海の幸で朝ご飯。──「「若狭小浜お魚センター」」
2017年 08月 30日
旅の3日目。この日は「敦賀駅」からJR小浜線で約1時間。
鎌倉や伊豆への旅は、此方ではなんだか遠い場所に思えます。地方で眺めるポスターも楽しいですね。
バスの停留所もあり、観光案内所の前にはコインロッカーも設置されています。
県内に唯一残る明治期の芝居小屋「旭座」(移転復元)と特産品の販売・飲食・休憩スペースが
昨晩、食べ損ねた岩牡蠣も! でかい!!
ふと横を見たら、隣のおばちゃんの牡蠣の方が1.5倍くらいありました(無念!!)。
海老がとても美味しそう!!
揚げ方は少しラフですが、手のひらサイズの甘海老たっぷりかき揚げが290円です。
あの、お高い「いづう」をはじめとした京都の上品な鯖鮨も、鯖街道がなかったらこの世に生まれて
羽田空港の「空弁」でも有名な「若廣」の「焼き鯖すし」と「鯖すし」が大量に並んでいます。
新鮮獲れたての鯖すしだから、翌日まで持つのでしょう。
味付けと酢加減が少し濃いめでしたが、ミッシリとして美味しい鯖すしでした。
此方は「焼き鯖すし」。 焼かれている分、賞味期限も普通の鯖すしより長めです。焼き鯖の方が気持ち、美味しいような。。。共に肉厚の鯖がドーンとのっていました。 はるばると若狭おばまから持って帰ってきた甲斐はあったように思います。
そうそう、「若狭フィッシャーマンズワーフ」ではデザートをいただいていなかったので ウネウネとしたミルキーなソフトクリームでした♪
さて、チャリに乗って小浜名物の一つである「葛饅頭」の名店をめざしてみることにしましょう!!
●若狭小浜お魚センター 福井県小浜市川崎2‐5‐1 0770‐53‐1530
人気ブログランキングへ
美しい景色に大変感動した「三方五湖」の横を通って、「小浜」(おばま)をめざします。
小浜線の車内の中吊り。
敦賀駅を出発した電車が、
若狭おばまの「小浜駅」に到着しました。
なんと!電車は一両編成!そして駅の階段にエスカレーターがありません(汗)。
4合瓶を3本も持っているので少々ツラかったです(笑)。
此方が「小浜駅」です。
すでに陽はカンカン照りではあるのですが、年甲斐もなく自転車をレンタル(爆)。
若狭おばまの海エリアはフラットで走りやすいです(但し、メチャ暑かったです!)。
「若狭おばま」は、日本海側、列島の中央に位置し、大陸や朝鮮半島、さらに京の都と深くつながる文化都市
として知られています。現在も130もの寺院を擁し、昔からの祭礼や芸能を伝承しているため、
平成27年(2015年)4月、「海と都をつなぐ若狭の往来文化遺産群 ~御食国(みけつくに)
若狭と鯖街道~」として日本遺産第1号の認定を受けました(小浜市・若狭町の2市町で認定)。
また、若狭湾に面し、海の幸に恵まれた若狭一帯は、天皇家の食料である「御贄(みにえ)」を送る
「御食国」として、都の食文化(≒和食文化)を支えてきたのだそうです。
平安時代には海上交通の要地となり、大陸や朝鮮半島、日本各地から多くの文化や品物、人が流入。
近年、“鯖街道”と呼ばれる幾筋もの道によって都に新鮮な海産物が送られ、京都からは最新の文化が伝わり、
若狭おばまに繁栄をもたらしました。
私の中ではちと古いのですが、朝の連ドラ「ちりとてちん」のヒロインが育った街として
インプットされています(笑)。「あまちゃん」と同じぐらい大好きな名作の一つと今でも思うのですが、
あのドラマのお陰で、「おばま」の街、そして若狭塗のお箸に対するイメージがどんどんふくらんで
いったように思います。そんな訳で、今回は無理矢理、「若狭おばま」を旅の日程に組み込みました(笑)。
おばまの街もお盆中の日曜日ということもあるのか、ほとんどシャッターが閉まっていて
寂しい感じです(汗)。
古いお寺が多く、福井県の中でもあまり人工的な感じがしない(変なハコモノ類をあまり見かけない
=原発マネーの恩恵をほとんど受けていない印象)街だなーと思ったら、
この街周辺には原発が一つもないのだそうです。街の中すべてを巡った訳ではないですが、
敦賀市よりも小浜市の方が、素朴で大らかな「福井らしさ」が感じられて良かったです。
まずは「まちの駅 旭座」へ。
あります。が、客が誰もいません(汗)。
そのままチャリを走らせて海沿いの気持ちの良い道に出ます。が、太陽はピーカン(滝汗)!!
