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by forestkoro1015
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「はじめてのおもてなし」@シネスイッチ銀座

ドイツで大ヒットを記録した「はじめてのおもてなし」鑑賞。
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母の決断で難民の青年を受け入れることになった裕福ではあるけれどお互いを理解できずに
バラバラになりかけていたハートマン家。
ナイジェリア出身のディアロを自宅に迎え、天涯孤独の彼を「全力でおもてなし」するはずが
難民反対の騒動やテロ疑惑、警察沙汰の事件が起こったりと大騒動に。。。
さらにディアロの亡命申請も却下されそうに。。。
果たしてこの家族と難民青年は平和で穏やかな日々を手に入れることができるのか。。。


どこにでもいそうなドイツの裕福で幸せそうな家族に見えるのだけれど、
それぞれに小さな悩みや葛藤を抱えながら毎日を過ごしている。
そのバラバラだったそれぞれの心をパズルを埋めるようにつないでいくのが、
純粋で素朴なハートを持つ真面目な青年「ディアロ」だ。
家の修理や庭仕事を手伝い、野鳥用の鳥かごを造り、ハートマン家の人々と
様々にコミュニケーションを図りながら、心を通わせていく。
国境を越えた文化や習慣の違いに戸惑い、悩みながらも、自分を受け入れてくれた
ハートマン家の人たちそれぞれに一生懸命に気持ちを伝え、
幸せになるため、再生するためのきっかけづくりのヒントを与えようとする。

そしてハートマン家の人たちは、窮地に陥ったディアロを救うために一致団結し、
人生を見つめ直し、毎日をハッピーに生きる喜びを取り戻していく。
まさにバラバラだった家族の再生と難民問題を絡ませて描いたハートウォーミングな作品に
仕上がっている。

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カウリスマキ監督の「希望のかなた」「静」とするなら、此方の「はじめてのおもてなし」は
「動」という印象だろうか。。。
随所に笑いとサプライズを盛り込み過ぎた分、少し雑なバタバタ感が多くて忙しかったが、
それはきっとフィンランドとドイツの国民性の違いなのかもしれない。


難民問題が日々クローズアップされるヨーロッパ諸国と異なり、日本における難民問題は
「対岸の火事」的な取扱いも否めない(一昨年の難民申請は11人だったらしい)が、
外国の人々との交流という観点から捉えれば、もう少し真剣に「おもてなし」の意味を
誰もが考えても良いのかもしれない。


2020年に開催予定の東京オリンピックが、「お・も・て・な・し」の単なる空回りに終わらないためにも。



スカパー!

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by forestkoro1015 | 2018-01-21 18:44 | 映画作品 | Trackback | Comments(0)