裏磐梯には雄大な山々の間に浮かぶ湖を眺めながら絶景を満喫できるドライブルートが3つもある。
会津地方と磐梯高原を結ぶ「磐梯山ゴールドライン」、桧原湖、小野川湖、秋元湖の3つの湖が
一望できる「磐梯吾妻レークライン」、吾妻小富士の裾野に広がる高所を走る
「磐梯吾妻スカイライン」だ。
いずれも開通しているのは4月中旬から11月上旬。。。冬には閉鎖される王道ドライブコースだ。
お蕎麦を食べた後、胸焼けしながらもめざしたのは「磐梯吾妻スカイライン」。
晴れていれば素晴らしい眺望が望めるらしいビューポイントを見ながら、車はヘアピンカーブを
クルクルと登っていく。平均標高1,350メートル、最高地点1,622メートルというだけあって
ヘアピンをクリアするに従って、「キリ」と「モヤ」が深くなっていく。。。
紅葉というか、景色どころではなく、2メートル先も見えないぐらいだ(汗)。
かつて井上靖氏が絶景として選んだ「吾妻八景」(浄土平のちょっと先)まで上ったものの、
何も見えなくてUターンすることに(日頃の行い)。。。
尤も標高が高いこの界隈の紅葉の見頃は10月上旬という話も。。。。
またまたヘアピンカーブをクリアしながら下界へ。。。
それでも霧は晴れない。。。
帰りはそのまままっすぐ進んで「磐梯吾妻レークライン」へ。。。ホテルまでの近道でもある。
此方もカーブが多い山岳ドライブコースだが、先ほどの「スカイライン」よりは高度が低い。
小野川湖を見渡す「涼風峠」、三湖を一度に見渡せる「三湖パラダイス」、
渓谷にかかる大きな橋から美しい景色が望める「中津川橋」などのビュースポットがあるが、
残念ながら、あまり美しい景色を拝むことはできなかった。
此方は「涼風峠」から眺めた「小野川湖」。。。
中津川渓谷の真っ赤に染まったカラマツの紅葉が美しかった。側道に入るとレストハウスのPがあるが
レークライン沿いにはなかったのでそのまま通過(汗)。晴れていたらたぶん戻ったと思う(汗)。
もうシーズンオフということもあるのか、この界隈の道路はすべて無料。。。
秋の行楽シーズンに紅葉を楽しみたいという人にとっては絶好のドライブルートだ(お天気にもよるが)。