腕がジリジリと焼けていくのがわかります!
「若狭フィッシャーマンズワーフ」という施設の前を通って、「若狭小浜お魚センター」へ。
若狭おばまの港はとても朴訥とした雰囲気!!「蘇洞門(そとち)めぐり遊覧船」も
ここから出航するようです。
「若狭小浜お魚センター」は、その日、水揚げされたばかりの獲れたて鮮魚をはじめ、
干物や解散加工品が店先に並ぶ市民の台所のような「海鮮市場」です。
仲卸業者を中心に11軒の魚屋さんが軒を連ね、新鮮な魚介類がリーズナブルな価格で売られています。
飲食店もあるようですが、目の前に並んでいるお魚たちの安いことといったら!!
有名な「浜焼きさば」もあります。が、一人で食べるには大きい(汗)!
その場で食べられる!ということで、獲れたて岩牡蠣を朝ご飯にいただきます。
ポン酢をかけてレモンを搾ります。
ミルキーで海の香りがたっぷりと詰まった甘くて美味しい岩牡蠣ですが、
以前、山形・鶴岡で食べた岩牡蠣の方が美味しかったような。。。
たしかなんとかという清流水が注ぎこむ湾でとれる岩牡蠣だと教わった記憶があるのですが。。。
また、このお魚市場には、「七輪焼き広場」が併設され、センター内で購入したサバやアジの
醤油干しなどをその場で焼いて食べることもできるようです(8時〜14時、有料)。
観光客はあまりいないので、向かい側にある「若狭フィーシャーマンズワーフ」に移動します。
2階にレストラン(たしか11時オープン)を擁する此方の1階はお土産売り場と売店がいくつか
あります。そして最も賑わっているのが、「とれとれ寿司」というイートインもできるお店です。
此方も水揚げされたばかりのお魚をはじめ、新鮮獲れたてのお刺身や寿司、お総菜が
所狭しと並んでいます。先ほど眺めた「海老のお寿司」が6貫で900円!!
食べてみたかったのですが、イートインコーナーは大混雑しているのであきらめました。
ちなみにお茶とお味噌汁は「無料飲み放題」となっていました。
混雑する理由がわかりますよね(笑)。
そして「若狭おばま」といえば、「鯖街道」の起点です。
いなかったかもしれないと思うと感慨深いですね。
そんな訳で、次に目に留まったのはやはり「鯖すし」です。
イートインコーナーではこれを食べている人も多く見かけました!
しかも賞味期限は翌日の23時まで(焼き鯖すしは16日まで)とのこと。
これは買って帰らない訳にはいきません。という訳で、四合瓶3本に「焼き鯖すし」と「鯖すし」が加わり、
荷物はさらにズッシリと重たくなったのでした(汗)。
翌日、夜に帰京してからいただいた「鯖すし」。
福井県産コシヒカリとの相性が素晴らしいです。
やはり空弁で上位に食い込むだけのことはありますね。
「ソフトクリーム」(300円)をば(笑)。
日曜日と祝日の午後、及び、水曜不定休
7時頃〜なくなり次第終了
若狭小浜お魚センター (その他 / 小浜駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.4
Tracked
from northwest ph..
at 2019-01-17 11:20
by forestkoro1015
| 2017-08-30 01:32
| 福井関連
|
Trackback(1)
|
Comments(0)