小粋なふぐめし。──「食事処 建」@敦賀
2017年 08月 29日
敦賀駅周辺で夜ご飯です。
「ふぐ飯」あっぷ。 赤米入りの寿司飯にポン酢に漬け込んだ敦賀産の湯引きふぐの身と皮がのっています。
ちょっとだけお酒が飲みたかったのですが、翌日が宴会予定なのでこの日は我慢(笑)。
お盆中だからか、普段からそんなに賑わっていないのか、敦賀の街の夜はちょっと寂しい感じで
シャッター商店街のような雰囲気も。。。チェーン系居酒屋やラーメン店はよく見かけます。
お昼は「ハマチ攻め」(笑)に遭ったので、夜は軽く「牡蠣と日本酒」でもいただこうと
ホテル近くの某人気海鮮居酒屋「●るさ●屋」に潜入を試みたのですが、
他のお店があまり営業していないせいか、新宿のお店並みの大混雑(!)です(驚)。
順番は27番目(!)。。。少し散歩して戻ってきたら見事に飛ばされていました(汗)。
そんな時に目に入ったのが、道路の向かい側にある「食事処 建(たけし)」さんです。
冬場のシーズン中は「蟹」や「ふぐ」のコース料理を出すお店のようですが、
店頭のメニューには気軽な定食メニューや一品料理もあれこれと揃っています。
「ハマチ以外のお刺身がありますように!」と半分祈りながら入店しました(笑)。
カウンター席、テーブル席の奥にはお座敷席もあるなかなか広いお店です。
メニューの中から目に入ったのは、「ふぐ飯定食」(1,500円)というレアなお品です。
「若狭ふぐ」といえば、蟹や鯖と並ぶこの辺りの名産品の一つで、本来は11月〜3月あたりが
シーズンですが、最近は養殖による安定した供給体制により、一年中、食べられるように
なったという話も聞きます。
「コースのふぐ」とまではいかなくても、「ふぐ飯定食」ぐらいなら食べてみたいかも!!
ということでお願いしました。
じゃーん、これが「ふぐ飯定食」(1,500円)となります。
最初は少し酸味が強いようにも感じたのですが、食べ進んでいくと、ふぐの美味しさが
少しずつ感じられるようになっていきます。身はしっとりと柔らかく、皮はコリコリッとした舌触り。
ご飯の炊き加減もちょうどよく、まさに「小粋などんぶり!」という感じの「ふぐめし」です。
ポン酢に漬け込まれている分、ふぐ本来の繊細な味を楽しむというのは、ちょっと難しいかな。
まぁ、1,500円というお値段なので、このようなものなのかーという感じです。
付け合わせの小鉢も丁寧に作られています。
が、岩牡蠣やお魚系の一品料理やお酒は良心的なプライスで並んでいて、いずれも美味しそうでした。
定食メニューはこのような感じです。
此方のご主人は釣りが趣味らしく、地元の方々と釣ってきたお魚の話題で盛り上がっていました。
シッポリと静かに飲んで食べるなら、此方の方が向かい側のお店よりもオススメかな。
最初から此方に伺えば良かったです。合計で1時間ぐらいロスしてしまいました(汗)。
まぁ、あとはホテルに戻って寝るだけなのですが。。。
敦賀のホテルでは、土曜日なのに「黒革の手帳」と「刑事7人」が放映されていました。
タイムラグがあるのが不思議な感じも。。。
どことなく寂しい雰囲気が漂う街、敦賀でしたが、この「ふぐ飯」は食べたことのないお味で
美味しかったです。
ごちそうさまでした☆
●食事処 建 (TAKESHI)
福井県敦賀市白銀町4-9
0770-25-2276
11:00~14:00、17:00~22:00
火曜休
http://www1.rcn.ne.jp/~watanabe2277/
※看板のふぐ飯は、ご主人が敦賀観光ホテル時代に敦賀商工会議所主催の
「一店逸品」のメニューとして完成させた品。
食事処 建 (ふぐ / 敦賀駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.3
by forestkoro1015
| 2017-08-29 11:19
| 福井関連
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