幸せを呼ぶ初午 大根炊き。──「京都大原三千院」
2018年 02月 14日
膝をガクガクさせながら「音無の滝」から無事に帰還。。。 瓢箪型の池が凍っている(汗)。。。 手前の手水も見事に凍り付き。。。 此方よりも少し高い場所にある「音無の滝」が凍るのも当然かと。。。
雪の間から「わらべ地蔵」が。。。
金色不動堂の前では、この日から「初午大根炊き」がスタート(2月9日〜12日)。 「おふるまい」ということで、ご祈祷済みの大根を大原女スタイルの女性たちが振る舞ってくれる。 なんでも古くからある農耕行事で、五穀豊穣の神である稲荷明神が神馬にのって降臨した故事に
金色不動堂で健康を祈願した有難いお茶なのだそう。。。金粉キラキラ〜っ!!
その後は当初の目的だった「三千院」へ。。。
お馴染みの「御殿門」。
脱いだ靴をもって中書院を抜けて客殿へ。。。
目の前には「聚碧園(しゅうへきえん)」と呼ばれる庭園が。。。
庭園・有清園(ゆうせいえん)の中に佇む「往生極楽院」。中には国宝の「阿弥陀三尊像」が!
ちなんで、初午の日に神事や法要が行われ、無病息災や開運招福などを祈願するのだそうだ。
代表的な冬の農作物である「大根」を使用するのも面白い。
今の時期、大根は結構、お高い(と思う)のに、おふるまいとは有難いことだ。
身体も心もホカホカに温まって、美味しくいただいたのだった。
果たして「福」を呼び込むことはできたのだろうか。。。
観音堂の横に広がる「石庭・二十五菩薩慈眼の庭」。
休憩所でいただいた「梅のお茶」。
某韓国ドラマを思い出すシチュエーション(笑)。。。
御殿門を出た参道脇の団子店。
今回は食べなかったが、○十年前の紅葉の時期に訪れた際、此方の毛氈の上でお団子を実に美味しそうに
頬張る若かりし頃の笑顔の写真が残っている(笑)。
気に入っている写真なので、思わずモデル抜きで撮影。。。
此方はすっかり年をとってしまったのだけれど、お店の雰囲気は当時のままだ。
大原界隈の散策は紅葉が美しい秋の季節がオススメではあるのだけれど(たしか前回も10月下旬の訪問だった)
朝早く訪れないと人が多すぎて閉口。紅葉はきれいなのだけれど、風情も何もあったもんじゃない。
冬の時期の訪問は初めてだったけれど、人がそんなに多くないのでノンビリと楽しむことができた。
冬の大原も悪くない。。。久しぶりに訪れてそんな感想を抱いたのだった。
さて、この後は寂光院をめざしみることにした。。。
●天台宗 京都大原 三千院
京都市左京区大原来迎院町540
電話075-744-2531
3月~12月7日 8:30~17:00 (閉門17:30)
12月8日~2月 9:00~16:30 (閉門17:00)
拝観料一般 700円(団体30名以上600円)
中学生・高校生 400円(団体30名以上300円)
小学生 150円
無休
by forestkoro1015
| 2018-02-14 18:43
| 京都関連
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