している(汗)。
が、四条本店の喫茶コーナーは別世界。
落ち着いた佇まいの中に、凜とした独特の空気感が漂っている。
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冬季限定の「おしるこ」を食べようと思っていたら、「温かいくずきり」(1,000円)という
限定メニューが目に入った。
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大原三千院の「初午 大根炊き」といい、此方の「温かいくずきり」といい、今回の京都はよく限定品に
遭遇する。という訳でお願いしてみることにした。


お茶と一緒に登場するのは「菊寿糖」
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江戸期から続く「鍵膳」を代表する銘菓とのことで、優しい口溶けが特徴。。。
「菊」の模様がとても可愛らしい御菓子だ。が、「菊寿」というと、私の場合、誠に失礼ながら
同じ名前を持つ学生時代のバイト先のワンコ(お座敷犬の狆)を思い出してしまう(笑)。
何の脈絡もないのだけれど。。。


そしてお待ちかねの「温かいくずきり」が運ばれてきた。
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蓋オープン!!
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「冷たいくずきり」と器は一緒なのだけれど、湯気が立っているくずきりははじめての体験!!
ちとおうどんチックな感じがしないでもないのだけれど、食べ方は「温」も「冷」も共通だ。
「冷たいくずきり」の場合は、白蜜か黒蜜のいずれかが選べるのだけれど、「温かいくずきり」は
「黒蜜」のみの設定。。。


「冷」がツルリとしたのど越しが楽しめるのに対して、「温」は比較的に「まったり」とした味わい。
「温かいくずきり」にほどよく黒蜜がからんで、ジンワリとした温もりが一口ごとに染みてくる・・・
というイメージだろうか。。。
「冷」は器に氷が浮かんでいるせいか、比較的にくずきり1本が長いが、「温」は比較的に短め。
というか、どうしても切れやすい傾向にある。まぁ、もとはくずだし。。。


「冷」も美味しいのだけれど、冬のこの季節にいただく「温かいくずきり」も趣きがある
お味で美味しかった。さすがにこの季節に「冷」はツラいし(笑)。



京都の「天女の羽衣」は美味しくいただいたのだけれど、この後に訪れた滋賀県長浜・余呉にある
日本最古の羽衣伝説で有名な「衣掛柳」(高さ10メートル)は昨秋の台風21号による強風の影響で
根っこから折れてしまったのだそうだ。。。



この後は目と鼻のさきにある「八坂神社」へ。。。
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此方も観光客でごった返していた。。。



※前回訪問時の記事は





●鍵善良房 四条本店 (かぎぜんよしふさ)
京都府京都市東山区祇園町北側264
075-561-1818
[菓子販売]
9:00~18:00
[喫茶]
9:30~18:00 (L.O.17:45)
月曜休 (祝日の場合は翌日)
http://www.kagizen.co.jp/
1726年オープン




鍵善良房 四条本店甘味処 / 祇園四条駅河原町駅三条京阪駅
昼総合点★★★☆☆ 3.9


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by forestkoro1015 | 2018-02-21 01:29 | 京都関連 | Trackback | Comments(0)

美味しかったもの、楽しかったこと、旅の思い出などを徒然にご紹介します。


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